ワールド・ベースボール・クラシック日本が初代優勝 横田早紀江さんブッシュ大統領と面会 北朝鮮ミサイル7発発射
フセイン元大統領の死刑執行 メッカ巡礼将棋倒し345名圧死 北朝鮮核実験
フセイン元大統領の死刑執行 メッカ巡礼将棋倒し345名圧死 北朝鮮核実験
53
After The Rain
この人はローリング・ストーンズがカバーした"Time Is On My Side"で有名でしょうか。
60年代からニューオリンズでアラン・トゥーサン（ナオミ・ネヴィル）の曲とプロデュースでシングルを数枚出したのをはじめ、いくつかのレーベルで活躍しましたが80年代になってからはラウンダー・レコード（独立系大手）から精力的にリリースを続けています。
2005年のハリケーン・カトリーナでは、自宅と自身の店も失いましたが、その直後のこの作品は、一言で言うと「素の魅力」と言いますか最小限のサウンドでじっくり、しっとり、力強く歌っています。
苦難の直後の作品でこんな風合いを出せる「本物」の強さと素晴らしさを感じさせてくれます。
また、最小限のバンドですがソニー・ランドレスのスライド・ギター他バックの好演も光ります。
1曲目の"In the Middle of It All"は、アーサー・アレキサンダーの72年のアルバムからの曲ですが、先のローリング・ストーンズもこの人の最初期の曲をカバーしたりしています。
こうやって、どここかで何かがつながって、それが次につながっていって・・と言う具合にどうにも止まらないわけです。
(2008.3.10)