発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
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■プロローグは二年前から始まった!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/440.html KRELL Evolusionシリーズ↓で披露された“Isis”の魅力から http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/441.html ■そして、フルGOLDMUNDシステム↓で更なる“Isis”の潜在能力が開花する http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/446.html このシステム構成に大いなる刺激と興奮が作用して追随された“あの方”は… http://isis.sc/ TELOS様へのオマージュがこんな↓エピソードにも… http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/518.html その直後にスピーカーセッティングのあり方↓を根本的に見直すことに… http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html この“B-board”の影響↓が再度TELOS様へと逆流した!! http://isis.sc/2007/04/isis_zboardzoethecus.html この余波は他のハルズサークル会員をも大きく刺激して…ぐさっという快感が http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0362.html 数か月の時を経てTELOS様もやはり…ぐさっ!! http://isis.sc/2007/07/_apex_couplers_z-board.html ■しかし、ここの“Isis”はまだ…ぐさっ!!ができないでいたのだが… 2008年3月8日のこと… http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0299.html 二年ぶりに来店された福岡県宮若市 K I 様はMOSQUITO NEOのオーナーであら れるが、ここで同じNEOを聴いてオーダーを頂いたのは、やはり“B-board”!! そして、たまにチェックして頂きたいのがこのページ↓ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html このページの中程にMMW(Metal Matrix Works)シリーズの販売実績カウンター が設置されていますが、二枚/税込み\256,000.と最も高価な“B-board”の 販売数をご覧下さい。そして… http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/540.html 「おー!! B/P/Z-Boardを作るにはこんなに手間ひまがかかっていたとは!!」 と、いうことからも、この試聴室で使いたい“B-board”の生産が中々できな かったものですが、やっと…、やっと入荷したのです!! 心待ちにしていた二セットめの“B-board”をどこに使用するのか!? それはもう心に決めていました!! ◆ “B-board”inspection system Vol.2 ◆ ……………………………………………………………………………… GOLDMUND EIDOS REFERENCE(税別\8,500,000.) http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/eidos_ref.html and TRANSPARENT PLMM+PI8+PIMM(税別\996,000.) http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ GOLDMUND LINEAL DIGITAL CABLE http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/accessories/ ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… GOLDMUND MIMESIS 24ME(税別\5,800,000.) http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/mimesis24.html and TRANSPARENT PLMM+PI8+PIMM(税別\996,000.) http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ GOLDMUND LINEAL DIGITAL CABLE http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/accessories/ ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… GOLDMUND TELOS 2500 (税別\12,300,000.) http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/telos2500.html and TRANSPARENT PIMM+PLMM(税別\606,000.) http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ Stealth Dream Speaker Cable 3.5m (税別\2,258,000.) http://www.stealthaudiocables.com/products/Dream/dream_sp.htm ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… Avalon Acoustics“Isis”(税別\9,220,000.) http://www.ohbashoji.co.jp/products/avalon/isis/ and H.A.L.'s original“B-board”(二枚/税込み\256,000.) http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/B-bord.