《HAL's Monitor Report》
No.0301 - 2006/3/20
東京都品川区 Y 様より ◇当社オリジナル商品 ESOTERIC & H.A.L.“G-0d”モニターレポート新着◇ いや〜、今回も何と言うタイミングでしょうか!! (^。^) 最新号の原稿を作成しているときに受信したホットレポートです!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- ダイナミックオーディオ 川又様 今回はG-0dの自宅試聴の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 また、至高のサウンド空間"HAL"での素晴らしい一時を味あわせて頂いたことにも、 感謝いたします。 先ずはG-0dのレポートを、簡単ではございますが纏めさせて頂きます。 □G-0d 邂逅編 15日 AM 10:00 少し前 配達員が鳴らす呼び鈴で目を覚ます。心待ちにしていたG-0dの到着である。 いつもは二度寝してしまう僕やけど、今日ばかりは飛び起きた。 下着姿で受領のサイン。 だらしないけれど、嬉しいんだもの。仕方ないですよね。(^^ゞ 気は逸る。鋏も待てず、爪で早速段ボールを開けてしまう。 中から現れたのは、極太電源ケーブル8N-PC8100と同じくティアックのデジタル ケーブル7N-DA6100。 どの製品も、手に取るだけで満足感が味わえる、素晴らしい仕上げである。 ビバ!! 日本の匠!!! 早速配線を行い電源を入れる。 しかし、残念!! もう会社に出かけなければならない時間。 本日夜の試聴に備え、システムを臨戦態勢にすべく、CDをAll Repeatにして出社。 待ってろよ、高次元クロックの世界!! □G-0d 接触編 16日 AM 3:30 仕事でトラブルが起き、帰宅が翌日になってしまう。 しかも、5時には会社に戻らなければならい(T^T)。 本日の試聴時間は1時間しかないと言うことか・・・。 だけど、こんな時に限って、UX-1の「SACD認識できない病」が発症。 時々、この子、こうなってしまうんです。 電源を切って、少し時間をおいて電源ON!! あぁ、ダメだ・・・。 こいつめッ!!! P-03Universalに買い変えちゃうで!!(お金があれば) と怒りの気持ちでの電源ケーブルを抜き差しで、病気回復。 しかし・・・、 G-0dから送るクロックは、何KHzにすればいいのかで悩む。 順当に考えれば44.1だろうけれど、バックパネルを見ると100KHzもあるし・・・。 と、ここでタイムアウト。 再び、今度はSACDをAll Repeatにして出社。 待ってろよ、高次元クロックの世界!! ※この日、会社から川又店長に電話でクロックの問題を質問させて頂く。 ご丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。 □G-0d 感動編 17日 AM 1:00 やっと試聴できる時間がやってくる。 今回はSACDも一発で認識OK。 先ずは、SACD 「MISIA SINGLE COLLECTION 〜5th Anniversary」 Track13 [Everything]。 クロック無し。 やはり、8N-PC8100を(川又店長のコラムを拝見し)導入してから、確実楽しい音に なった、と実感できる。 後半などは心地よすぎて、この世界から浮いているような気がする位(^^)> 次に、G-0dを使い176.4KHzのクロックを入れる。 再生。 気付くのは、ボーカルの定位が上がることと、声の余韻が綺麗に消えていくこと。 クロックで音が変わるという事実に、先ず恐怖する。 次に、同じ曲のCD層を聞いてみることにする。 クロック無し。いつもの出色。 元気だけれども、音が、荒い。 実は電源ケーブルを8N-PC8100に変更してから、CD層の音がかなり荒れて聞こえる ことに気付かされた。 次にクロックあり。 全体的な印象は変わらないが、荒さがスポイルされている感じを受ける。 やはり良い方向に変化があるようだ。 時間のある限り片っ端からCDを聞いていく。 クロックは、44.1よりも88.2、88.2よりも176.4KHzと高い方が楽しく聞けたことが 多かったです。 また、Universal Clockを使ったDVD再生も、絵の安定感が増したように感じられた。 ただ、なんというか、分析的な感じを受けたり、あと、解像度が高くなったせいか ノイズが目立つようになるディスクもあった。 まぁ、これはソースの問題でしょうね・・・。 とかなんとかしている内に、夜が明け、妻が起きてくる。 妻の感想は、クロックをONにすると、音が優しく聞こえるようになるというもの。 「で、これは何がどうなる機械なの?」 と妻。 「まぁ、機械の為の同期を取る時計みたいな物」 「で、幾らなの?」 「ごにょごにょごにょ」 「えっ? 時計がそんなにするの!!!」 説得は難しいかもしれませんが、なんとか土日、頑張ってみますッ!!!!!!! それにしてもカウントダウン、この数日で進みましたね。 □番外編 G-0dを返却した際に、HALへとおじゃまさせて頂きました。 初めてお会いする川又店長店長は、とても物腰柔らかで気さくな方でした。 突然の訪問にも関わらず、時間を作っていただきありがとうございました。 とにかく、試聴ルームがとてもデットな環境で驚きました。 やはり、良い音は静かな部屋が第一条件だな、と再認識させられました。 ハイエンドな音は、やはり凄い物がありました。 十分に楽しませていただきました。 川又店長曰く 良いと思っていただけたなら、ここに近づくよう頑張りましょう!! 頑張りたいですが、先立つものが・・・・・。 でも、頑張りますよ!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より Y 様ありがとうございました。徹夜での試聴のあとにご返却に来て頂き本当に ありがとうございました。 そして、お疲れ様でした。熱心な取り組みに敬意を表します。<m(__)m> 確かに現在は“DIGI-WAVE”の導入でこの試聴室の環境が変化しましたが、私は もともとデッドな方向でないと試聴室として機能しないと考えているものです。 フォーカスを描くのには室内の反射音がどれだけ妨げになるかということを各所で 何回も体験してきました。ポイントは録音されている空間表現を再現するためには 再生音のみが作り出す音場感をきちんと再生するということです。 ルームアコースティックにサポートされての評価では検証が出来ませんので。 つまり、こういうことです!! デッドな部屋で上手く鳴るシステムはライブな部屋でも大丈夫。というかコンポー ネント個々の能力は発揮するということ。 しかし、ライブな部屋で快適なシステムをデッドな部屋に持ち込んだときに、シス テム自身が録音に含まれている情報量としての余韻感、エコー感を再現できないと だめ…、ということでしょう。 温室【音質】育ち(^^ゞはだめですよ〜ということでしょう(笑) これからも皆様の厳しい耳でチェックして下さいませ!! Y様ありがとうございました。ご検討の程よろしくお願い致します。と言うよりも 奥様との交渉にがんばってくださいませ<m(__)m>応援しています!! (^^ゞ |