《B-Board-H.A.L.'s Monitor Report》
No.0395 - 2007/9/5
宮崎県延岡市 T H 様より Vol.20「B-board導入記というよりはStradivariが化けたというお話!!」 これまでの投稿をご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0322.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0319.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0198.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0297.html 川又利明様 前略 いつもお世話になります。 今回はB-board導入記というよりはStradivariが化けたというお話です。 No.1554の冒頭で川又さんが「B-boardによりHALのNEOの音が発売以来3年の歴史の 中で最高になった。」またその後の配信でも「NEOの音が良くなった」と繰り返し 述べていますが、私にはその気持ちが何となくわかる気がします。そう実は我家の StradivariもHALレベルとはいきませんが、過去最高の音質に豹変したからです。 ここのところ私もちょっとしたBoard syndromeというか、B-boardと相前後して 1枚のMMW−1、4枚のz-boardを導入しています。 これらのBoardを前段用のPS−1500やG-0Rbなどに使用しているので、今はこれらの トータルの音の変化を楽しんでいるところです。 そうそうCardasのwood blockもあなどれない貢献をしています。 しかし圧巻はやはりB-boardの導入でした。 先日、dCS Scarlattiを聴きにHALにおじゃました時、川又さんより「このboardは 低域が締まる」とお聞きしていましたが、B-board導入直後の第一印象は低域より も圧倒的なSN感の向上でした。 微細な雑音がとれたのでしょうか、音の粒立ち、透明感がぐっと増し、余韻の美し さ、 その後の静寂…。 一聴して明らかにこれは単なるキャラクターの変化ではなくクオリティの向上だと 確信できました。 しばらく聴き込むと三次元的な音の定位も気持ち悪いぐらいきまっています。 そして期待の低域ですが、確かにあいまいさが減り、低音楽器の分離、定位がはっき りし、そしてはじめて低音の輪郭という言葉の意味が、この音を聴いて理解できま した。「それを低域が締まるというのだ」とまた川又さんに言われそうですが…。 それにしても我家のStradivariにこれ程の潜在能力があったとは。 驚きとともに大きな喜びです。 Stradivariは鳴らすのが難しいスピーカーと言われています。 その難しさをB-boardが多少とも取り払ってくれたのは感謝、感謝です。 古い話で恐縮ですが、2004年6月に川又さんがHAL's BriefNewsでStradivariに対し 「将来、これを聴くために家路につく人々はどんなに幸福になることだろう」と 名言を残していますが、ようやく私も少し幸せ者になれそうです。 ただ今年は何度かHALを訪れましたが、行くたびに気になる存在がIsisでした。 今回のStradivariの大化けで当分は無理してIsisまでいかなくてもいいかという 気になってきました。 この心の平穏を持続させるためにも、また変な気をおこさせないためにも、HALの IsisにだけはB-boardを使用しないでほしいものです。 PS.1 KKV order、すごく音の良いCDですね。地方でこのようなCDを入手できるチャンス はまずなく、このような企画は「地域間隔差解消」のためにも、機会があればまた 実施していただきたいと思います。 PS.2 HAL'Sparty2007、せっかくお誘いをいただきましたが、やはり当日は所用のため 出席できそうにありません。本来なら「いざ鎌倉」とばかりはせ参るのですが、 残念です。盛会となることを祈念いたしております。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T H 様ありがとうございました。期待以上の成果ということで私もうれしく思いま す。 本当にNEOの質感の変化と言ったら、今までにない変化の方向性です。ケーブルを 変えた、電源を変えた、あるいはコンポーネントを変えた、という変化はスピーカー にとってはまだ表層部分の変化であり、根源的なスピーカーのセッティングによって これほど質感の充実というか、スピーカーの体質改善が顕著な音質向上として表れる ということを私も想像していなかったものです。 とにかく“B-board”を敷くだけでスピーカーの姿勢が良くなったように音像の 再現性が鮮明になり、同時に音場感を拡大していく変化の有様を皆様にも体験して 頂ければと願っているものです。 しかし、先日の配信でも述べましたように“B-board”の製品としての背景から ハルズモニターの実施対象からは外れてしまいましたが、ここは皆様の思い切った ご英断に期待していきたいと思っています。よろしくお願い致します。<m(__)m> |