No.0662 2015年3月25日 「新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved!!」 Vol.3「持参したCDも裸にしてしまう恐ろしいスピーカー!!」 埼玉県上尾市 T T様より この訪問記ではお世話になりました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0029.html 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0591.html 実に歴史がありますね〜。ありがとうございました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0571.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0650.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0646.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0645.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0644.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0560.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0619.html ■HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedモデル試聴 ステレオ・サウンド誌春号にもHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSの概略 (あえて概略と言わせて頂きます)が掲載されていますが、オールアルミの 躯体(エンクロージャー)のスピーカーというと今までもいくつかあるが、 H.A.L.IIで聴かせて頂いたMAGICO Q5の素直な演奏が特に印象に残っている。 ある時期(今でも)オーディオショウや新製品発表会に必ずと言っていいほど 演奏されるエリック・クラプトンの名盤「アンプラグド」より「tears in heaven」 HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSがH.A.L.Iに導入された時に聴いた時は 無味乾燥で味気無い演奏に聴こえた。「こんなはずじゃない」と、念のため スタジオ録音の別のアルバムと聴き比べたが「アンプラグド」はやはりライブ 録音という事で自分の期待とは少し違って聴こえた。 当時HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSはCDを選ぶスピーカーだという印象を受けた。 正確無比。ありのままを伝える。勿論録音のいいものは素晴らしく聴こえる。 持参したCDも裸にしてしまう恐ろしいスピーカーであった。一言で言えば真剣 の日本刀。妥協や遊びといったものが一切無い。とにかく厳しい。 リスナーにもそれなりの覚悟を求めるような演奏であった。 そして2か月以上が経ち今回Improvedモデルが来たという事で、採算度外視と 思われるネットワークの巨大さに驚きながら、再びエリック・クラプトンの 「アンプラグド」より「tears in heaven」を聴いてみる。今度は全然違う!! やはり「アンプラグド」は名演奏のライブ録音である。余韻感たっぷりに ライブの熱も聴かせてくれる。しかし厳しさは残されていた。 持参した同じアルバム内でも曲によって録音の良し悪しがもろに露呈してしまう。 新たに気づいた事はスイートスポットのリスニングポジションから席を立って CDラックに向かう時に、響きが部屋を満たしている感じを受けた。 前回は日本刀のようにジャストポイントを外すとキレが無くなり、ポジション 的に余裕が無い演奏であったが、Improvedモデルでは改善されている。 エコー感たっぷりで細かな音まで容易に聴き取れる。 H.A.L.Iでスピーカーを聴いて驚いた製品は幾度かある。 B&Wのオリジナルノーチラス。ゴールドムンドのフルエピローグ。 B&W Signature800。キソアコースティック HB-1等など。 今回のHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedモデルはまさに一生 モノのスピーカーである。 お値段もすごいが、それ以上にこれまでにないこだわりが執念深い(笑)。 しかも常に進化(深化)している。 「Made in Japanここにあり」と世界に誇れるスピーカーである。 いつの日かこれを追い抜くスピーカーが出現するかもしれない。 でも私は思うのである。 「このスピーカーは遠い将来ライバルが出現するだろう、しかしその時には 廣中さん(Made in Japan)はそれを遥かに凌駕するスピーカーを生み出して いるだろう」と。 もしかしたらそのカタチはスピーカーではないかもしれない。 それも楽しみである。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T T様ありがとうございました。T T様に認めて頂き私もホッとしました。 特にヴォーカルでは魅力的な演奏をしてくれるものですが、歌手を取り巻く 環境まで正確に再現してくれるものと考えています。 私も更にこのスピーカーが進化して行くのが楽しみでなりません。 T T様も次回に聴かれる時には何かが変わっているかもしれませんので 気軽に遊びにいらして下さい。本当にありがとうございました。 |
担当:川又利明 |
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556 kawamata@dynamicaudio.jp お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!! |