No.0663 2015年8月12日
 「新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved!!」

Vol.4「ハイエンドの世界を変えるMODEL CCS Improvedの誕生に賞賛を贈る!!」

東京都港区 H.M 様より

川又さんの笑顔に迎えられてハイエンドオーディオの数々が鎮座するその有名な
試聴室に入ったのは初めてのことであった。
 
緊張の中、この部屋のベストポジションの椅子を勧められる。
川又さんはあくまで柔和に私の緊張を解くかのように、ヒロアコースティック
のMODEL CCS Improvedについて解説してくれた。
 
昨年のマラソン試聴会で度肝を抜かれたまさにそのMODEL CCSが正面に対峙していた。
それにしても小さい。後ろに林立する海外ハイエンドスピーカーと比べると、
なんとも小さい。

清楚で凜とした純白のシルバーのような筐体。虚飾を排し研ぎ澄まされた佇まい。
そして、そのスピーカーの大きさに比して明らかに巨大なネットワークボックス
が寄り添っていた。前代未聞の出で立ちである。
 
最初の曲が流れて私はその圧倒的な静粛性とかつて経験したことのない低域の
解像度、全域に張るエネルギー、ピアノとギターのアンサンブル曲に脱帽した。

その驚きが冷めぬ間にパイプオルガンのとてつもなく低い低域を描ききる。
それも余裕で。そう余裕があるのだ。オーディオ的に言うならば、まだまだ
システムには余裕がある。それも高い安定性の中でだ。なんだこの再生音は!!
 
そこからは私の音楽の好みを聴いて下さった川又さん選曲によるお馴染みの曲が続き、
最後のキースジャレットで私は完全に音楽に没頭していた。

そこにあったのは音楽の感動だけだ。これを書いている今も背筋がゾクゾクとする。
これほどのオーディオ体験はかつてない。間違いなく再生芸術の一つの到達点
であると思った。総額5000万円に達するというそのシステム。

感極まった私は、拍手する以外に表現の方法がなかった。
 
MODEL CCSは普通の録音は普通に再生する。ソースに忠実に再生するので曲に
よっては、主に低域については、量的に過去の体験の方が上回って感じられる
可能性がある。それほどタイトに音像は絞まり、特に低域はまるで目に見える
かのような解像度を持っている。
 
オーディオ愛好家はもちろんのこと、音楽愛好家にこそこのシステムを聴いて
もらいたいと思う。かつて体験したことのない高みに到達しているそれは、
きっと聴く者の再生音楽の体験を変えることだろう。私がそうであったように。
 
それにしても、これほどのスピーカーがどこの国でもない日本から出てきた
ことに驚きを隠せない。かつて聴いた日本のスピーカーとは、その表現がまるで
違うのだ。世界に誇れる、いやハイエンドの世界を変えるMODEL CCS Improved
の誕生にこころから賞賛を送りたいと思う。

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川又より

H.M 様ありがとうございました。お楽しみ頂けました様子で何よりでした。
試聴して頂いたシステム構成は下記になります。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1239.html

ここでも述べましたが、廣中さんは多大な広告宣伝ーを行って、このスピーカー
を多数販売しようというお考えはありません。むしろ、自分が聴きたい音の
スピーカーを作り出しただけであって、同じ音に感動してくれたら販売も出来ます、
というスタンスなのですね。そこがオーディオ業界にとっての脅威でもあるわけです。

既に、廣中さんの理想の音に共鳴して下さった方はお一人、そして近い将来にも
お一人と実際に体験された皆様の心中に決意をもたらすエピソードが起こって
いるということを報告させて頂きます。しかし、HIRO Acousticの可能性は時間
経過に伴って私が様々なトライアルを繰り返す中で更に高まっていきます。

まさに一生モノのスピーカーとして皆様に推薦致します。ありがとうございました。



担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!

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