《33th マラソン試聴会 Audio Opera 2009' Hearing Report》
No.0527 - 2009/11/10 東京都千代田区 K.M 様より 第33回 マラソン試聴会 Audio Opera 2009'第一幕は10月24日・25日の 両日に盛況のうちに開催されました。沢山のご来場ありがとうございました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/679.html 私のドキュメンタリーをぜひ参考になさってください。 そして、ご来場の皆様から早速のご感想を頂きました。 ありがとうございました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.4「感動の質が違ってくるように思います。厄介なことです!!」 前回の投稿をご紹介いたします。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0518.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0512.html ダイナミックオーディオ 5555 店長 川又利明 様 千代田区のK.Mでございます 遅くなったのですが何も申しあげないのも失礼と思い直し、お礼のメールを お送りします。 今年も素晴しい会でした。 この会で望むのはそのプレゼンターしか出せない音です。 HB-1は感動したスピーカーでした。 アバンギャルドもGIYAも素晴しいスピーカーだと思いました。 しかし同じ高性能だとしても各々が異なった世界を持っているはずです。 それを多くの人が聞き間違えるように音を出せる腕というのはいったいどんな ものなのでしょう。しかも駆動するアンプが異なっているにもかかわらず。 そしてさらに、その3つを一緒に鳴らし、異なった大きな魅力ある世界を作り 上げてしまうという!! 如何に専門家とはいえ想像もつかない世界です。 SWING!/THE BOSTON POPS ORCHESTRA/6.SING,SING,SINGは楽しい演奏でした。 スピーカーには性能とは別に聞いていて楽しいスピーカーとそうでもないもの とがあるように思います。 山本英次 ピアノソロはBechsteinでした。 クロックの有無よりもこのピアノに対して学生時代神戸国際ホール(阪神淡路 の地震により建て替え)の演奏会でBechstein、Steinwayかどちらで伴奏して もらうか友人と真剣に聞き比べBechsteiを選んだことや、長男の友人内藤晃が このピアノでCDデビューを昨年はたしたことを思い出していました。 もう一つ当日感動したのはモーツアルト交響曲41番の最終楽章でした。 モーツアルトに惹かれるのは、demonicにあるように思っています。 この演奏には悪魔がいたように感じ、早速同じSACDを買いました。 拙宅では悪魔が消えてしまいました。 音楽は高価なシステムでなくても聴けます。 不満も多くはありません。しかし再生装置のグレードが上がっていくと音の 質よりも感動の質が違ってくるように思います。厄介なことです。 質は我慢したり、自分を言い聞かせたりできますが感動はそういうものではな いと思うからです。 この会を作り上げられたスタッフの皆様のご努力に心から感謝申しあげます。 いろいろなことを思う一日でした。 ありがとうございました。 来年も楽しみにしております。 いや今年は第2幕もありますね。 またよろしくお願いいたします。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より K.M 様ありがとうございました。楽しみ喜んで頂いて何よりでした。 感動の質、確かにそのように思います。また、そのように皆様に聴いて頂ける ようにするのがプロフェッショナルだと思うものです。そこには使命感もあり、 日々の耳の鍛錬とセンスが大切なものですね。 私も、ここの音を更にレベルの高いものにしていきたいと頑張っていますが、 そのためには自分の感性を磨いていかなくてはなりません。これは理屈では なく聴く人の感性に訴えるものですから簡単なものではありません。 このフロアーで響く音をより素晴らしいものにしていくこと。そのセンスが 違う局面で役に立ったというものでしょう。本当にありがとうございました。 皆様のご感想を楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。 |