The Neville Brothers 〜 2008年 日本公演 〜
ネヴィル・ブラザースが12年ぶりの日本公演ということで昨日(10/29)の最終日に行って参りました。
初めて行きました、後楽園の"JCBホール"

大阪、名古屋に続いてのネヴィル・ブラザースの東京公演は10/28と10/29に今年の春にできたばかりの水道橋にある"JCBホール"。
昨日は私は休みだったこともあり、またひょっとしてネヴィル・ブラザースももう最後かも知れない・・ということもあって12年ぶりの来日公演に行って参りました。
少し前にやった、ジョン・クリアリーのライブは都合で見逃してしまい、それがまた思わぬ大評判だったので、「最強のライブ・バンド」と言われた久々の生ネヴィルに私としては期待したい・・と思うところとアート・ネヴィルのここ数年の健康にまつわる噂なんかを聞くとちょっと不安になったりして・・みたいな半々といった心境で会場へ足を運びました。
"JCBホール"は新しいだけあってさすがにきれい。
また、2階席、3階席でもけっこう近くに見ることができるような広さと作りで飲み物も会場内に持ち込み可、ということで大きなライブ・ハウスといった感じです。

パワー・ダウン、でもグルーヴはさすが。

前から4列目、下手スピーカーの真ん前という位置でとにかくよく見えました。
音圧はそれほど高くなく、スピーカーの前でも全然うるさくない・・という感じで全体としてはどうなんだろう、と思っていましたが3曲目くらいからは音量も少し上がりバランスもとれてきました。
それでも、アーロンが膝のあたりでたたくタンバリンやシリルのパーカッションの生音が聞こえてましたね、まさにライブ・ハウス感覚。
心配していたアート・ネヴィルも、声はシワシワですが思ったよりも歌っていたしハモンドもエレピも何とか頑張っていました。
私はこの日少々風邪気味だったせいもあり、なんと途中で2曲ばかりウトウトしてしまいましたが、その時に体に感じたビート、グルーヴはそれはそれは気持ちの良いものでした。
全体としては、突き抜けたところが無く淡々とした感じもありましたが、アートを助けるようにシリルやチャールズの頑張りで、燃え上がりはしませんでしたがレベルの高いパフォーマンスを見せてもらえました。
サポート・メンバーとか私の行った最終日だけ曲が少ないとか、細かなところで言いたいこともありますが、 それでもやっぱり見て良かったと思いました。
(2008.10.30)


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