《H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report》
No.0372 - 2007/7/31 東京都品川区 お留守居役様より “Friday concert”Vol.28はこんな企画でした。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/516.html 更に今回のイベントを前にして私も色々とスピーカーケーブルを聴き込みました!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/517.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/518.html そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました<m(__)m> http://www.dynamicaudio.jp/file/070727/guest.jpg -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.126「ケチがつけられないほど『究極的な平凡』とでも言ってみたいです!!」 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0243.html さっそくでとりあえずの感想です。 全体的な印象として、ケーブルの音質に価格比例はあると思いました。 メニュー(音数)豊富な大衆食堂とメニュー豊富な高級料理店の違い。 どちらもおいしいですが。。。 今回試聴した中で低価格(と言っても高額ですが)は、元気の良い音がするという 印象です。 中価格のケーブルは、さらに洗練された緻密さと瞬発力が加わったという印象です。 特異だったのは、私が現在使用しているNordost VALHALLA でした。 他のケーブルが重くて硬いとすれば、軽くて薄いという印象です。 形状のままの音がしたということですかね。 身びいきで言えば、ハイスピードとは、音の出も早ければ、音が消えるのも早いと いうことかと思われます。洗練、繊細の極みといえば言い過ぎでしょうか。 KIMBER KABLE KS-3038 Stealth Dream JORMA PRIME ESOTERIC 7N-S20000 MEXCELは、 ともにエネルギッシュで迫力があり、甲乙付けがたい気がしました。 強いて言えば、4者は順に軟から硬へという傾向を感じましたが、音源によって、 評価が逆転してしまい、差はつけられませんでした。 TRANSPARENT Reference MMは、なめらかで素直な音という印象でした。 さて、最高額のTRANSPARENT OPUS MMは、一言で言えば「品格がある」と言いたい と思いました。音の分離と定位、空間の広がりなど申し分がありません。 あえて言えば、ケチがつけられない「究極的な平凡」とでも言ってみたいです。 オーディオ機器なしでCD盤に直接耳を押しつけると聞こえるであろう音とも言い たい気がします。 超高級懐石料理の味がしました。(食べたことないですけど。。。(笑)) 技巧の極致を尽くした自然な味(音)ということです。 最後に、これらの比較試聴を可能にしてくれたスピーカーのAvalon Isisに拍手を 送りたいと思います。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より お留守居役様ありがとうございました。言葉で評しがたい実感ということで私も よくわかります。甲乙つけがたいというものですが、不思議と自分のシステムに 組み込んでみて初めてわかる味というものがあるようです。超高級懐石料理の出前 もできますので、モニター企画をご利用ください。(^^ゞ |