《H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report》


No.0367 - 2007/7/10

東京都港区 A 様より

H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report

“Friday concert”Vol.27はこんな企画でした。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/509.html

開催を前にセッティングされた主賓たちです。
http://www.dynamicaudio.jp/file/070706/event01.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/070706/event02.jpg

そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました<m(__)m>
http://www.dynamicaudio.jp/file/070706/guest.jpg

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Vol.120「自分の耳の座標精度が上がり、あるべき道が見えてくる!!」

最近の投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0315.html

フライデーコンサートはESOTERIC のピックアップメカニズムの変遷及びクロック
同期の確認と、フィリップス製ピックアップメカニズムを持つBurmester 969と
Metronome Kalistaの音作りの比較試聴を行った。

結論から言うと、川又さんのおっしゃる通り、夫々に魅力はあるが、それはあくま
でもスピーカーの個性に合わせたトータルバランスが重要であると感じた。

我が家のPCシステムでは特別に改造を加えてベストを尽くしてあるので自信はある
のだが、我が家を訪れるマニアの殆どがCDの方が音は良いという。

このCDトランスポートは20年前のSony CDP-R1+DAS-R1を物置から取り出し、失敗し
たら捨てるつもりで内部部品の徹底的に吟味し改造を加えたものだ。

CDの音楽情報を完璧に吸い出すリッピングデータを再生するシステムと原理的に
データーの欠落を完璧に補う事のできない CDトランスポートでは次元が異なる筈
だが、リッピングも完璧ではない。

CDを削り、洗い、消磁し、波動を変えるとリッピングデータがそれぞれ異なる。

クロック同期も焦点を合わせる意味に於いては重要な物だが、全ての音楽の再生
表現に於いて共通した事ではない。

この様な経験を持つ私にとってMetronome Kalistaの音作りに大いに魅力を感じた。

これを暗箱に入れてクロック同期させる事できたらもっともっと楽しめるのに
なあ〜。

このコンサートに参加する度に思うのだが、自分の耳の座標精度が上がり、ある
べき道が見えてくる。

こんな贅沢な比較試聴ができるのはやはりフライデーコンサートを於いて他には
ないだろう。どうぞ今後も続けて下さい。


HAL's Hearing Report