《 H.A.L.'s Monitor Report-Black Ravioli!! 》
No.0534 - 2011/9/25 Vol.3「Black Ravioliを外すと、ある音が消えると表現したくなります!!」 名古屋市 T.I 様より 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0502.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0367.html 以前の投稿をご紹介します。歴史が感じられますね〜(^^ゞ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0302.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0254.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0095.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0097.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0025.html ダイナミックオーディオ5555 川又様 お世話になります、名古屋のT.I です。 先日は試聴の件、ありがとうございます。 Black Ravioliのセッティングを確認でき、また導入の決心がついてよかったです。 川又さんのしているBF-3斜め置きはとても参考になりました。 今日、サイズを確認した結果、BF-2を4個追加で注文します。 それではここで、宿題のBlack Ravioliの全体的な感想を述べさせて頂きます。 私は、まず、何を目的としてBlack Ravioliを導入しようと思ったかというと、 Jeff Rowland Model 12の電源部の上に増幅部を直に載せたくなかった、つまり、 増幅部を電源部からアイソレーションしたかったのです。 従来の方法で一番手っ取り早いのはJS32のスパイクを使うことと思うのですが、 この場合、スパイクによる傷の恐れが大いにあります。 理想的には、別の戸棚を導入ことですがやや煩雑でしょう。 傷の恐れのない柔らかい素材を仲介させて電源部の上に増幅部を載せる。 これに丁度最適と思われたのがBlack Ravioliだったのです。 実は、アンダンテラルゴさんの、リジットタワーの導入を一時期考えていて、 しかし、やや高価x2(モノラルなので)であきらめたところ、そのホームページ の隣にBlack Ravioliの紹介がしてあり、その上、川又さんの推薦で試してみ たいとお願いしたわけです。 まず、私がお借りしたのはBF-3、2つとBF-1、4つです。 これはModel 12がモノラルパワーアンプだからです。 当然、電源部の上にBF-3、1つとBF-1、2つを置いて、増幅部をその上に置きました。 ちなみに、電源部はJS32のスパイクを使い、御影石の上に置いています。 設置してみて、BF-3>BF-2>BF-1と効果が高いということはすぐ分かりました。 BF-3>BF-1で明らかに安定度が高いのです。 BF-3は背面よりにおいたのですが安定しやすい。 一方でBF-1はややずれやすいのです。 正方形よりもある程度縦横比ある方が安定しやすいのだと思います。 ただ、BF-4?になってしまうと、たぶん横に倒れやすかったりしそうなので、 BF-3、BF-2がバランスがよいのではないかと推察しました。 また、使い勝手という面でこの手のインシュレーターでは安定性はとても重要 なポイントと思います。安定性が悪いとついつい外したくなります。 その点、BF-3、BF-2は2重丸です。 実際の音についてですが、表現がやや難しいのですが、まず個々の音の数が 増えるようで、Black Ravioliをはずすと、ある音が消える、と表現したくなります。 音の切れが鈍る、余韻が減る感じもします。Black Ravioliを使うと、機械が 作っているノイズが減り、そう、全体にとても静かになり、録音に入っている バックのノイズがよくわかるようになるかんじでしょうか。 実は、Black Ravioliをいきなり使ってしまうと何がよくなったのか良く分か りませんでした。外すと効果がよく分かりました。 私が愛用している、SAPのRelaxaは使いましたよいうことがわかる、私が好ま しいと感じる、明らかなRelaxaの音というのがあると思います。 恐らく、Black Ravioliの方が私にとってはよりノンカラーレーションという ことでしょうか。 自宅試聴期間中に、HALを訪問する機会があり、ESOTERIC I-03 とK-03でも 確認しました。HALではBF-3、3つづつ使用していたためでしょうか、より効果 が明らかに高いようでした。BF-3斜め置きはとても参考になりました。 ということで、私は、今回はBF-3、2つとBF-2、4つを導入することにいたしました。 川又さんからは、電源部に使う方がより効果が高いだろうと御助言を頂きまし たが、私の余暇の時間と体力と金力?から今後の課題とさせていただきます。 実は、今回のHALの訪問は1つ心配がありました。 それは、最近川又さんおすすめのMORDANT-SHORT Performance6 & ESOTERICに、 うちのNEOがあっさり負けてしまうこと。 それじゃあ僕が数年にわたって暖めていたNEOへのあこがれと愛情がパーに なってしまうじゃないかと。しかし、よかったです。 川又さんには申し訳ありませんが、僕はNEOを愛しています。 Black Ravioliでまた愛情が深まりそうです。 ただ、NEOがHALの頃の音ではなく、当家の音になっていることも分かりました。 HALは音がいいなあと改めて思いました。 Black Ravioliの試聴で後回しになっていた、Z-boardの設置をこれからする 予定です。少し、HALの頃の音に近づくかもと思っています。 これからもよろしくお願いいたします。 それでは失礼いたします。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T.I 様ありがとうございました。先にスピーカーに関してコメントさせて頂き ますが、確かに Performance6 を私は推薦しておりますが、それは他社スピー カーと比較してどうか? という発想ではなく、Performance6そのものに感じる 魅力があるということなのです。 NEOのプライスは480万円、そして Performance6は65万円。この現実を考えて 私は過去に推薦してきたスピーカーたちを凌ぐというような発言はしておりません。 どうぞ固有種としての Performance6の魅力にご注文頂きたいものです。 大変ありがたいもので、私が Performance6を推薦するようになってから、 現在までに8セットの販売実績となりました。ありがとうございました。 さて、本題ですがBlack Ravioliはお陰様でモニターレポートは集まらなくとも 販売実績は伸びておりまして、BFシリーズ合計で67個の販売、金額的にも 225万円の実績となりまして更に記録は伸び続けております。 音は分かったから注文するよ、というお客様があとを絶たず、モニターレポート の投稿は少数なのですが、それ以上に実際に使用された皆様からの受注が大変 多いのも特徴なのです。さあ、皆様もお試しになる価値ありということで ぜひハルズサークルに入会してからモニター企画をご利用下さいませ!! |