1967

ミニスカートブーム 「オールナイトニッポン」放送開始 天才バカボン、 あしたのジョー連載開始
欧州共同体(EC)発足 第三次中東戦争 中国初の核実験 野坂昭如「火垂るの墓」で直木賞 GS大ブレーク

 

The Bee Gees
Bee Gees' 1st
音楽を聴くのは好きだけど自分でお金を出してレコードを買う、という観念がまだないというかそんなお金も無い少年時代、洋楽を最も身近にしてくれたのがAMラジオでした。
勉強するふりをしてよく聴いてたなぁ〜といったところですが、そんな67年とか68年頃やたらとラジオでかかっていたのがこの"ビージーズ"でした。
あと、ジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」なんかも耳タコでしたね。
その"ビージーズ"のファースト・アルバムがこれ。
オーストラリア時代にシングルは出していたけれど、多分アルバムは出していないと思うのでこれがオリジナル・ファーストになると思います。
この頃の "ビージーズ"はヒット曲が目白押しで思い付くだけでも「マサチューセッツ」「ホリデー」「ニューヨーク炭坑の悲劇」「ワールド」「ワーズ」「獄中の手紙」等々年がら年中"ビージーズ"がラジオから流れている、といった時代でした。
このファーストには「ホリデー」 「ニューヨーク炭坑の悲劇」そして「トゥ・ラブ・サムバディ」が入っていますが、アルバムとしても全曲ギブ兄弟のオリジナルで当時のサイケでポップな雰囲気も織り込んで、聴き応えのある出来になっています。
で、サイケなジャケットはビートルズの"リボルバー"と同じクラウス・ヴォアマンのデザイン。
そう言えば、この頃の"ビージーズ"は5人組ですね。
ギブ3兄弟の他にドラムともう一人は何だったか忘れました。
70年代末はディスコで空前の大当たりをとっていますので、そのイメージが強い、あるいはそのイメージしかない人もいるかもしれませんが、"ビージーズ"を"アバ"と同列で見ないで下さいね。
(08.3.05)

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