No.0559 2013年1月14日
 H.A.L.'s Monitor Report-GLASS CD 東京都町田市 K KU様より


前回の投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0541.html

以前の投稿をご紹介します。歴史がありますね〜!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0514.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0597.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0480.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0433.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0318.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0240.html

過去20年余の間に買い溜めたCDは千枚近くに達しています。
すぐ聴くためよりは、退職後のオーデイオライフのために、蒐集した買い置きです。
積ん読にちなんで言えば積ん聴きとでも言うべきコレクションです。

さて、念願の退職が叶い、これからオーデイオ三昧の生活が楽しめると勇み
立っていたところ、CDの製法に革新が起こり、以前の名演奏の録音が新しい
技術を活用して製造されたCDで再発売され始めました。

SACDハイブリッド盤に始まり、次はCDの材質を改善したSHM盤が続き、更に
追い打ちをかけるシングルレイヤーSACD盤など、手持ちのCDを陳腐化させる
製品が適当なインターバル(?)を置いて次々に発売されるようになりました。

定期購読しているレコード誌などで、既存のCDが新CDとして再発売されるたびに、
比較試聴した諸先生方が…
「音像定位がより明確になった」
「以前より分解能が向上した」
「今まで聴こえなかった音が聴こえるようになった」
「まるで別物!の声続出」
などとご高説を披露されています。

それを読みながら、「一体何遍買い替えさせるつもりなのか」と恨み節を
つぶやきながら、積み重なった買い置きのCDを眺め、ガラパゴス化して行く
ことに複雑な思いを募らせていました。

旧いCDを我慢して聴くか、買い換えるか、と悩める(?)日々を過ごしている
時に、HAL Newsに川又さんがGLASS CDなるものを紹介されている記事を読み、
早速試用してみました。

試聴盤は、日頃聞き慣れて音質をよく記憶している盤で、CD初期盤から最近の
SACDまでの6枚を選びました。 

GLASS処理後5日以上の時間が経過してから再生しました。
CDプレイヤーはESOTERIC P01/D01とG0Rbの組合わせです。

GLASS処理後の再生音に共通する特徴は、以前は聴こえなかった微少なレベル
の音が再生されるようになったことです。

それに因って、楽器の実在感がはっきりしてきます。
まわりの空気感や臨場感が増します。

フォルテの音も筋骨逞しいゴリゴリの音が、実は柔らかい皮膚で覆われて
いることを判らせてくれます。

オリジナルマスターがアナログの場合は、ヒスノイズもはっきりしてきますが、
微少信号をマスクするようなことはありません。

以下に各CDの再生音の変化した状況の印象を述べます。
 
(1)ベートーベン交響曲6番、ワルター指揮コロンビア(35DC 79)。

これは最近再評価されてきたマックルーア監修の最初期盤です。
元気のよい音ですが、少し荒々しい感じもしていましたが、これが変身しました。
例えば、第一楽章の最初の部分での第一バイオリン群のフォルテの合奏が、
鮮明な豊かさで迫ってきます。 

初期盤のあとに出された別人の監修によるリマスター盤を聞いた時の落胆を
埋め合わせて呉れました。
 
(2)ドボルザーク新世界、ケルテス指揮VPO(UCCD-7006)。
 
序奏部分での木管楽器の音が空間にぽっかりと浮かんで目に見えるようです。
テインパ二―の強打の音は、皮の振動板の動きが体に感じられるようです。
 
(3)チャイコフスキーV協、カラヤン、ムター、VPO(419 241-2)。
 
独奏バイオリンが中央に鮮明に浮かんで来ます。伴奏のオケの音が独奏者に
寄り添って柔らかく支えているのが良く分かります。
 
(4)ショパン夜想曲集、マリア J. ピリス(POCG-1986/7)。
 
ピアノの音がホールに響くのは良く聴こえていたのですが、ピアノの中で響くのが
感じられるようになって、楽器の実在感が増して来ました。

夜想曲第一番の最後の音の残響が7秒位続き、それが最後に消える寸前に
ペダルを離す踏み加減の具合のためか、残響音がふっと大きくなってから、
すとんと消えて静粛感に包まれる情景が、より聴こえ易くなってオーデイオ
マニアを泣かせます。
 
