発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
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http://www.dynamicaudio.com/dyna-info/mar32/index.html 「オーディオ交響曲」というテーマで私がどんな企画を考えているのか!? ちょっと先行してハルズサークルの皆様にお知らせしたいと思います。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 第32回マラソン試聴会 Audio Sinfonia 2008' Planning ( 担当 川又 ) 開催日時:10月26日/日曜日/11:00-18:00★(私の演奏時間は16:15〜18:00) 二日目に私が演奏する「オーディオ交響曲」その主題は「Tutti!!」総奏です。 このテーマは音楽用語である「Tutti」総奏という意味から、最後に盛り上げ たい演奏の醍醐味としてふさわしいというニュアンスと、今回多用する試聴用 ディスクのタイトルからとったものでした。そのディスクとはこれです。 http://www.referencerecordings.com/SAMPLE.asp#samplers TUTTI! An Orchestral Sampler "The Absolute Sound Super Disc List" 実は、このディスクは私にとっては思い出あるもので、11年ほど前にラスベガス で開催されていたCESを視察に行った知り合いからお土産に頂戴したディスク だったのですが、数年前から行方不明になってしまい残念に思っていたもので した。当時でもHDCDという高音質のソフトだったのですが、何と今年になって SACDとして再発売されたのですから感激です。思わず予備も含めて二枚も注文 してしまいました。↓これです。 http://www.super-audiocd.com/software/disc.php?dno=7208080018 この使い慣れたディスクから選曲して皆様にお聴き頂く曲は何がいいか? 悩むところでもあり楽しみでもあります。更に、各楽章においては私なりに 演出と趣向を凝らした演奏を楽しんで頂こうと思っています。ご期待下さい!! Audio Sinfonia 2008'「Tutti!!」総奏 ■ 第四楽章「Tutti ! Vol.2」■ さあ、いよいよラストステージとなります。タイトルは「Tutti ! Vol.2」で An Orchestral Samplerからも演奏も取り入れますが、企画を検討していく間 にちょっと考えが変わってきました。 前日は弦楽器に着目する場面が多かったようですし、今回はピアノの音に注目 している場面もありましたが、総じてクラシック音楽が多かったようです。 このフィナーレでは意外な選曲ということで、昨日使用した下記のシステムで 変更はないものの、この会場とVIVID Audio G1 GIYAでないと味わえない醍醐 味ということで趣向を凝らした選曲をひねってみました。 先ずは確認の意味も含めてシステム構成をおさらいしましょう。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- □Speaker System VIVID Audio the G1 GIYA / Barocco Red(\6,400,000.) http://www.dynamicaudio.jp/file/080107/Vivid_Giya_Preview.pdf ■System Selection .1■ □Power Amplifier soulution mono power amp 700 (1pair/税別\13,000,000) http://www.dynamicaudio.jp/file/080922/soulution_700.pdf and □Pre Amplifier soulution stereo line level pre amp 721(税別\3,500,000) http://www.noahcorporation.com/soulution/720.html and □SACD/CD Player soulution CD Player 740(税別\6,500,000) http://www.dynamicaudio.jp/file/080922/soulution_740.pdf and □other ESOTERIC G-0Rb (税別\1,350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g0rb/index.html ESOTERIC PS-1500 (税別\600,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/ps1500/index.html ESOTERIC 7N−PC9100(税別\350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7npc9100/index.html ■System Selection .2■ □Power Amplifier GOLDMUND TELOS 2500 (1pair/税別\13,500,000) http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/amplifiers/telos2500.html GOLDMUND TELOS 1000 (1pair/予価税別\7,800,000) and □Pre Amplifier GOLDMUND MIMESIS 24ME (税別\5,800,000.) http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/preamps/mimesis24.html and □SACD/CD Transport ESOTERIC P-01+VUK-P01 (税別\2,500,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p01/index.html and □other ESOTERIC G-0Rb (税別\1,350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g0rb/index.html ESOTERIC PS-1500 (税別\600,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/ps1500/index.html ESOTERIC 7N−PC9100(税別\350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7npc9100/index.html -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 最初は主題のディスクからの選曲です。