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html ……………………………………………………………………………… ご覧ください、やっと… “Isis”にレッドカーペットを踏ませることが出来ました!! http://www.dynamicaudio.jp/file/080309/isis_b-board01.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/080309/isis_b-board02.jpg -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 使用前・使用後の比較にはこれまでの“Isis”の試聴で聴きなれた選曲で いつものように“B-board”をインストールする前に聴き込んでおき、同じ ボリューム設定で聴き直していった。 先ずは“Basia”CRUSING FOR BRUSING(EXTENDEDMIX)を再度かけてみて、最初 の打ち込みのパーカッションとドラムが始まった瞬間に私の直感は告げていた!! 「あっ!! タイト!! サンプリング音源のキックドラムの音がなんともキュート に引き締まってる!! これはいい感じだ!!」 この長いイントロから感じられた変化は私の推測をきれいにトレースしており、 エレキベースの重量感、輪郭の描き方、“Isis”の双発ウーファーにしっかり 根が生えたように落ち着き、以前にNEOで体験した“B-board”の効果が瞬時に 聴きとれた!! そして、“Basia”のヴォーカルは鋭さを増すのではなく透明感を増している。 これが“B-board”のいいところ!! 素材として剛性が高く金属質のように鋭利 な鋭さを増量するのではなく、しっくりと落ち着いた質感を中高域に提供して くれるのがMetal Matrix Worksシリーズ素材のいいところ。 透き通るようなヴォーカルが“Isis”のネックの高さに浮かぶ解像度の良さと エコー感の保存性がここまであったかというダイヤモンドトゥイーターの素晴 らしさに聴き惚れてしまった!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 次はマーラー交響曲第一番「巨人」小澤征爾/ボストン交響楽団から第二楽章 をやっぱり聴きたい!! “B-board”使用前にも当然聴いて確認したが、GOLDMUNDと“Isis”のコンビ はオーケストラのステージ感をことさら広大に表現し、音場感は格段に広く 大きいのに楽音の描き方が実に緻密であるのが特徴。 ヴォーカルの定位する高さに澄み渡った空気が広がり、そのステージまでの 距離感が実際のホールでの響き方を絶妙にサポートしてくれる。爽快だ!! “B-board”なんかなくなって、これで十分に素晴らしいじゃないか!! という数分前の記憶がしっかりと私の脳裏に焼き付いているのに、これに勝る ものが本当にあるのか? 今回の“B-board”のセットアップは上記の写真のように、厚みは35mmという “B-board”はご覧のように真紅のフェルトが大変きれいですが、ゴムシート の上に毛足のあるタイルカーペットの上にフェルト面を乗せるとがっちり噛み 合ってしまい殆んど滑らない。 これではポジションの微調整が出来ないので、磨き上げられたMMW素材の黒い 面を下にすると何とか滑らせる事が出来るので重宝する。 ただし、一般的なフローリングの床では当然フェルト面を下にして使用して 頂くことで滑りやすくセッティングもし易いというレポートがあった通り。 だから、今回はいきなり“Isis”のスパイクをぐさっとやっているのだが、 通常のMMW-1またはMMW-2の毛足0.5ミリの黒いフェルトとは違い、私のオリジ ナル“B/P/Z-board”各種の赤いフェルトの1.5ミリという長い毛足に隠れて しまい、スパイクの先端がどのくらい“B-board”に沈み込んで落ち着いたか ということはわからなかった。 しかし、その効果はオーケストラの特に弦楽器群の質感の美しさで、目から できなく耳から感じられた!! 「おー!! いっそうほぐれてる!! しなやかだね〜、滑らかだね〜!!」 “Isis”のミッドハイを司るダイヤモンドとセラミック素材のユニットの連係 は硬質なイメージを感じさせるどころか“B-board”によって足元がしっかり することによって、弦楽器奏者の一人一人の椅子の間隔が広がったかのように 自然な解像度の向上と分離感をいとも簡単に実現してくれた!!これはいい!! 木管楽器がステージのあちら、こちらで短いソロパートを主題のメロディーを 切り分けるようにして分担して演奏するが、その一人ずつの発する余韻感の 滞空時間が長くなっている。こんなところにホール録音の美しさがあり、次に 金管楽器のパートに刺激成分がなく、しっくりと耳に心地いいエネルギーを 空間に漂わせる!! あー!! もう〜!! これは美しいぞ!! (^^ゞ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html この変化のあり方はほとんどここ↑で述べているものと共通する。 NEOのボディーを構成するカーボンとアルミという素材を知った上でトゥイー ターはシルクコアのソフトドームという柔軟性のあるダイヤフラムであるとい うこと。 しかし、“Isis”は全く逆にエンクロージャーをウッドで構成しながらも、 使用しているミッドハイドライバーは剛性の極みと言えるダイヤモンドとセラ ミック素材のダイヤフラムという硬い素材である。 スピーカー設計における素材の選択として対照的な両者であっても、私が志向 する音質的なベクトルには共通項が多く、また両者に与えられた“B-board” の貢献ポイントも近似していると言えるだろう。 容姿外観はクールなNEOに対して、前記リンクのように深紅のカーペットから の照り返しでわずかに“Isis”が上気したように赤みを帯びているが、それは 実は音にも表れているということだろう!! 私がここで演奏するコンポーネントたちには毎年進化してもらいたい!! そんな日々があるからこそ私の感性も成長する。 そして、ここで体験される皆様の感性も!! |
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