No.0556 2012年12月8日 H.A.L.'s Monitor Report-GLASS CD 埼玉県川口市 LUX FAN様より Vol.8「クリスタルー…!!」 埼玉県川口市 LUX FAN 様より 埼玉県川口市(茨城県笠間市)LUX FAN 様-H.A.L.'s 訪問記 Vol.30「熟成したStradivari Homageの魅力をSONYが引き出した!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0030.html 前回の投稿をご紹介致します。 「Sonusfaber Stradivari Homage導入顛末記!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0587.html これまでの投稿をご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0582.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0526.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0319.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0303.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0245.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0189.html お待たせしました! GLASS CDの使用感を書かせて頂きます。 1.はじめに 川又さんからGLASS CDを購入して1ヶ月間何もしないで、部屋に置いておきました。 これには2つの理由があります。 一つは、ぜひアップグレードした第一システムで聴いてみたかったからです。 第一システムは以前川又さんにサウンドチェックしていただいた茨城の方に ありますので、そうすぐには行けません。 二つ目は仕事上のことで、11月が決算月となるため、音楽を聴いている余裕も なく働いていたためです。ここら辺のことは川又さんもよ〜くご存じですよね。 さて、一つ目の理由の背景ですが、昨年5月サウンドチェックを頂いて川又さんからは 「得られる環境の中で各コンポーネントの持ち味を生かしており、問題はない」 とお墨付きを頂いたにもかかわらず、私の求める理想の音を目指して更に SACDプレイヤー「P-03/D-03」の購入、続いてルビジュームクロック「G-0Rb」の 導入をしました。 しかし、期待が大きすぎたためか、良い変化は認められるものの期待したほど の効果は得られませんでした。そこで今回新しく設置する電源波形改善装置を 導入した最強の環境でGLASS CDの使用感をチェックしてみようとしたわけです。 これが、後々問題となってきます。 2.チェックポイントと方法 2.1チェックポイント 今回は既に皆さんが色々とチェックされ、それぞれの感想を書かれていますので 違う観点からみてみたいと思います。 一つはプレーヤーのメカの違いによる差は効果に影響するのか? 二つめは年式による違いはでるのか? 要するに、古いCDプレーヤーでも効果があるのか? というのも、GLASS CDによる音質改善に影響を及ぼすのはディスクの表面を 均一にし、レーザー光線の乱反射を防ぐ効果(メーカーコメント)、一方、 川又さんはそれの影響もあるがGLASS CDを"Optical Stabilizer"と称して いるように、メカの光ピックアップサーボシステムに与える安定性への影響が大き いとしています。 従って、今回サーボ量に影響を与えるメカの違いの比較を中心に行ってみます。 2.2チェック方法 まず、同じCD/SACDを探し出しました。 使用したCD → http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/disk.jpg ・マーラ「交響曲第2番(復活)」小澤 征爾、サイトウキネンオーケストラ (CD) ・「impression 」諏訪内 晶子:バイオリンとピアノ (CD) ・「アメージング・グレース」ティファニー:ボーカル (SACD) 次に、1枚にはGLASS CD、一方は未処理とし、最終的にこの2枚の比較をして いくわけですが、更に詳細に検討するために次のようにしてみました。 1.両方とも、未処理のものを聴く 2.一方に、CD WASH液で処理し、この影響を未処理と比較して聴く 3.CD WASH液で処理したものに、GLASS CD液を2滴たらして磨き、未処理と比較して聴く。 2.3試聴システム (1)P-03→D-03→TA-ER1→TA-NR10→Stradivari Homage http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/sys1_sys3.jpg (2)SCD-1→C-10II→B-10→SS-1ED http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/sys2.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/SCD-1.jpg (3)CDP-R10→DAS-R10→TA-ER1→TA-NR10→Stradivari Homage http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/CDP-R10_DAS-R10.jpg システムやプレーヤーが同じでないので、厳密な比較にはなりませんが、 チェックポイントの「プレーヤーのメカの違いによる差は効果に影響するのか?」 は(1)と(2)にて比較。 一方、「年式による違いはでるのか?」は(1)と(3)の12年差で比較するにしました。 ■プレーヤーの特徴 P-03はターンテーブルを備え、CDをターンテーブルに密着させ、ターンテーブル とともに回転させることによってCDの面ブレを防ぎます。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/P03_G0Rb.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/D03.jpg 一方、読み取りをするピックアップは正確にディスクのピットをピックアップ の中心部をとらえるように、常にスレッド送りされる機構となっています。 SCD-1はP-03のようなターンテーブルは持ちません。従って、面ブレが起こり サーボ量に影響を与えると考えました。光学系固定方式のメカニズムを持ち、 外部振動の影響を受けやすい軽量なピックアップブロックは固定され、重量の あるCDブロックの方を動かすメカニズムを備え、このスレッド送りはP-03と 違って常に動いているわけではなく間欠的に動きます。 CDP-R10はターンテーブルを備え、光学系固定方式のメカニズムを持ちます。