1978
成田国際空港開港 池袋サンシャイン60完成 TBS「ザ・ベストテン」放送開始 キャンディーズ解散
江川卓「空白の一日」「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」公開 NTV「
24時間テレビ」 放送開始。
25
Culture
Africa Stand Alone
手作り風ジャケットのあまりのお粗末さにブートレグかと思ったり、ジャマイカ盤なので正規盤でもこんなもんかも知れないと思ったりしましたが、当時は何も知らなかったので安かったこともあり他のもののついでに買ったという記憶があります。
"カルチャー"はリードヴォーカルのジョゼフ・ヒルを中心にした3人組。
ウェラーズ、イスラエル・ヴァイブレイション等ルーツ・レゲエには3人組が多いです。
後で知ったのですが、このアルバムはテープを持ち出されて(盗まれて?)勝手にアルバムとして出されたらしいのですが、それでもブートではないようです・・どうもよく分かりません。
前年のファースト・アルバム"Two Sevens Clash"も評価の高いアルバムで私も好きですが(実際に聴いたのはこれより後ですが)"カルチャー"でどれかと言えばこの"Africa Stand Alone"が一番ですし、私の聴いたことのあるレゲエ・アルバムの中でもかなり上位に位置するアルバムであることは間違いありません。
クレジットを信用すれば全曲ジョゼフ・ヒルのオリジナルで、曲の良さもさることながらソウルフルで甘みのあるヴォーカルとコーラス、駆動力を感じさせる演奏陣で特に怒濤のようなA面の5曲に降参です。
(09.08.01)
25
細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
PARAISO(ハライソ)
私の所有のレコードとCDの98%くらいはジャンルを問わず洋楽になります。
残りの2%くらいが邦楽アーティストのものという具合になりますが、案外もらい物も多くて実際に自分でお金を出して買った記憶があるのは、多分4〜5枚じゃないでしょうか。
別に邦楽が嫌いな訳じゃなくて、お金と時間の問題でそこまで手が出ない、ということですね。
この「ハライソ」はちゃんとお金を出して買った貴重な1枚ということになります。
元々"ハッピーエンド"には全く興味はなかったのですが、細野さんのソロは「ホソノハウス」の時から聴いていました。
当時は友達から借りてカセットに録っていましたが、「トロピカル・ダンディー」そして「泰安洋行」とその当時自分が聴いていた音楽と、どんどんかぶってきて遂に「ハライソ」はお買い上げとなりました。
ジャケットも含めて、楽曲(のルーツ)、アレンジ、演奏レベル、ユーモア等当時の他の国内アーティストを圧倒していると思いました。
"小森のオバチャマ・ギャグ"は、さすがにもう笑えませんが、初めて聴いた時は爆笑したものです。
アルバムとしても今聴くと、微妙に古臭い感じが何とも良かったりする不思議なアルバムです。
(08.3.06)

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