《HAL's Hearing Report》


No.0258 - 2006/1/2

東京都品川区  T.S 様より

Vol.51「最後に演奏したレコード、久しぶりに泣きそうになってしまいました!!」

川又様

昨日は大変お世話になりました。
Friday Concertに参加いたしましたT.Sと申します。

ずっとニューズメールのROMばかりで川又さんのお仕事には何も貢献できない冷や
かしのような客ですが、急なお願いにもかかわらず、参加させていただき大変感謝
しております。

実は、22日の夕方に海外から帰ってきまして、大渋滞の中、家にたどり着いたのは
夜遅く、ぐっすり寝てから、たまっているメールを読むとなんと今回のお誘いが。
無理を承知で申し込んでしまいました。

現在は、ソナスのクレモナを使っています。
先代のガルネリにあこがれていたのですが、いかんせん、あのお値段。
サラリーマンには簡単には買えません。

それでクレモナということになったのですが、予想外の実用性(ジャンルをあまり
選ばない)と弦楽器などではやはりほかでは一日の長があることで大変気に入って
使っております。

今回はもしクレモナからアップグレードするのであれば、これらがターゲットにな
るであろうということで参加させていただきました。

それにしても、どちらも仕上げがとても美しいですね。

うちのクレモナ君が田舎から渋谷に出てきたばかりの修学旅行生に見えてくるほど
の仕上げの違いです。

音はクレモナと同じ傾向だと思いました。陳腐ですが、汎用性も高いが、弦楽器で
は一段と美しい音を聞かせる、そんな感じがしました。

僕がいいなと思ったのはガルネリ後継の小さい方なのですが、特に最初のドナル
ド・フェイゲンはよかった。ソナス+アナログなのに(だからか?)あのS/N感と
彼特有の凝りに凝っているんだけど簡単にやっているように見えるだろ、どうだ
わかるか感、が出るとは!

お金もないのに「これください!!」といいそうになってしまいました。

大きい方は僕には低域がグラマラスすぎてどうかなと思いましたが、バッハのVn
コンチェルトはこちらの方がスケール感が出て好ましく感じました。

あとはサラ・ヴォーンのレコード、鳥肌が立ちました。

音楽を聴くことが目的であまり今の機器から買い換えようとは思わなかったのです
が、これで新しい目標が出来たようです。

すぐには手が出せませんが、決心が決まったらそのときには相談に乗ってください。
今度はじっくりと音を聞いてみたいと思います。
来週からの仕事にもやる気が出て来そうです。

最後に演奏していただいたレコード、久しぶりに泣きそうになってしまいました。
とてもうれしいXマスのプレゼントになりました。

重ねてお礼を申し上げます。
メリーX'mas!!

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T.S 様ありがとうございました。私のコレクションの数々が気に入って頂けた様で
うれしく思います。最後の曲はチャック・マンジョーネの「サンチェスの子供た
ち」というアルバムに入っている曲です。楽しんで頂けて何よりでした!!
どうぞ、その時が来ましたらご相談下さい。お待ちしております。(^^ゞ
まずは、お仕事がんばってください〜(笑)


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