《HAL's Monitor Report》
No.0306 - 2006/5/10
岐阜県瑞穂市 K O 様より H.A.L.'s“DIGI-WAVE”Monitor Report!! Vol.2「半ば諦めていたルームアコースティックの可能性が少し開けました!!」 川又様 ほぼGW期間中モニターさせていただきありがとうございました。 明日には返送いたします。 これからは外した音を聴くことになるかと思うと、慣れるまで嫌な感じです。 まったく、オーディオというのは、その時点の自分の音を聴いているだけでは、 おぼろげな満足感に浸っているだけで発展がなく、より次元の高い音を聴いて 初めて発展の可能性や方向性に気がつくものです。 では、高次元なことは書けませんが、一週間の感想を以下に記します。 サイズについて数値としては分かっていたはずが、思った以上に大きいというのが 第一印象で、そのわりには軽いというのがその次の印象でした。 セッティングの場所は、正面の壁(スピーカーの間)、臨時ということでDIGIWAVE の外箱を縦に置いたその上、つまり下からは90cm位の高さのところとしました。 試聴の印象は次の3つです。 (1)恐らくノイズが減るということなのか、例えばシンバルのような金属的な響き がキンキンしなくなり(あくまで比較すればの話で、元々気になっていたとい う訳ではありませんが、改善された音を聴いて初めて欠点に気がついたという 感じ)弦の音がより艶やかになる (2)オーケストラの楽器の前後関係がより明確になる(つまり奥行きが出る感じ) (3)ボーカルの位置が高くなる(DIGIWAVEを高めの位置としたためその高さで音が 拡散されるためか?) この設置により、音場が縦と奥行きで拡がった感じなので、あとは左右をいかに 拡げるかがさらなる課題という感じです。 オーディオ専用ルームを持たずリビング兼用としているため、半ばあきらめていた ルームアコースティックの可能性が少し開けた気がします。 貴重な機会をいただきありがとうございました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より K O 様ありがとうございました。おっしゃるとおりリビングルームでオーディオを 楽しんでいらっしゃる方も多いはずですから、そこでの実験として効果ありという ことがわかって何よりでした。これからのご検討もよろしくお願い致します。 |