《SFC SK-EX Owner's Report》


No.0401 - 2007/12/6

埼玉県上尾市 T T 様より

川又のレポート
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/554.html


Vol.1「例えるなら大掃除の後の新鮮な清々しい空気で満ち溢れている!!」

過去の投稿の“ほんの一部”をご紹介致します!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0403.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0390.html

    ■SFC SK-EX(ELECTROSTATIC EXCLUDER)レポート■


今朝届きました。ですので一足早く体験レポート。

第一印象は皆さん同じだと思うが、いや〜何の変哲も無い箱。
これがすごい箱になるのには時間はかからなかった。

今まで川又さんの薦める小物を使って少しずつシステム環境のレベルをアップして、
極めて敏感な反応を示すモニター的なシステムになりましたが、今回のSFC SK-EX
(ELECTROSTATIC EXCLUDER)は明らかにCDの音質の向上を、一段も二段も実感で
きるアイテムです。

一曲目はいつものように女性ボーカル鬼束ちひろのベストアルバムから「流星群」。

まず何も処理しない音を確認して、SFC SK-EXの説明書の通りに15秒くらい信号面
を下にして置いておき、蓋を開けたら超導電性ラバーで出来た黒い小さなスティック
ZERO SHOTでCDを押さえるだけ。

出だしのスピーカーから発せられる音からして、まず違いが分かる。ストレートなの
だ。
純度を高めたというか、霧が吹き払われたというか、混りっけなしの100%濃縮
した音。次に音場が見渡せるようにリアルに左右に奥に広がるのを感じる。

次の課題曲はオーディオチェックCDとしては欠かせなくなった
http://www.kkv.no/
kirkelig Kulturverksted(シルケリグ・クルチュールヴェルクスタ)・Thirty
Years'Fidelity より
10. MITT HJERTE ALLTID VANKER / SKRUK and Rim Banna

ノイズフロアが下がったためか音量が大きくなった印象を受ける。
傾向は同じく音質の向上とレンジの上下がワイドになり解像度が上がりステージが
ぽっかりと浮かび上がる。

例えるなら大掃除の後の新鮮な清々しい空気で満ち溢れている。

CDに帯電した静電気がこうもCDピックアップレンズのサーボに影響を与えると
は・・・

ピックアップレンズをリジットにして最小のサーボで使用しているP-01でさえこう
も違いが出るのだから、前後左右上下にレンズが動く他社のCDプレーヤーではな
おさらではないだろうか?

次に新譜である原田知世の「Music&Me」。デビュー25周年(!)。
当時アイドルとしてデビューして今は歌わなくなった人は多いが(薬師丸ひろ子し
かり、斉藤由貴しかり)女優業も忙しい中、記念アルバムのリリースである。

彼女のアルバムは一時期トーレ・ヨハンソンがプロデュースした事もあり、音質的
にいい録音が多いが今回は格段にいい。

特にラストのデビュー曲「時をかける少女」のセルフカバー曲はアコースティック
ギター&シェイカーのみというシンプルなもの。

ボーカルもオンマイクで歌手としての実力が如実に現れる録音である。
デビュー当時からファンで、2年前にご結婚をされ公私共に充実している彼女の声
に、一種ノスタルジーを感じながら比較すると、処理後は彼女の「生々しい肉声」が
前面に出てくる。

「のどの奥が見えるような録音」というが、まさにそのような感じなのである。
伴奏のギターの胴鳴りもお腹に響くほど低音が伸び、実に気持ちいい。

次も新譜である有里知花の「Island Moments〜songs of Carpenters」。
彼女のアルバムもJ−POPファンのオーディオマニアの中では音質がいい事で
有名だが、今回のカバーアルバムも奇をてらったところが無く素直な肩の力が抜けた
シーサイドフレーバー溢れるナンバーである。

早速処理前と処理後の音の検証。彼女の伸びのある声に磨きがかかりよりワイド
レンジになる。またバックの演奏も一層クリアになりひとつひとつほぐれ、全体と
しては高いレベルで融合している。

この何の変哲もなさげな箱が変革は大きなものがあります。

実売価格2万数千円でこの効果は大きい。機械的にも電気的にも動作する部分が
無いため故障する部分が無く、半永久的に使用可能。またLPも処理できるよう
アナログファンにも対応している事に「分かってらっしゃる」と一人納得。

これから静電気でドアノブや車でバチッとくる時期にリリースするとはグッドタイミ
ング。

実際に使用してみると一度処理したCDをCDケースに戻した後もう一度聴く時に
もSFC SK-EXで処理した方がいい事が分かりました。

静電気はいたるところにたまっているという事でしょうか。
これからはこの箱無しにオーディオライフは送れません。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T T 様ありがとうございました。本当にタイムリーな体験談を頂きハルズサークル
の皆様にも大変参考になることでしょう。そして、一日も早くという声を頂き早速
明日から一斉出荷させて頂きます。とにかく、目からうろこが落ちるような変化に
皆様も驚かれることと思います。どうぞご期待下さい。
そして、皆様の体験談もお待ちしております!!


HAL's Hearing Report