川又のレポート
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/554.html


Vol.6「これは良い!!アナログファンにお勧め!!」

SFC SK-EX　届きましたので、早速試聴させていただきました。

まずは
1.「ピュア・アコースティック/大貫妙子」
2.「You stepped out of a dream/Tonu Naissoo Trio」

１は川又さんもおなじみのCD、２はJAZZピアノトリオの好録音CDですが、
どちらもSK-EXで処理すると主として高域のノイズ感が減って、音がクリアに
なります。

といって、変に音がやせたり、後方へ引っ込んだりしないところがJAZZ　＆　
ROCKファンには嬉しいところです。

CDはこれくらいにして、私のメインソースであるアナログで試聴しました。

3.「Sheffieid Lab/ I’ve gotthe music in me/Thelma Houston」
4.[Mobil Fidelity/Chicago Transit Authority]

どちらも高音質で知られるSheffield とMobil Fidelity　Sound LabのLPです。

SK-EXに15秒ほど入れて、付属の消しゴムのようなもので３カ所ほどポンポン
ポンと押さえるだけで、２枚とも１、２のCDとほぼ同様な変化をします。

そんな、良いことばかりのはずがないと疑心暗鬼の私は、ちょっと意地悪な
LPで実験しました。

5.「Somethin’ Else/Cannonball Adderley」 Blue Note 1595
6.「The Sidewinder/Lee Morgan」 Blue Note 4157
7.「HELP!/The Beatles」

３枚ともオリジナル、モノラル版です（試聴はモノラル針を使用）。
１〜４のディスクの変化を聞くと、高域のノイズ感が減って少し音がクリアに
なるという共通の変化が感じられたので、ナローレンジでも音の濃厚さが利点
のオリジナル版ではSK-EX　が悪い方向に作用するのでは？
と考えてこの３枚を引っ張り出しました。

でも、良い意味で期待は裏切られました。
５〜７の方が、１〜４のディスクよりも好結果です。

リー・モーガンとマイルス・デイビスのトランペットも変に上品になったり
せずクリアになりますし、ビートルズの４人のボーカルも分離が良くなります。

もう一つ良かったのは、状態の良くないディスクのプチプチノイズが半減した
こと。今まで日本製、アメリカ製の各種レコードクリーニング液を使用しても
ノイズが取れず、古いものだから仕方ないとあきらめていたんですが、いとも
簡単にノイズが減るので驚きでした。

これは「買いだな!!」
と考えていたところにふと思いついたのが、SFC SK-EXって、カートリッジに
も効果あるのでは？

そこで、早速実験。
といってもカートリッジ２個（マイソニックラボのEminentとオルトフォン　
SPU　Royal-N）をヘッドシェルにつけたままSK-EXの中に30秒置いて、最後に
付属の消しゴム？でカートリッジ、ヘッドシェル、シェルリード線を１回ずつ
ポンと押さえただけです。

これは音が激変しました!!

同じカートリッジとは思えないほど、目の覚めるような立ち上がりのスピード
感が加わります。

こんな経験は初めて。SK-EXはアナログファンには嬉しい逸品ですね。

川又さんお奨めのように、ケーブル類でも同じような効果があるのかも？
と思うとまだまだいろいろ楽しめそうです。

安い価格でいろいろ遊べる商品を紹介していただいて有り難うございました。

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川又より

 E.U 様ありがとうございました。そうでしたか〜、カートリッジでそれほど
ききましたか!! 確かに応用次第で色々と楽しめそうですね〜。