1994 | |
松本サリン事件 村山内閣発足 プレイステーション発売 ビートたけしミニバイク事故 アイルトン・セナ事故死 金日成主席死去 大江健三郎ノーベル文学賞 向井千秋スペースシャトル搭乗 |
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Jimmy Rogers Blue Bird |
マディー・ウォーターズ・バンドの名サイド・マン。 50年代シカゴ・ブルースの黄金期を支えた名脇役といった方です。 自身でもチェスで何曲も吹き込んでおり、それをまとめたアルバム"Chicago Bound"はシカゴ・ブルースの代表的なもののひとつで、マディー・ウォーターズやハウリン・ウルフのように「こってり・ぎとぎと」ではなく何となく脱力系のヴォーカルが何とも・・ですが、マディー・ウォーターズ・バンドがそのままバックに廻っているだけなので演奏はバッチリです。 "Act Like You Love Me"のリトル・ウォルターなんか最高にかっこいいです・・って"Chicago Bound"の話ばかりになってしまいましたが、この"Blue Bird"もジミー・ロジャースのギターはもちろんブルース・ハープのキャリー・ベルも貫禄のシカゴ・ブルースを聴かせてくれます。 このアルバムは高音質盤をリリースしている"Analogue Production"製。 このフロアーでかけることのできる数少ないブルースのアルバムです。 (11.10.10) |
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Dan Penn Do Right Man |
73年のファースト・アルバム"Nobody's Fool"から21年目のセカンド・アルバムは、ダン・ペン本人によるセルフ・カバー集・・よくやった!よく出した! サウンドも歌も激渋ですが、60年代サザン・ソウルの名曲と本人の歌声は一曲一曲全て宝石のような素晴らしさです。 "Dark End of the Street"の自演というのも話題でしたが、個人的にはアレサの歌った" Do Right Woman, Do Right Man"の自演に完全にやられました。 全て共作ですが、その共作者はスプーナー・オールダム、リック・ホール、チップス・モーマン、ドニー・フリッツ、ボビー・エモンズと頭がクラクラするような人達。 バック・メンバーにはマッスル・ショールズの面々はもちろんアメリカン・スタジオからもレジー・ヤングやボビー・エモンズ、ホーンにはメンフィス・ホーンのウェイン・ジャクソン、コーラスにも"ルブラン&カー"のレニー・ルブランの名前もあります。 "Nobody's Fool"も好きですが、さらにそれの何倍も好きなアルバムです。 この人、フェイムやマッスル・ショールズそしてアメリカン・スタジオでもデモ・テープは自分で歌を吹き込んでいたそうで、とにかくそれを聴いてみたい・・。 そのデモテープ、どこかに流失してないですかね・・と言うか音源があれば正規に出して欲しい! (08.2.28) |
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Primal Scream Give Out But Don't Give Up |
プライマル・スクリームがメンフィスのアーデント・スタジオで、プロデューサーにトム・ダウドを迎えて作った南部臭プンプンのロックン・ロールアルバムといったところでしょうか。 当時、店の後輩がCDでよく聴いていて「なかなか格好いいの〜」と思っていたところ輸入盤屋さんでアナログが出ていたので、ちょっと高かったのですが購入したものです。 ジョージ・クリントンなんかが入っているところはそれっぽいのですが、全体としては「ストーンズが好きなんだねえー」という感じで、私はとても微笑ましく聞いていましたがファンの人には概ね不評だったとも聞いています。 私なんかは、逆にこれの前後のアルバムは無理です。 (08.2.08) |