《HAL's Monitor Report》
No.0268 - 2005/11/16
東京都小金井市 K K 様より H.A.L.'s “PEIP”Monitor Report!! “PEIP Club”より続々レポート到着 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/363.html Vol.16「これはえらいことになりました!!」 川又様 “PEIP”デバイスお貸しいただきありがとうございました。 “Pケーブル”3本、“PD”、“PI”でフル装備の音が確認でき、貴重な経験と なりました。 以下レポートです。 現在、電源コンディショナーとして、MIT Z-IsoDuo、Z-IsoStrip、Z-Stabilizer2 を使用しています。 電源ケーブルは、やや弱く、MIT Z-code3が1本、MIT Z-code2が2本、PAD AC- Colossus Rev.B Sigが2本あります。(PADは短いため今回は使用しませんでした) 今回、API PowerWedge116、PowerWedge110、PowerEnhancer1も用意できたので 使用しました。 まず、“PEIP”の使い勝手についてです。 “Pケーブル”は、硬いという指摘が度々あり確かにやや硬いです。 曲げの硬さはそれほどでもまく、ねじれの硬さがかなりあるため、プラグとコネ クタの個所の方向を合わせる時に苦労しました。 あとは、ケーブル中央のフィルター部分をどう設置するかも気を使いました。 “PD”“PI”の使い勝手は抜群です。 MITの製品がアンプ並みに大きく邪魔なのに対して、“PD”は小さく薄く邪魔にな りません。 “PI”にしてもそれほど大きく重いというわけでもありません。 デザインもエレガントに見えます。 MITの製品や、API 116は動作音がしますが、“PD”“PI”は無音なのもいいです。 以下の順に変化させ比較してみました。 (1)一番ベーシックと思われる組み合わせ Cable: player、preにはZ-cord2、powerにはZ-cord3 Conditioner: API 116にplayerとpre、110にpower、110と同壁コンセントに Enhancer1 (2)ConditionerをMITに変更 Cable: (1)から変化させず Conditioner: MIT Duoにplayer、MIT StripのIsolater出力にpre、 MIT Stabilizer2にpower (3)フロントエンドのCondtionerをPDに変更 Cable: (2)から変化させず Conditioner: “PD”デジタル用にplayer、“PD”常時通電用にpre、 MIT Stabilizer2にpower (4)パワーアンプのCondtionerを“PI”に変更 Cable: (3)から変化させず Conditioner: “PD”デジタル用にplayer、“PD”常時通電用にpre、 “PI”にpower (5)ケーブルをPケーブルに変更(フル“PEIP”) Cable: player、pre、powerに“Pケーブル” Conditioner: “PD”デジタル用にplayer、“PD”常時通電用にpre、 “PI”にpower 試聴結果は、予想通りとなりました。 (1)=>(5)の順に、番号が大きくなるに従い音質が良くなります。 (1)は綺麗な音ですが、(2)にすると、音場が大きくなりディテール情報が増します。 さらに(3)にすると解像度・エコーが増し、(4)=>(5)と進めると、さらに解像度・ エコーが増していきます。 こんな実験もしてみました。 playerとヘッドフォンampを直接つないでみました。 ・“Pケーブル”を使用して、“PD”デジタル用にplayerを接続 ・“Pケーブル”を使用して、“PI”にヘッドフォンampを接続 ・“PD”と壁コンセント間を“Pケーブル” これはえらいことになりました!! ヘッドフォンがハイエンドスピーカーのようになったといったら大げさでしょうか。 “PEIP”デバイスはとにかく解像度とエコーが増します!! その結果、今まで気づかなかった音や空間がわかるようになり、楽しくなります。 コンポーネントの潜在能力を引き出してくれ、ソフトの新たな魅力も気づかせて くれます。 ラックなどの環境はもちろん、接続ケーブルで一番変化が大きいスピーカーケーブ ルよりも、電源関係は変化が大きいと思っていて、それなり投資もし満足もしてい ました。しかし、“PEIP”はより高次元のものと感じてしまいました。 また悩みが増えました。(^^ゞ スピーカーを変えたいと思っているので、スピーカーか“PEIP”か、どこで 線引きすればいいのか。 |