《H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report》


No.0348 - 2007/5/6

神奈川県川崎市 H A 様より

“Friday concert”Vol.23はこんな企画でした。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/486.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/488.html

開催を前にセッティングされた主賓たちです。
http://www.dynamicaudio.jp/file/070427/components1.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/070427/components2.jpg

そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました<m(__)m>
http://www.dynamicaudio.jp/file/070427/guest.jpg

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

Vol.107「正直あれほど明確に差が出るとは思いもしませんでした!!」

前回の投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0241.html

川又さま

どうもお世話様です。
こんばんは、H Aです。

先日は"Friday concert"に参加させていただいて、ありがとうございました。
開催ギリギリでの参加連絡にもかかわらず、快くご回答いただけて感謝です。

(先週は仕事の予定がなかなか立たずにギリギリのお願いになり、ご迷惑を
 おかけした次第です、申し訳ありませんでしたm(_ _)m)

何度かこのような企画には参加させていただいているのですが、いつもながら
川又さんの軽妙かつ具体的なトーク・進行と、H.A.L.のシステムには感心し圧倒
されます。

今回はDACの、しかも超!(なかなか手が出せませんので(泣))ハイエンドの
機種の聞き比べということで、今後の勉強のためと思い参加いたしました。

やっぱり、機種というか製造元によって変わるものですね。製造元の会社・設計者
の意図というものがきっと現れているんだろうなと感じました。

GOLDMUNDは以前に試聴したことはあったのですが、その他の3機種は初めて聞かせ
ていただきました。

(元々GOLDMUNDのファンで)個人的にはGOLDMUNDの音を基準として、他3機種との
違いがどうなんだろうというテーマ(?)で望みました。

ということで、今回の印象をポイントでまとめると以下のような感じです。

・Wadia:ダイナミックレンジが広く、特に低域が下から湧き上がってくる迫力
 を感じました

・Burmester:広域に特徴があり、キラキラした感じ
(すみません、変な表現ですが)

・ORPHEUS: 中域が特に厚く、弦が自然な感じに聞こえます

いずれも素晴らしい表現力を感じたのですが、中でもORPHEUSには自然な音の
ニュアンスが出ている印象を受けました。

色々なソース・システムの組み合わせで、もう一度聞いてじっくり聞いてみたいと
思っています。

特にボーカルと小編成のクラシックですね。
あとは、何と言ってもデザインが素晴らしい。
(笑、結構カタチから入ってしまいます)

横に操作系が配置されているのが斬新ですよね。
是非、機会を見つけてまたお邪魔させていただきます。

上記の残りGOLDMUNDですが、やはり自分の中では最も自然な感じに聞こえました。
今回の川又さんのお話にもありましたが、血統を重んじるブランドということで、
今回のシステムがGOLDMUNDが多く含まれた構成でもあったという点もあるとは
思いますが。

いい意味で特徴がなく、無理をせずに飾らずに自然に音を出している印象です。
今回初めて聞いたORPHEUSと、いずれじっくり聞き比べをしてみたいと思った
次第です。

次にちょっと興味を持ったのが、EIDOS REFERENCEからMIMESIS 22Sig.へ直接接続
したケースと、間にMIMESIS20MEを挟んだケースとの違いでした。

正直あれほど明確に差が出るとは思いもしませんでした。
たぶんEIDOS REFERENCE単体で聞いているぶんには何も不満はないのでしょうが、
一度ああいった接続を聞いてしまうと戻れないのかもしれませんね。

DACでこれだけ音が変化するということに改めて意外性を感じましたが、そうする
と現在GOLDMUNDが進めているフルデジタル伝送も、やはり聞き比べてみないと
結論がでないのかなぁという思いをいたしました。

きっとDACをどこに配置するかで、大きな差が生まれるんでしょうね。
ということで、次回のエフコンに期待!と申し上げたいところだったのですが、
都合がありどうしても参加できません(泣)。
またの機会を窺いたいと思います。

また、いつもながら思うのですが、参加された他の方のご意見も伺うと、みなさん
で志向される音がちがうんだなぁ、という点です。
面白いものですね。

だからこそ、H.A.L.のように比較ができる、正に体験できるということが重要なの
ではとも感じています。

このような場があるということが、非常に意味があると、実際参加して思いを強く
した次第です。

今回もどうもありがとうございましたm(_ _)m
今後また是非よろしくお願いいたします。


HAL's Hearing Report