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20121202/CDP-R10_DAS-R10.jpg 従って、P-03とメカが近似しており、サーボ量の影響も大きな差はないものと 判断して、年式の違いをみることができるとしました。 3.試聴 3.1未処理のディスク まず、(1)のシステムで聴きます。 「おっと、やってしまいました!」 分析型のP03/D03に更にルビジュームクロック、電源波形改善装置まで入れた このシステムは敏感でCDの版の違いまで明らかにします。 「何で、こちらの方が大きな音がするの?」 「何で、この環境音の聞こえ方が違うの?」 一方、(2)(3)のシステムではほとんど違いがわかりません。 もともと違う音質の2枚のCDで比較になるのか…? そんなに厳密な比較ではないし、また、今更戻れないので強行することにしました。 3.2 CD WASH液で処理の影響 (1)のシステムで聴きます。 CD WASH液で処理はGLASS CD液を処理する前に、ディスク面をきれいにする ことが目的と思われますが、油分がとれてかなりきれいにするのか、磨き始めて 少しすると摩擦で拭きにくくなります。 これはSACDディスクに比べてCDディスクの方に顕著でした。アルコールと 水だけではなく魔法の成分が入っているのでしょうか? 肝心の音への影響ですが、GLASS CD処理していないにもかかわらず、GLASS CD を予感させる音の変化が現れます。 オーケストラでは背景に響くホルンの音が明確になりました。 微弱な音がクリアーになりホールで聴いているような雰囲気がより増します。 バイオリンとピアノでは1音1音がクリアーに聞えます。 その他、きれい、やわらかいという言葉が続きます。 ボーカルでは処理前まで聞こえにくかった、息継ぎの音がはっきりと聞こえるように なりました。 3.3 GLASS CD液の処理の影響 GLASS CD液の容器に綿状のものが浮遊していたので、説明書通り強く振りましたが、 溶けることはなく心配していましたが、問題なく効果はあったようです。 冷蔵保存の方が良かったかな? また、液体の臭いはきつく、この季節によく使う灯油のにおいがしていました。 処理後は揮発してしまいますので、CDが臭くなることはありません。 (1)システム オーケストラではホールが広がったように聞えます。これはCD WASH処理後に みられた楽器の音だけでなく、ホールの壁に反射する音までもクリアーに聞こ えるということでしょう。 第5楽章を聴いていますが出だしの大太鼓、ティンパニー、シンバル等が一斉 に鳴り響く全奏部分もニゴリが減ってクリアーに聞えます。 左からホルン、右からクラリネットのそれぞれの独奏の音が明確に、消え入る まで長く明確に聞えます。 バイオリンとピアノでは雑音がまとわりつかずクリアーに聞えます。 聴いている曲はバイオリン協奏曲でバイオリンが主体のはずですが、ピアノに 対する影響が大きく、ピアノが目立つようになりました。 ボーカルは高域がきれいに伸びきります。余韻もきれいに聞えます。 中心に人がいてそこから音が拡散していく様子がはっきりとわかります。 GLASS CDは音にまつわりつく雑音を整理し、分解能を上げます。 特に、高域への影響が大きく感じられました。 この様は、このタイトルどおり、「クリスタル…!」です。 (2)のシステム オーケストラではP-03に比べ、少し団子状になっているが、高域は伸びている ので、シンバルがより目立つ。ホールの大きさがP-03に比べて、狭くなるが、 ホルンの余韻が長くたなびくことには変わりない。 クラリネットも遠くからクリアーに聴こえる。 バイオリンとピアノではバイオリンはきれいに広がり、余分な音がまとわりつかない。 ピアノはきれいに聴こえ、やはり良い。 ボーカルは息継ぎ音が目立つようになる。高域が伸びて、声の実態感が増す。 このシステムは高域が得意なスピーカーの影響もあると思いますが、低域の 雰囲気より高域への影響が明確にでました。(1)のシステムに比べて、音の 分離感、クリアーさは劣るようですが、共通した変化は認められます。 (3)のシステム オーケストラではP-03やSCD-1に比べ、さらに団子状になっているが、ホルン の減弱していく様子はわかる。バイオリンとピアノではバイオリンは余韻が きれい。ピアノのくっきり感はわかる。ボーカルは息継ぎ音やリップ音がわかる。 4.結論 ・「プレーヤーのメカの違いによる差は効果に影響するのか?」たぶん「Yes」 ・「年式による違いはでるのか?」明らかに「Yes」 以上から、新しいプレーヤーほど、また厳密に調整されたシステムほどGLASS CD の影響が明確でます。一方、10年以上前のプレーヤーでも処理の違いはわかります。 個人的には高域の伸びが足らないと思っていた(1)システムにGLASS CD処理 することによってそれがもたらせるので、GLASS CDはもう手放せないですね!! 本日のメルマガを見て思い出しました。 感想文に出てくるシステム(1)には、川又さんから購入したAiTEC Λ5.35を パワーアンプの電源を取っているコンセントにつないでいます。 この影響もあったかな? そして、言い忘れたこと。 GLASS CDをCDのエッジに塗ると更によくなるような印象でした。 「最後のひと塗り」が決め手です。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より LUX FAN 様ありがとうございました。喜んで頂いて何よりでした。日頃から このフロアーやマラソン試聴会で耳を鍛えてこられたLUX FAN 様ですから、 やはり分析的に聴かれてしまったようです。 最後のひと塗りでディスクのエッジに塗るというのは初耳でした。他の皆様も ぜひ試してみてはいかがでしょうか。以前にディスクのエッジをカットする 製品をプロモーションしたことがありましたが、原理としては理解出来ます。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/csi.html 皆様の財産である多数のディスクが「クリスタルー…!!」になって音質向上に 貢献できたのであれば何よりでした。他の皆様の体験談もお待ちしております!! H.A.L.'s Recommendation-Optical StabilizerがSACDに新境地を拓く!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/972.html さて、実は昨日も今日もGLASS CDを求めにご来店されたお客様が続いています。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/964.html ★ 只今現在の受注数 ★ ■GLASS CD ⇒ 63個 ■GLASS PAPER ⇒ 46個 ■CD WASH ⇒ 46個 どうですか〜、またまた販売個数を伸ばしています。ハルズサークル特典で ご感想を頂いた皆様にはプレゼントを用意していますので、ぜひご利用下さい。 既に6件の投稿も頂いておりまして皆様の感動の声をご紹介しています。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni.html 現在は持ち帰り可能ですから、ぜひ皆様もお試しになって頂ければと思います!! |