《The highest sound of GOLDMUND
H.A.L.'s Hearing Report》
No.0326 - 2007/2/14 長野県 Y K 様より Vol.4「試聴結果は、期待に反するものでした!!」 昨日は、予約なしにもかかわらず、 GOLDMUNDの素敵な音をお聴かせいただき ありがとうございました。 久しぶりの東京出張。 しかも会場がお茶の水だったので、会議終了とともに急ぎ足でダイナ5555へ 向かいました。予約なしだったのですが、「後ろのソファー席でしたらどうぞ」と 暖かく迎えていただきました。 以前から GOLDMUNDのアンプにはひかれており、機会ある毎にいろいろな場所で 試聴してきました。 今回の企画は、「The highest sound of GOLDMUND」というのですから、いつでも、 どんなスピーカーとの組み合わせでも聴くことのできた、あの「夏の朝の高原の さわやかな空気」のような音が、もっともっと純化されて聴けるのだろうと期待 していました。 試聴結果は、期待に「反する」ものでした。 私のこれまでの印象からすれば、まったく GOLDMUNDらしからぬ音。 ともすればヒンヤリとする高原の空気感が影を潜め、さわやかで抜群に見通しが 良い音場が、しかもコンサートホールの温度感で展開するのです。 フルート独奏部など、スピーカーから1mも前に適度な大きさで定位し、とびっき りのリアルさで音楽を奏でます。コントラバスとチェロの合奏部は、ぞくぞくっと くる胴鳴りが再現されます。 究極のナチュラル・サウンドとでも言えるでしょうか。 でも、この素晴らしい音を聴きながら考えてしまいました。 タンノイとマッキントッシュの組み合わせが時に聴かせる気怠い音。 最初にアヴァロンを聴いた時に感じた石清水のような清々しい音。 現在使っているDALIが聴かせる、控えめでありながら聞き手の心をグッとつか む音。オーディオ愛好家はみんな、自分の大好きなイメージを追い求めているはず です。ここまで自然な、コンサートホールのような音を再現してしまったら、自分 好みの音を追求する喜びも失われてしまうかな・・・。 もっともこの金額ですから、HAL以外で耳にすることはまず不可能でしょうが。 1時間ほど聴かせていただいた後、いつものように何となくダイナ・トレードセン ターに立ち寄りました。何とMIMESIS18.4MEが私に向かって微笑みかけていました。 しかも新古品(試聴会で数度使用しただけらしいです)としては破格の決算価格で。 決算価格とはいえ薄給+3人子持ちも私にはかなり勇気の要る値段でしたが、買っ ちゃいました。 きっとあの究極のナチュラル・サウンドが、私の背中を押してくれたのでしょうね。 DALIは新宿店、今回のアンプはトレードセンターと、川又サウンドを何度も聴かせ ていただいている割りに、川又店での購入品はzoethecusのラック+α程度で申し 訳ないのですが、同じダイナミックオーディオということでお許し下さい。 「プリアンプは川又さんから」と思っています。 自分の好きな音が偏狭な主観に陥らず、少しでもあの自然な音に近づくよう、また 努力してみます。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より Y K 様ありがとうございました。また、弊社をご利用頂きありがとうございました。 私の立場上、どちらの支店やフロアーをご利用頂きましても大変ありがたいもので ございます。でも…、次回はよろしくお願い致します。(笑)&(^^ゞ 力むことなく自然に流れ出てくる臨場感と情報量こそが本当のハイエンドかもしれ ませんね〜。このシステムは本当に凄いことをさらっとやってくれます。 これを聞き逃すともったいないですよ〜(^^)v http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/op-pho/ev_gm.html |