http://www.takamineguitars.co.jp/
タカミネの歴史は1959年に創業者が岐阜県坂下町(現中津川市坂下)でアコー
スティック楽器の工房を開いたことに始まった。
ギター通の方ならば既にご存じのことばかりでしょう。私はそこまで知りませ
んでしたが、TAKAMINEを愛用しているアーチストをざっと調べたら驚きです!!
http://www.takamineguitars.co.jp/artist/artist/index.html
特に私にとっては押尾コータローのCDは何枚もあり、また小渕健太郎(コブクロ)
にもお世話になりましたので身近な感じがしますが、凄い実績ですね〜(^^ゞ
そうなんですか〜(^^ゞと感心してしまった私ですが、実際の企画と設計は
このメーカーが行っているものです。
http://kisoacoustic.com/
TAKAMINEのwebサイトでも下記の製品は紹介していますが、今度の新製品は
モノが違うのです!!
http://www.takamineguitars.co.jp/seihin/lineup/speaker/index.html
Kiso Acousticのサイトでは↓ここにご注目頂きたいもの。
http://kisoacoustic.com/hb1.html
http://kisoacoustic.com/dealers.html
輸出もこれからということで全部Coming soonになっていますね。
こういうタイミングも私をそそらせるのですね〜(^^ゞ
いよいよ…このKiso Acoustic HB-1を私に聴いて欲しいというオファーがあり、
今週木曜日にキソアコースティック株式会社の代表 原 亨 氏が実物を持って
くるということだったのですが、私は定休日です、と言ったら延期してくれま
した。恐縮しております そして…
2009年6月15日に私はKiso Acoustic HB-1を初めて聴かせて頂くことになりました!!
以下は暫定の<仮資料>として入手した販売店向けの資料の原文です。
あくまでもショップ向けの文章ということでご理解下さい。
■Kiso Acoustic HB-1 発売のお知らせ
Kiso Acoustic株式会社(岐阜県中津川市 代表 原 亨)は、株式会社高峰楽器
製作所(岐阜県中津川市 代表 大野 光泰)とのコラボレーションにより、
小型高性能のスピーカーシステムを発売いたします。
6月20日発売のKiso Acoustic HB-1は、高級楽器製造の高度な技術を持つ高峰
楽器製作所のノウハウを結集した優雅な響きを醸し出すキャビネット技術と、
あらゆる制約を排除して音楽性を追求したスピーカー調音作業の融合により、
リスニング空間でまさに生演奏が奏でられているような豊かな音楽再現を求め
て造られました。
開発者の私(原)は、50年以上にわたるハイファイ愛好家です。
たとえば1940年代に設計された優れたスピーカーシステムからハイエンドと
呼ばれる現代的なものまで、これまでに多くの製品を所有して聴いてきました。
また、多くの生演奏にも接しており、録音にも関わってきております。
Kiso AcousticのHB-1は、音楽をこよなく愛する私が辿り着いた、音楽芸術に
捧げるスピーカーシステムといえましょう。
■株式会社高峰楽器製作所とのコラボレーション
高峰楽器製作所とオンキヨーのコラボレーションで誕生したオンキヨー「D-TK10」
ギターアコースティックスピーカー(2005年12月発売)の開発にあたって私は
高峰楽器側のオブザーバーとして参加する機会に恵まれ、アコースティック
楽器の構造を活かした新発想のスピーカーシステムに大いなる可能性を見いだ
しました。
最近の高級スピーカーシステムは、その多くが剛性の高いキャビネットを追求
しています。キャビネット自体の共振を排除する構造が研究され、入念な内部
補強により振動を抑え込んだ設計が主流となっています。
一方D-TK10 スピーカーシステムは楽器と同等の薄く軽い木製キャビネットを
用いることで、溌剌とした音楽再生を楽しませます。豊かに響く高峰楽器製の
キャビネットが、まるで音に生命を吹き込んだような魅力的な音楽表現をもた
らすことを教えられました。
■Kiso Acoustic HB-1
Kiso Acoustic HB-1は、高峰楽器製作所のノウハウを結集した優雅な響きを
醸し出すキャビネット技術と、あらゆる制約を排除して音楽性を追求した調音
作業の結晶です。私たちは美しい響きを得るために最大限の注意を払いました。
それは「設計」→「試作」→「試聴」→「触れて確認する」の繰り返しであり、
完成までに膨大な時間を費やすことになりました。この繰り返し作業による音
の磨き上げこそがHB-1の音造りの根底となっています。
その結果、HB-1は小型スピーカーシステムでありながらサイズを超えた音楽
表現を獲得したのです。
■キャビネット構造について
曲面を帯びたキャビネットの胴部分は2.5ミリ厚のマホガニー単板をスティー
ムヴェント(高温蒸気による)処理で曲げており、もっとも美しい響きを得る
ために側面響板に関しては3.5ミリ厚の単板を採用しました。
雑共振を発生させずに低音方向、高域方向へ開放的な伸びやかさを与えるため
に、多数の異なる形状の力木を用いて音造りされています。また、音圧と振動
に耐えられるように3次元CADを用いて緻密に設計した側面響板は、僅かにラウ
ンドさせて張りを持たせた形で胴に接着され、キャビネットの剛性を保ちなが
ら不要な共振を抑えています。
その結果、キャビネット内部には吸音材等を全く使用せずに音をチューニング
する事が可能になりました。
■製造工程について
