《HAL's Monitor Report》
No.0261 - 2005/10/26
東京都新宿区 S T 様より H.A.L.'s “PEIP”Monitor Report!! “PEIP Club”より続々レポート到着 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/363.html Vol.9「結論として“PI”二台と“Pケーブル”を4本を新規導入しました!!」 東京都新宿区 S.T. 様より 「“Pケーブル”& “PI”試聴記」 余談ですが私は元々理科系の出身で、専攻は電気電子工学ですので大学時代の (僕以外のまじめな)友人などは皆、メーカー系に行ってたりします。 そんな彼らに会うたびに… 「生活にゆとりが出てきたならば、オーディオに少し興味を持ってみたら?」 なんて問いかけるのですが、最低でも100万円くらいは用意して欲しいなんて 言うだけで皆、引いてしまいます(笑) 先日、“Pケーブル”と“PI”を試聴している期間にS*NYに勤める友人のひとりが 我が家を来訪して「大蛇軍団と戯れる私」を見て言いました。 『電源ケーブルで音が変わるなんて有り得ない』 「はーん」、と私。(^^ゞ それならばと ESOTERIC 8NPC8100 と NBS BLACK LABEL、 プラズマDOMINUS、 “Pケーブル”の4本をHALCROのプリアンプ dm8 にて比較しましたが…。 「友人、『絶句』」ですよっ!! ていうか「顔面蒼白」 私としては「それみたことか!」 という感じでしたが、友人は気が済むまでケーブルを手に取ったり色々な角度で 眺めたりしながら不思議そうです。(笑) 続いて、比較的音質変化の少なそうな DAC(ESOTERIC D-01)、トランスポート (P-01)、果てはクロックジェネレータ(G-0s)の電源ケーブルの変更時にさえも 音質が僅かに変わるのを体験してしまった彼は相当なショックを受けていました。 //--- 私は「NEO」という素晴らしく反応の良いスピーカを手に入れてからというもの、 電源ケーブルが大好きなんです(笑) 実は今回の“Pケーブル”に関しても、もともと数本保有してましたが、川又さん から8本も!貸してもらえたので普段試験できないようなポイントでも比較試聴が できましたので御礼申し上げます。 HAL'S サークルの皆さんも、是非この機会に徹底視聴されてみては如何でしょうか。 音質がコストに見合わなければ無理して購入する必要は無いわけですし…。 以下簡単なインプレッションです!! ■ PI について 正直、このようなアダプタで音質が良くなる経験をしていなかったのでかなり半信 半疑で試しました。 コンポーネントの種類としては、我が家ではパワーアンプ(HALCRO dm68)で最も 音質改善が見られたようです。 これは想定の範囲(笑) ACケーブルとの組み合わせも“Pケーブル”との相性が最も良いようです。 結果は想定外!! 傾向としては音離れの良さが感じられ、高域よりのレンジは一瞬狭くなったかの ように思うもののNEOのツイータに耳をくっつけてみると十分出ています。 実は耳障りな高域が圧縮されずにきちんと歪み無く超高域まで伸びるように改善 されただけのようでした。 オーケストラの余韻や空気感がとても素晴らしい! 更に低域は骨太感が増す傾向でも、ためしにPI を抜いてみるとまるで満足できませ ん。 dm68 用に2セット導入決定!! ■ Pケーブル について これは、もう文句なし!! 大量導入しても固有の癖があまりないため、まったく問題ない。 比較として…8N-PC8100は非常に中高域の余韻が美しいケーブルで、整音効果が とても大きい感じだが、私のシステムにはもともと10本以上導入されており、 ちょっと中高域にかけて癖が出てしまっているような感じはあった。 ただ、流石に P-01 や G-0s などの自社デジタル機器に関しては“Pケーブル” よりも結果が良かったので、純正・デジタル高音質ケーブルとして使い続けようと 決めた。 NBS BLACK LABEL と比較すると、NBSのほうが「破天荒」に感じる。 NBSは気合を入れたい箇所にはもってこいだ。BLACK LABELは基幹配線系で継続使用。 プラズマDOMINUSと比較すると、これは少々似ている傾向もある。 でも、マジカルな感覚でいうとプラズマDOMINUSに軍配があがる。 改めて魔法のケーブルと呼ばせてもらうことに。 結論として、我が家では元々あった 3本のPケーブルに加えて“Pケーブル”を4本 を新規導入することにした。(パチパチ)(^^ゞ DAC、プリアンプ、パワーアンプなどのアナログ機器にフル導入されることになり ました! |