《“Sound buffet”Hearing Report》


No.0386 - 2007/9/12

東京都府中市 K.K 様

Vol.1「今回ほど個々の違いを感じるというのは中々ないことです!!」

川又様、Sound buffetに参加させていただきありがとうございました。
天野様、スピーカーケーブルの交換ありがとうございました。

とても贅沢な機会でした。

スピーカーの聴き比べはよくあることですが、今回ほど個々の違いを感じると
いうのはなかなかないと思いました。

H.A.L.におけるルームチューニングやセッティングのレベルがとても高いことの
証明だと感じたしだいです。

今回はお任せで3曲選曲していただきましたが、とても面白かったです。
それにしても、順々に聴いていくにつれ、どうしてこうも個々のスピーカーで
表現が違うのか考えさせられました。

一番個性的なのがソナスと思いました。
低音が弾力に富んでいて声や弦楽器がとても甘美です。
甘美ばっかりではなく、きちんとディテイルを描いた上での甘美さです。
このブランドを好きになった人は他に気が散ることはないのではと思いました。

ウィルソンは高音、低音ともに煌びやかさ華やかさがありますね。
聴いていて楽しいしとても人気のあるスピーカーというのがわかる気がしました。

B&Wは常にそつなく端正に聴かせてくれました。
あと高音がとても伸びやかできれいでこれがダイヤモンドの威力かなと思いました。
安心して聴けるスピーカーと思います。

アバロンはとにかく音が美しいと感じます。
昔から好きなブランドですが、音が空間に散っていく様に独特の美しさがあり、
オーケストラ好きの自分にとってそこが魅力だと納得しました。
あと低音に爽快なキレの良さがありますね。

レベルはとても爽やかな澄んだ音で楽器の質感をよく描いていると感じました。
反応がいい感じでディテイルが良く出ていると思いました。
高品位なスピーカーと思います。

とにかくそれぞれの魅力があり、やっぱりスピーカーは面白いなと思いました。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

K.K 様ありがとうございました。仕事場から駆けつけてくださって大変だったと
思いますが、お楽しみ頂けた様子で何よりでした。最初に大編成のオーケストラと
いうことでマーラーの三番で第一楽章の冒頭部、マーラーお得意のホルンの重奏と
壮大な音場感の展開というポイントを五機種のスピーカーで比較して頂きましたね。

最初から個性がきちんと表れていて、後方で聴いていた私もふむふむ…と思いながら
聴いていました。まあ、私としては個々のスピーカーの特徴は承知しているので
予測できる展開でしたが、唯一4wayのThe Revel Ultima Salon2ではちょっと他に
ない再生音の特徴を感じ取っていました。やってみるものですね〜(^^ゞ
ありがとうございました。


HAL's Hearing Report