《HAL's Monitor Report》


No.0282 - 2005/12/19

埼玉県上尾市 T T 様より

Vol.30「驚いたのは隣の部屋に居た父が「いい音だな」と言った事!!」

前回の投稿
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0215.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0244.html
などのように大変お耳のいい当店のVIPからの最新レポートです。


Pケーブル 2本モニター

自宅はマンション。引っ越して1年半、電源関係でした事はPADのCRYO-L2に交換
した事くらい。

まずこのPIEPデバイスをモニターするにあたって、皆さんは半信半疑の方、「よし
よし迎え撃ってやろうじゃないか」という方等、様々いらっしゃると思いますが、
私の場合電源ケーブルは5.5スケのキャブタイヤケーブルにFLチューブを被せた
自作。

電源タップも同様。コンセント部分のみPADのCRYO-L2を使用。メーカー品でもない、
アイソレートという考えとは正反対のケーブルである。

サウンドパークダイナ時代のH.A.L.Tの時も直接持ち込みドミナスと対決、今の
5555でもエソテリックの8Nと対決させたが「買い換える程ではない」と結論
にいたった。

しかし今回は違う、エフコンでまざまざと実力を見せ付けられていたので、自宅で
モニターの結果は予想できた。

ちょうどH.A.L.Tにルーメンホワイト試聴しに行くとPケーブルが2本返ってきて
いたのでそのまま明日の午前中に届くというのでその場で送ってもらう。

しかし内心ワクワクであった。

(1)Pケーブル 2本をCDトランスポーター&D/Aに接続

まず信号の上流から。川又さんの持論である上流で信号が欠落または汚れていると
いくら下流が良くても元には戻らない。

なるほど皆さんがおっしゃるように曲げづらい。ラックを壁に寄せているところは
少し前に出した方が良いだろう。

CDはエフコンでも使われている「30 YEARS' FIDELITY」TRAK10の「MITT HJERTE
ALLTID VANKER」。
比較はAB比較。まず自宅のケーブル、次につなぎ換えてPケーブル。

違いはすぐに表れた!!

PLAYボタンを押してバックグラウンドが静かな事に気付く。
女性ボーカルから始まるが、シュっと中心にフォーカスがピンポイントで集まる。

エコーの長さが違う!!

エフコンで聴いた時と同じである。途中で男性コーラスが入ってくるが、これも
エフコン時と同じように解像度が増し左右に広がる。

驚いたのは隣の部屋に居た父が「いい音だな」と言った事である。

オーディオ始めて二十数年。一回も口を出した事がない、もちろん褒めた事も無い
父に「いい音だな」と言わしめたのはPケーブルであった。 

(2)Pケーブル 2本をパワーアンプに接続

今度は最下流のパワーアンプで確認する。さすがにエコーの長さは元の短さに戻っ
ているが、男性コーラスの解像度は上がる。

(3)Pケーブル 2本をプリアンプとエソテリックG-0sに接続

出てくる音は(1)に近いがエコーの長さは元の短さ。
やはり最上流からキレイにしないとダメというわけか?
しかし(2)の時よりは打楽器等に「ハッ」とする新鮮さがある。

(4)Pケーブル 2本 プリアンプとD/Aに接続

自分としてはこれが一番いい組み合わせのような感じであった。
エコーの長さも失われていない。限られたPケーブル2本を使うとしたらこれが
ベストであった。
これは購入するしかないでしょ!
という事で注文しました。

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川又より

T T 様レポートに加えてご注文まで頂き本当にありがとうございました。しかも…
“Pケーブル”8本と“PD”2台という“PEIP”始まって以来の大口オーダーです。

これほどのものならば、と思えば思うほど“Pケーブル”を使っていないところが
ウィークポイントとして気になるものです。
ですから、このような一気に!! という心境も大変よくわかります(^^ゞ 
だって、私は既にここの試聴室でやっていますから(笑)

これほど聴く人を誘惑する“PEIP”はこれからも更に企画内容が拡大していきます。
どうぞご期待下さい。<m(__)m>

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