《“久しぶりのPEIP体験”H.A.L.'s Monitor Report》
No.0377 - 2007/8/7
兵庫県神戸市東灘区 T.Y 様より 「一度いい音で聴いてしまうと、もう戻せないですからねー」 川又 様 遅くなりましたが、ACケーブルのレポートをさせて頂きます。 今回は、ESOTERIC 7N-PC9100を、PREと、PLAYERに導入しようと思い、7N-PC9100を 2本、比較試聴用として、TRANSPARENT PLMMを2本お借り致しました。 システムは、GOLDMUND 19-2ch、27.3ME、18.4ME を使用しております。 7N-PC9100を、PRE、PLAYERに繋いだときは、確かにスピード感があり、澄んだきれ いな音が、素早く入ってくるのですが、高音が、少しきつく、研ぎ澄まされすぎて いるように感じました。 試聴用として聴いた、アンナ・ナトレプコの高音が、少し耳について、うるさく 感じてしまいました。 また、弦楽器の音が、線が細くなってしまうのも、ちょっと私には、合わないと 感じました。 次に比較用としてお借りしたPLMMをPRE、PLAYERに繋いでみると、これはとても 柔らかく、弦楽器の内に響く音が綺麗に出るので聴き心地がとっても良くなりまし た。 ただ、ヴォーカルのリアルさが、少し弱くなり、そこにエコーが利くのも気になる ところでした。 うーん、これは、ケーブルの特徴が、見事に出てしまってなかなかやっかいだなー。 この際、お借りしたケーブルを全部使って、どの組み合わせがよいか、徹底的に 試してみることにしました。 試行錯誤の結果、以下の組み合わせにしたとたん、全ての気になる点が、解決され、 うっとりとして聴き入ってしまうような音が出てきました。 電源タップに7N-PC9100、PREに7N-PC9100、PLAYER、POWの片方にPLMM。 ネトレプコの声に、艶が出て、みずみずしく潤ってる。 アンネ・ゾフィー・ムターのヴァイオリンの響きが、美しく、厚みが出て何とも 言えない落ち着きが出る。 モーツアルトのピアノ協奏曲のピアノは、跳ねるように踊っている。フルートと ハープのための協奏曲では、ハープの音色が、一音一音がとっても美しく響き渡る。 といった具合に、次から次へといろいろなジャンルのCDを聴きたくなって、 その度に、その音色を聴き入ってしまうようなりました。 早速、川又さんに連絡を入れ、報告したところ、 『一度いい音で聴いてしまうと、もう戻せないですからねー。』 確かに、その通りです。 注文してしまいました。 ご厚意により、結局、品物が、納品されるまで、ケーブルをお借りしてました。 今回は、本当にありがとうございました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T.Y 様ありがとうございました。結果的にモニター貸し出しで各社4本をお送り しましたが、ご注文は何と計5本となってしまいましたね〜(^^ゞ 「もう元には戻れない症候群」は電源ケーブルでもありますし、各種ボードでも あります。そして、T.Y 様にお求め頂いた各社電源ケーブルに例のWood Blockを 使うとどうなるのか!? またまた気になる新着レポートが続きます^_^; う〜ん、オーディオはエンドレス!!だから面白い!!いや、大変だ…なのかも(笑) |