《HAL's Monitor Report》


No.0285 - 2005/12/28

北海道函館市  K.I 様より

Vol.33「“Pケーブル”はマスタークロックジェネレータにも影響あり!!」

ACケーブルは全てPAD、その内6本はAC Dominusケーブルです。
今回、あまりに、すばらしいという川又さんのマジックにかかり、“Pケーブル”
をつい、うっかり1本購入してしまいました。

さあ、この1本をどのコンポーネントに繋ぐか思案のしどころです。

私のシステムは、

外部クロックジェネレーター:Chronos プラス992(dCS)
CDトランスポート:P-0S
DDC:Purcell 1394
DAC:Delius 1394
Preamp:Synergy2i
Poweramp:Model12
Speaker:B&W N801 + Murata ES103B

まずは、直感でDACにPケーブルを繋いで、いつも試聴に使っているサラ・ブラ
イトマンの[エデン]の「ネラ・ファンタジア」を聴く。

サラの声が以前より前に出てくる。しかし、余韻がいまいち。
左でなっているチェンバロもそれほど綺麗ではない。
フロアーノイズは下がったとはいえ、満足はうーんという感じ。

次に、PreampのSynergy2iに接続。
同じ曲を聴く。
ぜんぜん違う。

いっそう、フロアーノイズが下がった。

それにサラの声が前に出てくると共にサウンドステージが立体的になっている。
「うーん、さすが、川又さん、よい物を見つけてくるなぁ」と関心。

でも、実は私は満足していなかった。

なんだか、一枚ベールをかぶせたようでピュアーな音ではないのである。
サラのビブラートはよく聞こえるのだが、なんだか、ちょっと違う。
もっと、「すべすべして欲しい」のである。
次に、フロントエンドのトランスポートのP−0sに接続。

同じ曲をまたまた聴く。
今度は、サウンドステージが縮まってしまった。
残念。

どうしようか。消去法ではやっぱり、Synergy2iに接続しておこうかなぁ、
と思っていた。しかし、もう一つ、試すところがある。
そう。chronosである。

今は他社製品が主流となっているが、私はやっぱり、Chronosが好きなのでなかな
か買い変えることができないでいる。

Chronosに“Pケーブル”を接続。やはりサラ・ブライトマンの同一の曲を聴く。

そうすうると、どうだろう。

「ピュアー、すべすべした声、そして、サウンドステージの広がり間、フロアー
ノイズの低さ」申し分ない。チェンバロの音がもう少し透き通ってピュアーな音
になってくれれば余韻感もそして、「間(サイレントな部分)」も限りなく深遠
な感覚を伝えてくれる。

結局しばらくは、chronosに接続することにした。

“Pケーブル”は外部クロックジェネレータのにも影響を及ぼすことがわかった。
しかも、かなりの影響力だ。
次に“Pケーブル”を購入する時はPreampに繋いでみよう。

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川又より

K.I 様ありがとうございました。次の一本は例の企画で当選するといいですね!!
他の会員がチェックされていないポイントをテストして頂きありがとうございまし
た。これからも電源環境の向上にがんばってください。


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