《HAL's Hearing Report》


No.0243 - 2005/12/16

東京都品川区 お留守居役様より


Vol.38「一聴して魅了され、強く共感するものがありました!!」

12/9のご来場ありがとうございました。
http://www.dynamicaudio.jp/file/051209/guest.jpg

前回の投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0208.html


品川区のお留守居役様です。

12月9日のFコンで最後に演奏された曲は、ジョン・レノンの「イマジン」で
した。グループとしてのビートルズの世代である私は、解散後に単独で活動する
ポール・マッカートニーやジョン・レノンからは離れてしまっていました。

しかし「イマジン」は別でした。

一聴して魅了され、強く共感するものがありました。
ドーナツ盤レコードを買い、繰り返し聞いていました。

当時、テクニクスのプレーヤー、パイオニアのセパレートアンプ、オンキョウの
ホーンスピーカーで聞いた音質は、カサカサと乾いた素っ気ないものだったと思い
ます。

演奏も投げやりで、中途半端で、未完成、未完結、未成熟なものに感じました。
それが時代的な「自由」という魅力でもありました。

今回、ルーメンホワイトで聞いて、驚嘆しました。

特に低音域がシットリと潤い豊に広がり、ジョンのボーカルも落ち着いてしっかり
していて、当時とはまるで別物です。

ここに「イマジン」が完成した、と万感胸に迫るものがありました。
ありがとうございました。


HAL's Hearing Report