《Cardas Myrtlewood Block-H.A.L.'s Monitor Report》
No.0375 - 2007/8/5
三重県四日市市 T I 様より Vol.10「おおっ!ここまで高解像度の音は我が家歴初だぞ!!」 前回の投稿をご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0304.html 今朝方、お願いしていましたCardas Myrtlewood Block(以下ブロック)が2セット 届きましたので、早速使用開始です。 その第一印象(といっても4時間ほど聴き続けましたが)を報告します。 実は私の使い方は他の方々とチョッと異なるかもしれません。と言いますのは、 (もちろんSPケーブルやインタコもブロックにに乗っけますが、)最も乗っけ たかったのが電源プラグだからなのです。 私は某ショップ製3000VAのダウン&アイソレーション・トランスを使用して いるのですが、設置場所がやや高い位置なので、全体に重い電源ケーブルや真ん中 にタラコのでかいのをくっ付けた電源ケーブル(例のアレです・笑)などは、コン セントにぶら下がるような感じになってしまうのです。 そうなるとトランスのコンセントと電源コードのプラグが密着しないことになりま すので、今までは黒檀のウッドブロック+ゴムの塊でプラグを持ち上げて密着を アシストしておりました。 しかしどうもこの方法が悪さをしているように思えてならず、今回の川又様から キャンペーンお知らせをいただいた時、真っ先に浮かんだブロックの活用方法が この部分のリプレイスだったのです。 http://www.dynamicaudio.jp/file/070728/CardasM1.jpg 写真をご参照ください。ブロックで電源プラグをサポートして、両者の密着をアシ ストしているのがお分かりいただけることと存じます。 ちなみにこのコンセントはハッベルのHBL5352(無メッキ)、刺さっている電源 コードは左がESOTERIC 7N-PC7100(パワーアンプ)、右はTransparent PLMM (CDP)、真ん中はアコリバのディスク・デマグネタイザーです。 ちなみにプリはコヒレンス2なので常に充電する必要がありますので壁コンです。 試聴ディスクはアフラートゥス・クァルテット「ベートーヴェン/ボク編 弦楽 四重奏曲第一番ヘ長調」(オクタビアレコード)。SACD2chです。 最初の一音から違いが分かりました!! 演奏開始直前の演奏者が息を吸う音が今までより大きく聴こえたのです。 演奏が始まってからの20秒間でも、ドヴォルザーク・ホールに響き渡るエコー 音が長く大きくなっています。 クラリネットやフルートのキーの開閉音も今までよりはっきり聴こえるようになり ました。実はここまでの効果を予想していなかったこともあり、表情が緩むのが 自分でも分かります。 これならもっといろんなところに敷いてやろう、そうすればフルートが銀製か金製 かまで分かるようになるんじゃなかろうか(笑) 幸い2セット買ったので、トランスに2個使った残りの10個は、アンプ・CDP の後ろのインレットプラグ支柱に3個、SPケーブルを浮かせるために6個、電源 ケーブルを浮かせるために1個使って、つまりは完売してしまいました(^^ゞ そして音出し。 「おおっ!ここまで高解像度の音は我が家歴初だぞ!」 ファゴットのキー音やフルートのリップ・プレートに当たる息の音まで聴こえるよ うになりました。これで約2万円は破格でしょう。 「マートル材は、ウィスキー樽や家具に使用されるオーク材よりも密度が高く、 その原木は水に浮かないほどです」というコマーシャル・メッセージを読んでいた ため、もっと重い木かと思っていましたので、音出しの瞬間まで「こんな軽い木で そんな効果があるのかいな〜」と思っていた自分が恥ずかしいです。 これは是非とも使ってみるべきです。安いですしね。 好みがどうのこうのという話ではありません。 オーディオ的な嗜好がある方にとっては百利あって一害なしなのです。 分解能が上がると低域がやせる場合がありますが、この魔法のブロックは(あえて 魔法と言わせてください)それも皆無なのです。 川又様と大場商事の輸入開始のご英断に敬意を表します。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T I 様ありがとうございました。写真もお送り頂き大変参考になりました。 なるほどな〜というアイデアに感心しました。そうでしたか〜、過去最高記録が 出ましたか!! 何よりでございました。他の皆様も独自のアイデアがありましたら どしどしお知らせ下さい。よろしくお願い致します。<m(__)m> |