《H.A.L.'s Sunday Concert Hearing Report》
No.0499 - 2009/4/24 東京都品川区 お留守居役様より “Sunday Concert”とは新製品発表会ではなくこんな企画です!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/642.html オーディオの話しや商品説明はしない? という音楽を楽しんで頂こうという 企画ですが、ソフト関係の裏話やエピソードなど今までのイベントとは違う 切り口で皆様に楽しんで頂こうという企画です。 参加者の皆様はどのように感じられたのでしょうか、早速ご紹介致しましょう!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.9「生演奏よりも美しくてオーディオもここまできたかと思いました!!」 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0466.html 今までの投稿にも歴史がありますね〜。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0459.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0452.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0442.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0372.html 昨日はありがとうございました。以下は、簡単な感想文です。 CDプレーヤーのdCSのPaganiniシステムとESOTERICのP-01+D-01システムの 比較ができるということで、何枚かCDを持参して試聴させていただきました。 システムの概要は、スピーカーはNEO、プリアンプはCriterion、パワーアンプ はHALCROという構成です。 dCSの最上位システムであるScarlattiは、発表当初に試聴して驚愕した覚えが あります。 繊細にして緻密、柔軟にして強靱、広大にして鮮明、芳醇にして清涼などの 矛盾した表現もやむを得ないほどの素晴らしさでした。 今回は、その弟分であるdCSのPaganiniシステムと、ほぼ同価格帯のESOTERIC のP-01+D-01システムとの比較ということになります。 結果的には、分離、SN比、音域、ダイナミックレンジ、空間の広がりなどの 機能面では優劣は付けられませんでした。 ただ、音質面での風合いというか、色づけに個性を感じました。 端的に言えば、dCSは、丸みを帯びたしなやかな音という印象でした。 特に低音域は、角の取れたなめらかな鏡面仕上げのマシュマロのような音と 思われました。 ESOTERICは、スッキリとしたさわやかな音という印象でした。 晴れ渡ったすがすがしい高原の朝のような音とでも言いましょうか。 大げさに、あえて大げさに言えば、dCSは、暖かみのある甘い音。ESOTERICは、 ゴールドムンドほどではありませんが、怜悧な音。 さらに言えば、音楽的なdCS、音響的なESOTERIC。 急いで付け加えておきますが、音響なくして音楽なしと思っています。 最後に、SN比が良くて、弱音が美しい、オルフェウス室内管弦楽団の レスピーギ『リュートのための古風な舞曲とアリア』を聞きました。 天国的(行ったことありませんけど)美しさというか、天使が舞い降りつつ、 音楽を奏でているかのようでした。 あまりにも美しすぎる!! 雑音がある生演奏よりも美しくてオーディオもここまできたかと思いました。 至福の時間を過ごさせていただきました。 営業的にはプラスにならないと思いますが、ありがとうございました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より お留守居役様この度はありがとうございました。皆様に聴いて頂くことで ここの音質も磨かれていくというものだと思っています。皆様に美しいと 思って頂けることが大切なことですね。音楽を聴いて何を思い感じるか、 それは皆様一人ずつ皆違うわけですが、そこに共通のものを提供できると いうことを私も目指していきたいと願っているところです。 これからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。 |