クラシック関係の最後の選曲です。 http://www.referencerecordings.com/SAMPLE.asp#samplers http://www.super-audiocd.com/software/disc.php?dno=7208080018 TUTTI! An Orchestral Sampler "The Absolute Sound Super Disc List" (2)Chadwick:Intermezzo e Humoreske from Suite symphonique/Jose Serebrier/Czech State Philharmonic 優雅な弦楽器の旋律とダイナミックな打楽器が織りなす8分間の演奏はきっと 皆さまにもTUTTI!の主題を楽しんで頂き納得して頂けるものと思います。 さあ、ここからエンディングに向けてガラッと雰囲気を変えていきたいものです。 ジャズの選曲を意識したところ、この会場の幅14.6mのステージではピアノトリオ よりも大音量で演奏するビッグバンドを聴いて頂きたいと考えました。 つまり、18人の演奏者がこのステージでバリバリと弾きまくり吹きまくると リアルな音量としてこうなるだろう、というシミュレーションを試みます。 そうすると、ビッグバンドはライブ録音でいずれかのホールの残響を含むもの よりもスタジオ録音で個々の楽器が極力鮮明に録音されているもの。そして、 スタジオワークで付加したリヴァーヴがあったとしても、この会場の空間の 響きと溶け合うようにして融合して欲しいもの。 そんな思いから選曲したのは1992年の作品でした。 GRP ALL-STAR BIG BAND(2)BLUE TRAINです。 私が持っているCDはMVCR-99というナンバーですが、下記のリンクのように 再販売されています。 http://www.universal-music.co.jp/jazz/best200/UCCU-5159.html 16年前の各パーソナリティーの写真を見ると若いこと(笑)そんな彼らが高音質 でダイナミックな演奏を展開します。冒頭のトランペットのロングトーンの 締めくくりにドラムがジャストヒットした爽快な演奏をぜひご期待下さい!! 思わず天井を見上げたくなる演奏です。お楽しみに!! そして… -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 1988年10月1日、午前5時。 時代がめりめりと音を立てて変わり始めた中、J-WAVEの幕は開きました。 悠久のはるかを思わせる旋律。深々と透明感を漂わせる音の連なり、空気の粒子 を数瞬にして音楽ひと色に染め上げてしまう強烈な音場感。 さるにても、究極の音楽放送局を目指すJ-WAVEの門出を飾るに一番のあらまほ しき楽曲でした。 私たちJ-WAVEと「ACROSS THE VIEW」の出会いは今年の春にさかのぼります。 米国ラジオ界の寵児フランク・コーディー氏に番組制作の依頼をしたのが4月。 その折に手渡されたのが「WAVE AID」と銘打たれたCDで、同氏手づからのプロ デュースになるものでした。「ACROSS THE VIEW」は、実はその冒頭に収めら れていたものです。 以来、私はこの曲を拳で温めるように、ゆっくりと登場のタイミングを計った ものでした。そして8月。初めて「ACROSS THE VIEW」を試験放送の電波に乗せ た時の、あの圧倒的な反響の数々。すさまじいものでした。 その数は日を追うごとにうなぎ登りに増え、既に本放送の直前には1500件にも なんなんとするほどでした。問い合わせの電話口で「日本ではこのCDは買えま せん」と私たちは何度繰り返したことでしょうか。 ラジオが久しぶりに体験する音楽のうねりは、やがてフランク・コーディー、 ロバート・パーマーの両氏と、更に日米のレコード会社を促し、CDの日本発売 というムーブメントを生み出すに至ったわけです。 J-WAVEの音楽鼓動は、この「ACROSS THE VIEW」を魁に、日本の歴史が繁る限り 未来永劫休みなく打ち続けていくことになります。 恐らくその数は満天の星にも似て数え切れるものではないでしょう。J-WAVEの 思いの丈を仮託したこの楽曲には、それだからこそ極めて深い意味が籠められ ているのです。 この後いくつもの時を超えようとも、例え無慮数十、数百万の曲を重ねよう とも、とまれいつまでも語り継がれるのは初めに「ACROSS THE VIEW」ありき、 という言葉なのですから。 J-WAVE 編成部 編成次長 横井 宏 (1988年当時) 以上、このCDのライナーノーツより。そして、その曲とは!! RICHARD BURMER / ACROSS THE VIEW 東芝EMI CP32-5735 http://www.j-wave.co.jp/faq/produce.htm そして、現在は http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/cp325735/ そう、廃盤なんです。 もう、20年前になりますね〜。 日本初の24時間音楽専門FM放送局としてJ-WAVEが開局したのは…。 時は昭和天皇が病床に伏し、いつ崩御という悲報がマスコミを駆け抜けるのか という緊張感があった時代でした。