(5)モーツアルトP協20番、カーゾン、ブリテン(ESSD90014)。
 
これはESOTERICのSACD特別盤ですが、この第三楽章の最初の部分の第一
ヴァイオリンのフォルテの合奏は非常に強い音で、中高域のスピーカーが
悲鳴を上げていました。

オーデイオ機器のデモにもよく鳴らされますが、最新鋭のスピーカーとアンプ
の組み合わせでも、私の耳には同じように聞こえておりました。
 
これが、音の力強さは変わらないのですが、演奏会の最前列で第一ヴァイオリンの
合奏音を身近に浴びた感じ変わりました。つまり、より生の音に近づいたようです。
 
これは、私個人だけの感慨と思いますが、いままでキツイ音と感じていたものが、
観点が変わって、指揮者のベンジャミン・ブリテンが独奏者のクリフォード・
カーゾンに張り合っているな、ということが判ってきました。
 
つまり、オーデイオ的聴き方が音楽的聴き方に変化したのでしょうか。
音キチで音楽は生半可の私に、演奏家の意図を悟らせてくれました。
 
(6)バッハ、ゴールドベルク変奏曲、グレン・グールド(38DC35)。
 
これも最初期盤です。リマスター盤のBlue-spec CDも所持していますが、
こちらの方が私の好みですので、これをGLASS処理をしました。
 
ちなみに、この曲の石英ガラスCDの制作監修をされた三浦孝仁氏も、いくつか
存在するデジタルマスターの中から、この盤に使用されたデジタルマスターを
選定し、そのもとになったLPレコード(28AC1608)に使用されたデジタルマスター
テープを編集して石英ガラスCDのマスターに使用されたと説明されております。
(STEREO SOUND 184号 428頁)
 
さて、GLASS CD化された音ですが、一段と鮮明化が進み同時に音のふくらみも
増して来ました。レファレンスとしているLPレコードの再生音と殆ど同じになりました。
 
しかし、このCDに関しては、11月のインターナショナルオーデイオショウで
聴いた石英ガラスCDの非常に鮮明な音が記憶に残っていて、もう一度聴いて
みたい気持ちが高まって来ました。
 
以上のGLASS CD化の成果についての私の結論は、微少レベルの音を生き返らせ
ることで、再生音をより生の音に近ずけることにあると思います。

これによってCD初期盤もガラパゴス化せずに現役復活出来ます!!
 
最後になりましたが、このような安価で微少な売上にしかならない品物を、
ウン百万円のオーデイオ機器と同じスペースで詳細に紹介してくださる川又さん
のオーデイオ伝道師としての熱意と良心に満腔の敬意を表明いたします。
 
以上。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
川又より
 
K KU 様ありがとうございました。「オーデイオ伝道師」とは私などには何とも
もったいないお言葉であり恐縮しております。重ねてお礼申し上げます。

しかし、当フロアーの展示商品の価格帯をご存じの皆様は、確かに数百万円の
商品を主に取り扱っている私が時間と手間ヒマかけて\3,650.の商品を何故に
皆様に推薦しているのかという心境を察して頂ければ嬉しく思います。

事あるごとに申し上げていますが、どのようなお値段のオーディオ製品でも、
皆様のペースに合わせてシステム構成をアップグレードしていく事は楽しい
事だと思います。また、その方面の営業的努力をするのも当然のことです。

しかしながら、お求め頂いた製品が皆様にどのような感動を提供しているか、
という実態に迫り、投資効果をなるべく高めるためにはコンポーネントの
潜在能力を引き出す数々のアクセサリーアイテムを同様な力加減で啓蒙して
いくということも重要なことだと考えています。

こんなわずかな投資で音楽鑑賞のレベルアップが出来るのであれば、皆様が
情熱をもって揃えたオーディオシステムによって味わう音質品位が、他の
オーディオショップで同じ商品を購入して事後のアドバイスが何もないという
場合よりも皆様への貢献度が高くなればという願い、そのものでございます。

私は…何も高額品だけを販売しようというセールスマンではありません。
皆様に販売したいのは音楽の感動、ということを目指しています!!

