《H.A.L.'s Monitor Report-Viard audiodesign》
No.0512 - 2010/12/28
横浜市 T.S様より
Vol.2「個人的にはMITよりもこちらのほうが好きな音でした!!」 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0353.html これまでの投稿をご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.co.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0320.html http://www.dynamicaudio.co.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0300.html http://www.dynamicaudio.co.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0290.html http://www.dynamicaudio.co.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0258.html 川又様 Viard audiodesign ■Balanced Line (XLR)の感想を送ります。 まず、我が家のラインアップですが、以下のようになっています。 CD :リンデマン820 アナログ :トーレンス プレステッジ アーム グラハムエンジニアリング2.2 カートリッジ オルトフォン ジュビリー フォノイコライザーアンプ:FM222MKII プリアンプ :FM255 チャンネルデバイダー :FM332 パワーアンプ :FM411(高域) FM30B(低域) スピーカー :JBL S9500 でマルチにして聞いています。 ほとんどジャズしか聞かず、所有ソフトはレコード7にCD1という比率です。 今回は借りたケーブルの長さとつなぎ換えの労力を考えてCDプレイヤーと プリアンプの間に使用しました。 現在使用しているケーブルはMITのマグナム(CDとプリアンプの間だけです) なので、値段的には比較するのがかわいそうと言って良いほどこちらの方が 安いケーブルです。 まず、ケーブルが柔らかくて引き回しや接続が楽なのにびっくりしました。 一番数多く使用しているのがNBSですが、これは固く長さにかなりの余裕が ないと接続に苦労していたので、今回は楽でした。 聴いたソフトはジャズのCDで 鈴木 勲 「ブローアップ」(スリーブラインドマイス)と ケニーバロン「ザ・モーメント」(レゼボア)です。 聴いた第一印象は、響きの良いケーブルということです。 鈴木勲のベースの響きがクリアで余韻がすごくきれいに消えていきます。 シンバルの音やドラムの音も響きが良く、全体にクリアであることに特徴が あるように思います。ケニーバロンのピアノの音もクリアで、良く響きが出て いました。 MBSだと中低域に厚みがある感じで、そこがジャズっぽくて好きなのですが、 長さの関係で(中古で出物があったので)MITを買って付けたときには、 少しクールな感じがして最初に違和感を感じたことを覚えています。 それらに比較して、今回借りたケーブルは一言で言うと癖が無くて素直です。 音がクリアで、音楽の中に含まれている響きがそのまま出てくる感じがします。 MITの半分以下、NBSの5分の1以下という値段を考えると、そのまま 比較するのはかわいそうな気がします。ほとんど好みのレベルでの違いのよう にも思いますが、個人的にはMITよりもこちらのほうが好きな音でした。 以上 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T.S様ありがとうございました。気に入って頂けた様子で何よりでした。 そうなんです!! このケーブルは価格帯費で見ると素晴らしいのです。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/778.html 私は過去にも高価で素晴らしいケーブルをいくつもご紹介してきましたが、 音質を追求する姿勢は今後とも変わりないのですが、そこに費用対効果という 概念を持ち込むと異色なケーブルと言えるのです。 ハルズサークルの皆様の何かでも高価なケーブルを多数使用していらっしゃる 方も多いものですが、まだそれほどケーブルに関心を持たれていない方には 入門クラスの価格で上級のパフォーマンスということで推薦していきましょう。 現実的にここで採用しているということが私の推薦の根拠ということで、更に 多くの皆様にモニターして頂ければと願っております。よろしくお願い致します。 |