1979
三菱銀行人質事件 ソニー"ウォークマン"発売 ジュディ・オング「魅せられて」 桑江知子「私のハートはストップモーション」
アメリカと中国国交樹立 イラン革命 中越戦争 ソ連アフガンに侵攻 スリーマイル島原発事故
26
Tom Dundee
Delicate Balance
この人の詳しいことは分かりません。
何年か前に亡くなっていること(多分バイクの事故)、70年代前半からシカゴのフォークシーンで活動していたようですが、1979年のこのアルバムで遅咲きのデビューだったこと。
シカゴということで、スティーブ・グッドマンやジョン・プラインとも交流があったとか無かったとか・・・ 。
とは言うものの、ちゃんとこうやってアルバム出しているわけだし2000年代に入ってからも(自主っぽいですが)CDを何枚かリリースしているのでホントのマイナー・アーティストということではないみたいです。
70年代末でこのフォーキーなサウンドでデビューとは当時の音楽シーンから見れば無理があるものの、この方にとっては自然な成り行きなんでしょうが当然売れるわけないです。
でも、厳しさを裏に隠した穏やかな感じで聴いていてとても和みます。
売れても売れなくても良心に従ってやっている人は偉いな・・と思います。
(10.6.13)
26
Nick Lowe
Labour of Lust
ニック・ロウのセカンド・ソロですが、ロックとポップスの理想的なバランスと言いましょうか聴けば誰でも知っている"Cruel To Be Kind"(恋するふたり)で幕を開け最高に格好いい"Cracking Up"へと怒濤のポップ・ロック・ワールドが展開します。
ブリンズリー・シュウォーツのあとスティッフのプロデューサーとしてエルビス・コステロを世に出し自身もソロ活動、そう言えばデイヴ・エドモンズとの"ロックパイル"やライ・クーダーなんかとば" Little Village"なんてバンド(プロジェクト?)もありました。
去年(2007年)に新譜も出して、かなり渋い大人のロックを聴かせてくれるなどまだまだ現役で頑張って欲しい人です。
ブリンズリーもそうですが、この人の回りは名盤=宝の山なんですね。
(08.3.02)

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