《H.A.L.'s Sunday Concert Hearing Report》
No.0505 - 2009/5/16 横浜市南区 H.Y 様より 今回のSunday Concertは演奏だけを楽しんで頂くというよりは最新のディスク プレーヤーの個性を聴いて頂こうということで、個々の製品説明はあまりしま せんでしたが徹底した比較試聴ということでお楽しみ頂こうという企画でした。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/649.html 早速、私のドキュメンタリーをまとめましたのでご覧ください。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/651.html 今回は満席のご来場を頂きありがとうございました。 恒例の記念撮影をさせて頂きましたので早速ご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.jp/file/090503/guest01.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/090503/guest02.jpg そして、ご参加の皆様からありがたい試聴レポートを頂きました!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.13「CDをかけるならば、やはりこれが一番良いですね!!」 以前の投稿をご紹介致します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0429.html お世話になっております。 前回も同じような企画で2年ぶりくらいに、参加させていただきました。 入口に当たるプレーヤはたえず最新の音は聞いていたいという欲求が沸いてきます。 簡単ですが、各装置の印象を書いてみました。 又、機会がありましたらよろしくお願いします。 Entry No.1 Playback Designs MPS-5 (税別\2,500,000.) 軽くて細かいと言うのが第一印象でした。このような印象を受けた機器は、 アンプでは Lindemann 、スピーカではUltima Salon2。 日曜日の午前中に聞くならばこのプレーヤでしょう。 Entry No.2 dCS Puccini (税別\2,500,000.) 色が濃くて表情が豊かなプレーヤでした。 Entry No.3 Marklevinson No.512 (税別\2,100,000.) 厚い音。レビンソンだ と思いました。ちょとエージング不足かな。 Entry No.4 ESOTERIC X-01D2 (税別\1,400,000.) 私もずーとESOTERICにお世話になっているので関心というか、基準に聞きました。 指パッチンが耳につきましたが全体のチューイングがしやすそうな音です。 Entry No.5 Lindemann 820S (税別\1,980,000.) 私の中では、Playback Designs MPS-5と同系列の音。こちらの方が汎用的な音でした。 良い音だけど、最後までは残りにくい音ですね。 Entry No.6 VitusAudio SCD-010 (税別\2,180,000.) CD専用機で、空気感はさすがに負けていましたが、表情は豊かでした。 Entry No.7 Wadia 581se (税別\1,680,000.) 今日はちょと解像度が落ちて聞こえました。でも、楽しめる音ですね。 不思議と気になる音です。 二つ選ぶプレーヤとして、私は、Playback Designs MPS-5とdCS Puccini を 選択しました。 お日様が出ている時は、Playback Designs MPS-5 深夜ならばdCS Puccini と 言う印象です。 SACD機とCD専用機で比べて印象に残っているのは、GOLDMUND EIDOS REFERENCE。 Soulution Reference CD Player 740 とBrumester 069 Reference CD Player はすぐにCDと分かる音でしたが、GOLDMUND EIDOS REFERENCEは、聞いている 時はSACDだと思って聞いていました。 その後にすぐにSACDがかかりましたので対比できましたが、他のCD専用機が 表情が豊かで魅力的聞かせようと意図が感じられるのですが、GOLDMUND EIDOS REFERENCEは正攻法で、CDの情報を出し切っていました。 SACDとCD比べはすべて当たりましたが、CDの表現は負けてはいませんね。 SACDの空気感がない分、他の部分が浮き出てくるCDという印象です。 自然に聞こえるのがSACDで、何か意図を感じるのがCD専用機でした。 最後のHi-End機では、ESOTERIC P-01+VUK-P01 & D-01+VUK-D01 CDをかけるならば、やはり一番良いですね。GOLDMUND EIDOS REFERENCEと 同様に、無理がなく自然。解像度がすごい。 dCS Paganini Transport & DAC なぜかこれならば、dCS Pucciniの方が解像度が高いのではと思ってしまいました。 dCS Scarlatti Transport & DAC 面白いほどdCS Pucciniの延長上の音でした。とても素晴らしい音でしたね。 Brumester 969 & 970SCR 響きに特徴があるのですぐに分かる機種です。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より H.Y 様ありがとうございました。十人十色のイメージがあってよいと思います。 We Love D!!を提唱しつつのイベントで多数のご意見ご感想を頂いておりますが、 皆様個々に感じることが違うということ、それ即ちWe Love D!!の思想とも 言えることだと思います。 音質の完成度を高めるのはメーカーの責任であり、それが個性として認識され るからこそ多数のユーザーに多くのブランドのプレーヤーを順当に使用して 頂けるということです。そこに使い手の個性と選択があるわけですね。 これからもWe Love D!!はもちろんですが、PCオーディオも次のように盛り 上げて行きたいと思いますので、両面でよろしくお願い致します。 |