《HAL's Hearing Report》
No.0195 - 2005/4/29 栃木県宇都宮市 H A 様より “Grande Utopia Be”H.A.L.'s Hearing Report 先日は、すばらしき体験をさせて頂きありがとうございました。 こちらの都合で、GW期間中、5555にお邪魔することが出来そうも無かったので 先行してお邪魔したいという、こちらのわがままを聞いて頂き、感謝してもし足り ません。 今回、なぜ?このシステム?かと言いますと、「他のお店のどこにもおいてない (見たこと無い)から」と言う安易な考えでした 最初は仮想同軸システムなのかな?と思っていましたが、大きな間違いであること をすぐに思い知らされました。 まず最初に、 JENIFFER LOPEZ『RIBIRTH』 一曲目の、「GET RIGHT」 開始5秒後のバスドラの音が聴こえた瞬間、 「あれ?なにこの低音?なんでこんなに厚みが出るの?けど、ジェニファーロペス の声の定位はしっかりしてるし」 そして、一曲目が聞き終わったころ、川又さん登場。 川又さん 「どうですか?」 自分 「低音が、JBLみたいに力強く厚みが出てますね。けど、泥臭くなくて 洗練されてるし、、、」 川又さん 「(笑顔で)でしょ?この下側のウーハーは50Hz以下しか出してない んですよ?」 自分 「(え?50Hz以下?、、、それ専用?)スイマセン、仮想同軸かと 思ってました」 川又さん 「あ、高中音域は、仮想同軸ですからね前後左右、奥行きは良く出るん ですよ」 「今日は、思う存分、楽しんでいってください」 (ありがとうございます!!) つぎは、綾戸智絵『Shine』 前回、お邪魔させていただいた際、NEOでの4chシステムで聞かせていただいた アルバムです。 ということで、同じ曲「You are so beautiful」を楽器ひとつひとつの音の余韻、 スケールの出方は、こちらのシステムのほうが好きです。 定位もいいんですが、音の分離(この場合、楽器別、声別)がすばらしい(オーケ ストラを聴いてませんが、、、) しかし、今回のシステムのCDプレーヤー BurmesterCDトランスポート969 って CDプレーヤーなんですよね、、、 P-01よりも、心地よく聞こえてしまうって、おそるべしBurmester Full line up (そういえば、パワーコンディショナーまでBurmesterを使用していたんですね) 最後に、Norah Jones『Come Away with me』 もう、理屈抜きです。今まで聞いたどのシステムよりも良かったです。 ハードロックも好きな自分としては、そっち系の円盤を持ってき忘れたことが 痛い、、、 大半のオーディオ屋さんが「博物館」的に品物をそろえておけば良いと考える中、 HALは『美術館』ですね。 音源に入っている音を最大限に表現する様は、絵画等を見に行く感覚と同じですね。 最後に、あの音を堪能した帰り道、秋葉原の騒音(自動車等)を聞いて、 「何か足りない、、、あ、低音と高音が無いんだ〜。山に一週間ぐらいキャンプに 行った帰りみたい」 と感じてしまったことを、付け加えさせていただきます。 |