《Z-Board-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0353 - 2007/6/7

横浜市 T.S様より

Vol.7「今あるMMW-1に関しては、もう外せないので購入したいと思います!!」

本企画はこのような概要ですが、会員の皆様にはNo.1494にてハルズモニターの
ご案内を差し上げておりました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/491.html

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

これまでの投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0320.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0300.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0290.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0258.html

遅くなりましたが、MMW-1関する試聴レポートをやっと書きましたので送ります。

普段聞いている我が家の装置は、以下のようになっています。

アナログプレイヤー   :トーレンス プレスティッジ
フォノイコライザーアンプ:FM222U
CDプレイヤー     :リンデマン 820
プリアンプ       :FM255
チャンネルデバイダー  :FM332 
パワーアンプ      :FM411(高域)
             FM30B(低域)
スピーカー       :JBL S9500

でマルチにして聞いています。

電源はパワーアンプの2台以外はトランスペアレントのパワーバンク8(旧タイ
プ)パワーアンプの2台をトランスペアレントのPIMMから供給しています。

オーディオラックは、タオックのCS−5で5段になっているものに、FMのアン
プ群を入れ、一番上にアナログプレイヤーを置いています。

残念ながら横にも奥にもスペースがなく、居間なので前に置くわけにもいきません。

そのため長い間CDを聞かなかったのですが、ダイナミックオーディオの某氏
(川又さんではない)にスピーカーの上に置いても防振対策をすれば大丈夫と
いわれ、右側スピーカーの上にCDプレイヤー、左側に電源ボックスを置いている
という状態です。

試聴は、1枚ということもありプリアンプの下に引いて聴きました。

時間の関係で使ったCDは以下の1枚だけです。

鈴木 勳「ブローアップ」(スリーブラインドマイス)

このCDではベースの音とドラムの音を中心に聴いています。
ベースの低音域が沈み込んでいく感じや、低域でのベースの余韻感が比較でよく
分かります。

下に何も置かない状態と、RELAXA4を置いた状態、今回のMMW-1を敷いた状態とで
比較しました。

何も敷かない状態とMMW-1を敷いた状態とでは、はっきりとした差があり、
下に敷くと、音に奥行きが出て全体に見通しが良くなります。

音の切れが良くなり1音ずつがクッキリとしてきます。

特にベースの低音部分に多少音像が膨らんでいく面があったのに、それが締まって
いきます。以前よりも余韻がすーっと自然に消えていきます。

この傾向はRELAXA4を下においても基本的には同じですが、MMW-1の方が音が前に
出てきて、RELAXA4の方が全体におとなしくなるという感じです。

好みの差という範疇とは思いますが、私自身はジャズしか聴かないので、MMW-1の
方が好みに合うという状況でした。

という訳で、余ったRELAXA4を電源の下(スピーカーの上にある)に置いたらさら
に良くなりました。

今回はプリアンプの下に敷きましたが、他の方の試聴記を拝見すると、スピーカー
の下に敷いたときが一番効果を発揮するような気がします。

今回は1枚しかないということと、MMW-1ではS9500の下では小さいので、
合う大きさのものを2枚借りて、再度試聴させてもらっても良いでしょうか。

とりあえず、今あるMMW-1に関しては、もう外せないので購入したいと思います。

以上

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T.S様ありがとうございました。もう外せない…という一言は他の会員の皆様の
結論と同様なようです。お陰さまで今回のモニター企画の返品率は今のところ
一枚だけというもので、皆様に推薦した甲斐があったというものです。

本日もご来店の会員から三枚のモニター希望を頂き、メーカーの供給能力が次第に
心配になってきました。

早くZ-Boardを作って欲しいものですが…製造方法は、ポルトランドセメント粉と
鉄粉と水、セメント混和材としてのシリカフューム、減水剤を真空にしたミキサー
で混ぜ合わせ、型に流し込み常温で硬化させ作ります。成形工程は、一日一工程
(一型につき一日一個しか作れません)のため量産は出来ないというこだわり。

皆さんもぜひハルズモニターをご利用ください。
そのためには先ずご入会を!!


HAL's Monitor Report