No.0660 2015年3月7日 「体験したら語りたくなるHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSの音!!」 熊本県熊本市 H.Y 様より 川又様 先週はありがとうございました。 しかし、今更ながらですが、多くの人が、そしてタマにしか伺えない私も、 HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSは圧巻でした。 過去何度も往訪してはその時々のシステムにタメ息をつき、「自分の何がいけ ないんだろう?」と考え、勝手にシステムのせいにしたものです。 それでも出張から帰り、システムに電気を入れて一晩通電してから流れてくる 音に、どこかホッとしたものです。でも今回は違いました!! かなりの重症と言っても過言ではありません。 どうやったら、あのHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSが手に入るのか。 私は恵まれているほうだと、常々思ってます。 オーディオを自由に聞きたいからと、妻の実家の空いてる土地にオーディオ ルームを建て一階の殆どがオーディオシアタールーム、2階が家族4人で僅 か 2LDK(リビングは広いです)に住むことに。 オーディオルームとしては高さが3m、一番高いところが3.5m。 鉄筋の住宅は、高さが2m近いオザイラスでも朗々と歌うようになり、 H.A.L.C、PLMM2の電源ケーブルで劇的に音質向上した後はC.H. プレジションの システムにする事でゆったりと、時にはパルシブにと。 そしてボーカルの口もずいぶん小さくなったと悦に入ったものでした。 今回は珍しくCD持参しての訪問でしたが、先制パンチをくらいました。 「これを聞いてみてください。ちょっとの時間の演奏ですから。」 とアコースティクアーツのCDのボーナストラックを聞かされ心が挫け、ものの 見事に!ポッキリと折れました。 持参したCDは結構な音源と自負し、実際、帰り際に1Fでアコースティック アーツのCDを購入し「あっ、これも一緒に袋に入れておいて」と手渡しする と、 担当の方が「よく手に入りましたねぇ」と、持参した2枚のCDを誉めてくれました。 でもアコースティックアーツのCDの前では空虚です。 さて、実際にどの程度の音で普段聞こえているのか?出来る限り、あのときの 音量に近づけますが、川又さんの言われるとおり、音が膨らみます。 ゆったり聞くには良いのかもしれません。でも私の求めるものは出来る限り点 音源に近く、大音量でもビッグマウスにならない事。 アヴァロンのスピーカーはアセント2もそうでしたが、点音源に近い不要な 音が出にくいと感じてましたが、やはり大型スピーカーです。 HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSは日本らしいカチッとした几帳面さが ありながら音楽性が素晴らしく、出ていないと感じる音がキチンと出ています。 変な表現ですが、昆布、干し椎茸、あご出汁そして鰹の一番出汁を、料理人が 上手く調合したような、スッキリとしているんだけどこれ以上足しても引いて もダメッ、っていうような感じ。 御礼の文を出張先の宮崎で思い出しながら書いてます。 書いてて無性にHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSに会いたくなりました。 今月の会議時にも伺おうかな。 そしてインプルーブドモデルがどのように変貌したのか、楽しみです。 それにしても川又さんは罪な人だ(泣) -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 先週末、自宅に戻りミディアムボディのワインと最近ハマっている馬刺しの 「中落ち」を持ち込んで試聴したものです。 ある程度の予想はしていたものの、「こんなに肥満な音だったのか、自分と 同じだ(笑)」とどこか自嘲気味に独り言を呟いたものです。 かと言って防音を増やすと痩せた音になりそうで。今でも防音・反射・調音の、 部屋としての設備は、満点とはいかないまでも、それなりのつもりです。 先ほど、出張先の宮崎から自宅に戻り、電源を1時間ほど入れてもう一度聞い たのですが感想は変りません。 まだHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCSの音が耳に残り離れないのです。 うちは決して悪い音ではないのに凡庸な音に聞こえてしまいます。 がっかりして、すぐに2階のリビングに戻り仕事を再開したところでした。 CDも素晴らしく感動しました。心より御礼申し上げます。有難うございました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より H.Y 様ありがとうございました。お忙しい出張中にかくも熱烈なご感想メール を頂きまして私も大変嬉しくありがたく思っています。しかし、あの時に試聴 して頂いたのはノーマルバージョンだったのです。 一昨日からバーンインをしていてImprovedモデルは更にその上を行ってます!! 目視できる空間以上に広大に広がる音場感、その中に究極のミニマムポイント で構成される音像、また音像の集団が成せるレイヤーの緻密な美しさ。あ〜^^; これ程までに透明度の高い再生音は前例がありません。過去に聴いた曲が本来 の姿に蘇生されるような未知の体験が心を揺さぶります。H.Y 様のお気持ち… 私は大変良く分かります。生涯を共にする存在感に…また会いに来て下さい。 |
担当:川又利明 |
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