《Acoustic System-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0405 - 2007/10/24

京都府宇治市 T H 様

■かつてない“Hard to Believe”なアイテムをハルズサークルが斬る!!■

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/535.html

この企画ではさすがのH.A.L.も試聴室の性格から検証できないAcoustic Systemを
ハルズサークルの皆様にお試し頂こうというもので、ご応募頂いた<グループA>の
皆様へ納品させて頂いたものでした。

その第一号のレポートを私も興味深く拝見したものです!!
本当か!?と信じられないようなルームアコースティック・チューニングデバイスを
ハルズサークルの皆様は果たしてどのように評価されたのでしょうか!?

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

Vol.1「さて肝心の音です。正直、驚きです。激変です!!」

京都府宇治市 T H 様より

前回の投稿をご紹介させて頂きます。ご夫妻の写真付きレポートでした。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0298.html
そして、Cardas Myrtlewood Blockでも投稿を頂いておりました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0380.html

こんばんは。
感激の思いで、メールします。

昨日、Acoustic Systemが届きました。
可愛いですね。びっくりしました。想像を絶する可愛さです。

前回のCardas Myrtlewood Blockの時も意表をつかれましたが、今回も「あれ?
これがそうなの?」っというのが第一声でした。結構、不安でした。

さて、試聴ですが、仕事がたて込んでいることもあって、昨日は机に置いたまま
でした。

今日も仕事に取り掛かっていたのですが、やはりこの可愛いAcoustic Systemが
気になり始め、結局、早速壁面にあれこれ取り付けてみました。こうなるともう
止まりません。

           ☆           ☆

参考までに、私のシステムは、
 Master Clock Generator:G-03X 【ESOTERIC】
     ↓
JORMA DIGITAL/BNC
     ↓
CDプレイヤー: X−01Limited【ESOTERIC】
     ↓
XLR/F-XLR/M   REV. B  SIG 「ミズノセイ」(プラズマ)
     ↓
プリメインアンプ :  KAV−300iL【クレル】
     ↓
BIW ; SPA-SPA    REV. B  SIG  「ミズノセイ」(プラズマ)
     ↓
スピーカー   : エレクタアマトールII【ソナスファベール】
というものです。

           ☆           ☆

壁面の取り付けはいろいろ試行錯誤した結果、正面に≪Basic≫ 、向かって左SP
の斜め後方に≪Silver≫という変則的な配置が、私の部屋に関しては一番効果が
ありました。

多分、これは私の部屋の形状のためだと思うのですが、どうしても左SPに置かな
いと音の空間的な広がりに欠けてしまいました。

さて肝心の音です。
正直、驚きです。激変です!!

私の部屋に合っていたのかもしれません。

はじめに、最近毎日のように聴くキャサリン・ジェンキンスのボーカルを聞きました。

このCDは今まではほとんどBGMのように聴いていたのですが、今日は聴いた
途端、背筋に電流が流れました。

なんというリアルで豊かな空気感、そしてホールの響きでしょう。
ボーカルの肉感的な存在感がせまってきました。

また、古いCDですが、これも私のお気に入りのサンソン・フランソワのショパン
のノックターン集をかけました。

タッチの変化がはっきりと伝わるのです。
打鍵の微妙な感触や、打鍵の様子がホールの響きとともに手に取るように分かります。

ですからフランソワの表現しようとする曲想が実にダイレクトに、そしてやはり
キャサリン・ジェンキンスの場合と同様に、存在感を伴って、つまり演奏者の気配
と共に伝わってくるのです。

アンサンブルも聴いてみようと思いました。
シンプリー・バロックです。これもおなじみのCDですが、もうごきげんです。

リズムが生きています。各楽器の動きが明解ですし、アンサンブルのバランス、
楽器の余韻もよくわかります。大変その余韻が魅力的です。

オーケストラ曲は、今日は、バーンスタインの「悲愴」を聞いてみました。
弦楽器の合奏が美しくホールに響きます。

と共にステージの広がり感が実に自然な感覚で表現でき、サウンドが実際のコン
サートホールの響き感じました。

各楽器についても音色が生き生きとして、よく整理されて聞こえてきます。
このアクセサリーがAcoustic Systemという名前である理由があらためて分かるよ
うな気がしました。たいしたものです。

今日は、あまりの感激に家内を呼んで一緒に聴きました。
家内も思わず納得の様子で、「ほんまやね」というのが結果でした。
家内が言うのですから、まず間違いないでしょう!

大袈裟かもしれませんが、一言で言えば、スピーカーが進化しました。
こんなことってあるんですね。
CDを聴くのが、またまた楽しみになってきました。

川又店長には素敵なアクセサリーを紹介していただいて有難うございました。
感謝です。

とにかく、一刻も早く店長に感激の感想をお知らせしたくてメールさせていただきま
した。
とり急ぎ、お礼まで。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T H 様ありがとうございました。そうでしたか〜、それほどいけましたか〜!!
何といっても、あんな小さいものがルームアコースティックにどれほどの影響を
もたらすのか、私がチェック出来ないだけに皆様の評価がどのようになるのか心配
ではありましたが、それほど気に入って頂けるとは本当に何よりでした。

<グループB>はまだ成立しておりませんが、本企画は今後も継続して行こうと思い
ます。詳しくは、2007.8.25配信のNo.1569をご覧下さい。よろしくお願い致します。

他の<グループA>の皆様からのレポートもお待ちしております!!

そして、このような企画に参加したい方は先ずハルズサークルのご入会を!!


HAL's Monitor Report