《HAL's Hearing Report》


No.0301 - 2006/9/13

横浜市 H K 様より

「Caliburn Analog Playback Systemの試聴レポートを頂きました!!」

川又店長、先日は至福の時を有り難うございました。

第56話「Art for artist!」をダウンロード、一気に読んで、川又店長の穏やか
ならぬ精神状況を察知してしまいました。

即試聴アポイントし2時間、「Caliburn Analog Playback System」の演奏する
掛け替えのない音楽体験をしました。

プレーヤーシステム関わる事前のスタディで承知したつもりでHAL-T・7Fリスニ
ングルームに入り、システム拝見。

思った以上に落ち着いたデザインというのが第一印象。

しかし、よくよく見ると超強かさを醸し出す部位が見えてきます。
しかしながら私にとってはそんなことはどうでもよく早く音楽を聴きたい一心で
した。

川又店長に予め「ホルスト」を予約していたショルティ指揮・ロンドンフィルの
録音をかけてもらいました。

オーケストラの楽器の位置を確認し始めて、そしてしばし、目をつむって・・・・。

ホルンの旋律、弦の歌い、オーケストラの演奏に身をゆだね、且つ、指揮者の
アインザッツに合わせて呼吸している自分がありました。

もう再生装置のパワーアンプ、プリアンプ、SP、ケーブルの云々、そんなことは
どうでもよい、全く意識していない私がありました。

次にかけてもらったのは、持参のハイティンク、ウィーンフィル、ウィーン国立
歌劇場合唱団の80年録音の「運命の歌」(ブラームス)。

このLPは「ドイツレクイエム」が目的で購入したLPなのになぜがこの「運命の歌」
をきいてしまう。

静かで長いイントロに続き、”Ihr wandelt droben im Licht・・・・・・・・”
アルトが歌い出す神秘的で荘厳なレガートに何とも幸せな救われた気分に包まれ
てしまった。

次にかけてもらったのが、名匠グリューミオがソロを奏でるバッハ・コンチェルト。
これもCDで聴き慣れた曲であるが、みずみずしく、新鮮で演奏者のボウイングが
目の前に浮かびあがる。

2時間にわたりかけてもらったLP、いずれも音楽の流れを直に体感しました。
演奏家は、演奏を通して音楽の流れを表現し、そして聴衆に聴かせる。

その音楽の流れを芸術として創造するわけです。

「Caliburn Analog  Playback System」は音楽の流れをオーディオシステムで
表現している、私は2時間、終始音楽の流れを感じながら幸せな気分でした。

 これらの音楽再生は、経験とノウハウに基づく川又店長の計算されたシステム
再生技術・手腕に裏づけられていることは言うまでもありません。

 川又店長、重ね重ね至福の時を有り難うございました。

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川又より

H K 様ありがとうございました。お楽しみ頂いたのであれば何よりでした。
本当にCaliburnは聴けば聴くほど凄いプレーヤーです。それがどうしてここに
あるのか? それは皆様に体験して頂くことが最大の目的です。どうぞ皆様のLPを
お持ちになってご来店下さい。お待ちしております。


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