これからも末長くお付き合い頂ければ何よりでございます。そして、K KU 様
のようなお得意様に支えて頂いているということに感謝です!!
最後にもう一度、ありがとうございました。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

H.A.L.'s Recommendation-Optical StabilizerがSACDに新境地を拓く!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/972.html

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只今現在は即納可能でございます。皆様のご注文をお待ちしております!!

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      << H.A.L.'s Original Sale/GLASS CD発注方法 >>

1.GLASS CD 3ml(約50回以上使用可)税込み販売価格 \3,650.

2.GLASS PAPER(100枚入り)税込み販売価格 \2,500.

3.CD WASH(100ml)税込み販売価格 \1,500.

■以上三点をスターターキットとして税込み・送料込で≪\8,000.≫と致します。

★鈴木さんの販売方法では上記商品合計に地域別にヤマトコレクトの代引き
 手数料と送料が含まれます。ただし、1万円以上のお買い上げでは送料なし。

■最初からGLASS CDを複数個ご注文という場合にはスターターキット価格に
 \3,650.を個数分追加した販売価格と致します。1個追加では\11,650.です。

■今後スターターキットよりリピートしてGLASS CDのみ追加でご注文の場合は
 \3,650.×個数となりますが、2個以上まとめて頂ければ送料はサービス致します。
 GLASS CDを1個だけの追加発注では税込み・送料込で\4,000.と致します。

■GLASS PAPERやCD WASHなどの消耗品も上記同様にGLASS CDを含めてのご注文
 金額が\7,000.以上であれば送料サービスとさせて頂きます。

■店頭でのお持ち帰り価格としては上記1.から3.までの単体税込み価格にて
 販売させて頂きます。
★私のデスクのとなりに冷蔵庫がありますのでご安心下さい!

            キーワードはズバリ!!

            「GLASS CDスターターキット発注-webより」

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いずれかのキーワードを件名に貼り付け他の本文を削除し、本文スペースに
署名と商品発送先情報を、GLASS CD追加の場合にはカッコに個数を記入して
下記に送信してください。

         mailto:kawamata@dynamicaudio.jp

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

その上で、お支払いは全て下記の当社口座にお振り込みという方法にて統一
させて頂ければと思います。また、店頭でのみ各種カード決済も可能です。

みずほ銀行(銀行コード0001) 神田支店(支店コード108) 
当座預金 60711 口座名義 株式会社ダイナミックオーディオ

三菱東京UFJ銀行(銀行コード0005) 神田駅前支店(支店コード010)  
当座預金 2029305 口座名義 株式会社ダイナミックオーディオ

*上記のいずれかをご利用下さい。

           << H.A.L.'s Monitor 特典 >>

上記の販売方法にて先ずはGLASS CDをお試し頂きまして、気に入って頂けたと
いう方は冒頭のPAD“SHEER”同様に体験レポートを私にメールにてお送り下さい。

ただし、大変恐縮ながら数秒間で読み終わってしまう文章量ですと不公平に
なりますので、11年前のハルズサークル会員の皆様のようにある程度は読者に
説得力を持てるような内容にてお願いしたいものでございます。<m(__)m>
この点は公明正大にご理解とご協力を頂ければと思います。

■この企画にご協力頂き投稿して頂いた皆様にはもれなく!!
 私からGLASS CDを1個プレゼントさせて頂きます。

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最近は毎日ご注文を頂いております。益々盛り上がって参りました!!
使用された皆様のご感想を楽しみにしております!!

          ★ 只今現在の受注数 ★

■GLASS CD   ⇒ 78個

■GLASS PAPER  ⇒ 52個

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どうですか〜、またまた販売個数を伸ばしています。ハルズサークル特典で
ご感想を頂いた皆様にはプレゼントを用意していますので、ぜひご利用下さい。

投稿も多数頂いておりまして皆様の感動の声をご紹介しています。
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現在は持ち帰り可能ですから、ぜひ皆様もお試しになって頂ければと思います!!

こんな企画を連発しているハルズサークルにどうぞご入会下さい。

HAL's Monitor Report