HB-1のキャビネットはプレミアム・グレードの楽器と同様に最高の材料選別を
行い、選任された高峰楽器製作所のトップクラフトマンが製作から仕上げまで
を行っています。
搭載するドライバーはすべて耳で選んだ結果であり、特に高峰楽器によるエボ
ニーウッド削りだしのホーン部分が与えられたカスタム仕様の高域ドライバー
は楽器の倍音成分をクリアーに際立たせるものです。
すべてのドライバーは最新のレーザー干渉分光法測定システムに基づいて選別
作業を行って特性を揃えました。クロスオーバー回路は小型2Wayスピーカー
システムとしては異例というべき贅沢な内容と規模で、度重なる入念な試聴
作業で選び抜いたムンドルフ製の高音質素子を採用しました。
このクロスオーバー回路はキャビネット内部には収めず、空気振動等から隔離
されたメイプルウッドを積層した台座内部に組み込まれています。
■結び
従来のスピーカーシステムは箱鳴きを抑えるために、内部補強と吸音材の多用
で対処していました。
しかし、Kiso AcousticのHB-1は吸音材を全く使っておらず、まさしくアコー
スティック楽器そのものの内部構造です。
HB-1は、小型サイズとは思えない雄大な音楽を再現します。
理屈抜きで生き生きと感動的な音楽再生が、Kiso Acousticと高峰楽器製作所
とのコラボレーションで実現したのです。
HB-1はフル編成のオーケストラ作品から小編成の室内楽まで、弦楽器群から
木管・金管・打楽器、ピアノ、ボーカル、ジャズまであらゆる音を抜群のリア
リティで再現し、さまざまなジャンルの音楽を朗々と奏でることができます。
Kiso Acoustic代表 原 亨(はら とおる)
■標準品 マホガニー材エンクロージャー 価格 130万円(ペア・税抜)
ハワイアンコアー材、メープル材のエンクロージャーは、高級楽器用の希少な
天然木を使用するため、受注生産とさせていただきます。
価格は使用する原木の価格により変動いたします。
HB-1 定格
・形 式: 2ウエイ・バスレフ・ホーン型
・ウーハー: 10cm コーン型
・トゥイーター: 1.7cm ホーン型(黒檀削りだしホーン)
・インピーダンス: 8Ω
・推奨入力: 25W 以上
・能 率: 85 dB 1m/W
・寸 法: W148×H317×D221mm
・質 量: 4.5kg (1本)
専用スタンドは、アコースティックリヴァイブ製スタンドを推奨品と致します。
お問い合せ先:キソアコースティック株式会社 電話:0573-70-2777
〒509-9232 岐阜県中津川市坂下2496-5 http://www.kisoacoustic.com
■尚、新製品案内はまだ「仮」の状況でございます。内容などの変更の可能性
がございますので、ご了承ください。
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さあ、ギター大好きの皆様、いかがですか〜(^^ゞそそられますよね〜!!
今日の一枚で紹介したErik MongrainもHB-1で聴いてみたいものです。
http://www.dreamusic.co.jp/artists/overseas/erik-mongrain/
http://www.erikmongrain.com/
http://www.dreamusic.co.jp/erik_mongrain/
もしこれが30センチウーファーの3Wayスピーカーということだったら、私の
感性では受け入れられなかったかもしれませんが、10pウーファーの2Wayと
いうことであれば大いに開発者の選択と感性を認めることができます。
開発者の感性と同時に製作する高峰楽器製作所のギター職人の感性も素晴らしい
仕上げの美しさに感じられるものです。
このKiso Acoustic HB-1のため息が出るほど美しい仕上げを撮影した画像
ファイルを四枚入手しました。ハルズサークルの皆様に最速でご覧戴きましょう!!
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特に↓これが泣かせます!!正に楽器ということで内部はこうなっています!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/090601/DSC06682.JPG
どうですか〜この透明感と艶の美しさ!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/090601/HB1Titel_36.jpg
GruppeMandoとは何!? たてかけてあるギターと関係あるのかな?
誰か教えて下さい〜(^^ゞ しかし、美しいですね!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/090601/HB1GruppeMandoline_63.jpg
納得のハイクォリティーエレメントを使用しています!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/090601/HB1CrossoverA.jpg
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★ギターコレクターの皆様これはノリでゲットしましょう。ご予約承ります!!
★まだ最終決定ではありませんが、上手くいけば6月14日のSunday Concertで
ご紹介できるかもしれません!! 私はこれをHOVLAND STRATOSで鳴らして
みたいと思っています!! 続報にご期待下さい!!
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