《YORMA DIGITAL-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0341 - 2007/1/16

東京都世田谷区 M T 様より

川又 様

この度びは、10日間に渡りモニター機をお貸しくださりありがとうございました。
正月休みにじっくり試聴することができました。
本日ハーマンインターナショナル様へ返送しました。
以下試聴の感想を書きます。

モニター商品  Marklevinson  No.320s

現システム CDP       アキュフェーズ DP−78
        プリアンプ    ヤマハ  C−2
        パワーアンプ  マークレビンソン 334L
        スピーカー    JBL4348

自宅新築を機に、20年振りにオーディオ熱が復活し、少しずつシステムを入れ替
えています。次はプリアンプかなと考えているところです。
今回はじっくり試聴することができたので、大変参考になりました。

我が家では機器のセッティングスペースを壁面収納としており、背面のケーブル
接続は隣の部屋から行います。そのため今回はあれこれつなぎ換えるので何十回も
二部屋を往復することとなりました。

今回の主な試聴ディスク

1.「Ray Brown Monty Alexander & Russell Malone」
         Ray Brown / Monty Alexander / Russell Malone
2.「A Song for You,Karen」SACD
         Jeremy Monteiro Ensemble、Jacintha
3.「Waltz For Debby」
         Bill Evans
4.「Wynton Kelly 枯葉」
         Wynton Kelly
5.「Cantate Domino」SACD
6.「交響曲第9番『新世界より』」SACD
        ノイマン&チェコ・フィル

全体の印象は、音がきれい、そしてとにかくよく音が聞こえることでした。一つ
一つの楽器の音がはっきりわかり、今まで聞こえなかった音が聞こえてきました。

ひとかたまりで聞こえていた音が分解され、定位もしっかりしていました。
そして透明感、SN比の高さを感じます。

「Waltz For Debby」では、プレーヤーの周りの空気まで伝わってくるような感じ
がしました。

ヤマハC2の場合のあたたかくて力強い、しかし曖昧な音も古いjazzの場合は
いいかなとも思いますが、クラシックを聞くとやはり分解度の高い320Sの方が、
はるかに楽しく聞かせてくれました。

今回は、プリの違いによる変化を充分堪能しました。今年のシステム入れ替えは
まず、プリアンプとします。第一候補は320Sですが、もう少し機種選定で悩み
そうです。また今回の貸し出しは我が家の財務大臣へのいいアピールとなりました。

川又さま、どうもありがとうございました。

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川又より

M T 様こちらこそ、ありがとうございました。具体的な目標が出来て何よりでした。
特に奥様への説得工作(笑)の一環として実体験出来たことは良かったと思います。
これからもお役に立てればと思いますので、何なりとご用命下さいませ(^^ゞ


HAL's Monitor Report