《HAL's Hearing Report》
No.0215 - 2005/11/10 埼玉県上尾市 T T 様より 「H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report」 Vol.12「朗々とした雄大なオーケストラも難なく再現!!」 "Friday concert"Vol.3レポート 一宿一飯の恩義という言葉があるが、今回は「一飯」の恩義でささやかながら レポートさせていただきます(笑)万世のかつサンドは移転前に行われていた イベント以来でしょうか。 今回一番興味を持っていたのがYGアコースティックのスピーカーYG Acoustics Anat Reference studio(550万円)http://www.accainc.jp/yga.html スピーカーユニットが金属というとゴールドムンドのフルエピローグやクレルの LAT-1000等(H.A.L.Tでも登場)を思い出すが、「金属製のエンクロージャー?」 と聞いていぶかしげな目で見る方がいるが、私は好意的である。 いずれも傑作。大満足な音楽を奏でてくれたからである。 さて今回のYG Acoustics Anat Reference studio。前記の大型フロアスピーカー と違いコンパクトである。 どれだけ納得させられる演奏を再生させてくれるかがポイントだった。 勿論、川又さんのお墨付きなのだから問題はないのだけど自分の耳で体感しないと 結論は下せない。 今回は対極をなすハイエンドスピーカーStradivari Homageとの比較だったが、 両者の特長が出ていてどちらも良い。Stradivari Homageは皆さんも聴かれている しレポートもされているので割愛させていただいて、YG Acousticsのリポート。 前衛投影面積が小さく点音源に近付いているにもかかわらず朗々とした雄大なオー ケストラも難なく再現。特に低音の量感と音質はアクティブウーファーによるとこ ろが大きいと思われる。 フロア占有面積も小さくコンパクトでも大型スピーカーに負けない雄大さの再現を 求める人にはおすすめである。 今回のエフコンの流れはH.A.L.'s Circle Review No.1129ですが、最後にPEIPで お馴染みのPケーブルの一斉交換。これは交換の効果は大きい音像の解像度が目に 見えて上がる。 また仕事の日程さえ合えばまた参加させていただきます。 今回はありがとうございました。 |