私は車の中で良くJ-WAVEの試験放送当時か ら聴いていて、ノンストップ・パワープレーというタイトルで有名人が選曲し た音楽を何曲もフェードアウトせずに最後まで連続で聴かせるくれるという 画期的な内容に感動していたものでした。 そうです、今とは違ってFM放送の役目と音楽とは密接な関係にあった時代でした。 そして、オーディオ的に言いますと、このJ-WAVEが日本で初というもうひとつ の画期的なことを成し遂げたのですが、これは当日の私の解説でお教えしましょう。 http://www.j-wave.co.jp/ 現在は今回のマラソン試聴会の会場からも近い六本木ヒルズ森タワー33Fにあり、 20年前とは番組の内容も大分変ってしまいましたが、私は大変懐かしく当時を 思い出してしまいました。この放送局がオンエアした最初の一曲がこれです。 「この後いくつもの時を超えようとも、例え無慮数十、数百万の曲を重ねよう とも、とまれいつまでも語り継がれるのは初めにACROSS THE VIEWありき…」 素晴らしいコメントでしたね。私たちが日々耳にする音楽とは一生涯で一体 何万曲になるでしょうね。それらを超越した音楽とは!? はい、当日の会場で私が貴重なCDにてお聞かせ致します!! 聴き逃すと損ですよー!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- さあ、これも私にとっては大変懐かしい曲であり、今回の会場の空間と大きさ と使用するシステム構成にぴったりの選曲です。そして、この曲を知ったのも J-WAVEのおかげでした。JULIA FORDHAMのHAPPY EVER AFTERをお送りします!! http://www.j-wave.co.jp/original/musicplus/sp0610w1/woman.htm http://www.j-wave.co.jp/blog/top40/2008/08/72.html (26位) HAPPY EVER AFTER/JULIA FORDHAM 今は45歳になっているはずのJULIA FORDHAMですが、ヒットしていた当時は もちろんインターネットなどなかったので、彼女が歌う姿などは私も今初めて 見ることができました。便利になりましたね〜↓これです。 http://jp.youtube.com/watch?v=f9qGur8eTUg 本番前に曲を聴かせてしまっていいのか? ですって? はい、もちろん!! 前曲同様に今回のシステム構成と会場の空間で大音量で聴いて頂ければ皆様の パソコンのスピーカーで聴いたイメージなどは吹っ飛んでしまいますから(笑) 今では150円でこの曲がダウンロードできるんですね〜。恐らく私が持ってい るCDは廃盤だと思いますが、イギリス人の彼女が南アフリカのアパルトヘイト に抗議する内容の歌詞であり、アフリカのミュージシャンが多数参加している 曲なのです。 http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/Happy-Ever-After-lyrics-Julia- Fordham/90FF88F44E38023B48256BE500160CFF 皆様が見上げるであろうステージいっぱいに広がる音場感にぜひご期待下さい。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- いかがですか? クラシック音楽とは一味違う選曲でしょう!? さあ、いよいよラストナンバーです。あの名曲、AMAZING GRACEです!! http://www.kkv.musikkonline.no/shop/displayAlbum.asp?id=27619 SKRUK/pa nytt FXCD254 より 今では有名なヘイリーなど数多くのアーチストが歌っていますが、もとはと 言えば賛美歌です。冒頭の歌詞はこうですね。 Amazing grace! how sweet the sound 何と麗しい響き、あるいは音ということでしょうか!? how sweet the soundとは、このマラソン試聴会にぴったりの曲ではないですか!! ノルウェーの合唱団なのですが、ゴスペル調にリーダーを努める歌手がいて、 それを取り巻く素晴らしい音場感が聴きどころです。 演奏時間はたったの4分ほどなのですが、その間皆様は何を聴き、何を見て、 何を感じるでしょうか!? 私は今回の一連の予告編で次のようなコメントを述べていました。 「この曲が終わったとき、ステージに残る余韻に対して自然に拍手が湧き おこったら素晴らしいことですね。 皆さまの表情を見ながら楽しみにしています!!」 はい、まさにこれを目指しています。数あるオーディオ業界のイベントの中で 集まったお客様から自然に拍手がわいてきたらどんなに素晴らしいことでしょう。 私はそれに挑戦したいと思っています。当日は当然ハルズサークル会員以外の お客様も多数いらっしゃいますが、ぜひハルズサークルの皆様は私の目論見に 拍手で応援をして頂ければと願っています!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- さあ、長い長い予告編はこれで終わりました。後は本番がうまくいくように 明後日の仕込みとリハーサル、そして当日の私の頭の切れ味と音質次第という ことになってきました。 Audio Sinfonia 2008' 初日のテーマ「 響感 」kyokanは共感とも書けますね。 私と同じ時空間で体験する音楽にぜひ共感して頂きたいという願いもあります。 そして、「Tutti!!」総奏とは「想奏」のように想いを奏でるとも書けますね。 皆様の思いと私の思い、それが共鳴し共感できることが今回のマラソン試聴会 で目指しているものです。 一人でも多くの皆様のご来場をお待ちしております。<m(__)m> |
このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。 | |
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担当川又 |
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