発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明




2007年7月26日
No.518 「新発見!! TELOSにはビーバーの尻尾がお似合い!!なんのこっちゃ!?」
タイトルからは想像しにくいエピソードのご紹介です。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/517.html
↑残業しての配信でも速報させて頂いたこのケーブルの驚くべきパフォーマンス↓

■TRANSPARENT  Reference MM  Speaker Cable 2.4m (税別\2,600,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#REFERENCE

NEOでも素晴らしいということは何を意味しているのか!?

“Friday concert”Vol.28ではスピーカーはAvalon Acoustics“Isis”を使用する
ものですが、そこではたと思いついたことがありました。

そう、あのTELOSさんです。(^^ゞ

NEOオーナーからIsisオーナーへという遍歴。そしてZ-Boardとのめぐり合い。
このZ-Boardをスピーカーに使った場合にポイントになるのがこれ↓

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0362.html

そうです!! いつかはグサッとやりたいものですが…、遂にきましたー!!

http://isis.sc/2007/07/_apex_couplers_z-board.html

やっちゃいましたね〜(^^ゞ そう、これが最高なんですね〜!!

そして、実はオーディオ製品導入に大きな支配力を持っている奥様を伴って、
当のご本人…あのTELOS様が今夕ここに来店されるという予定が…!!

そこで私は誘惑の一手をと考えて次のセットアップを先ほど行ないました!!


 ◇“Friday concert”Vol.28  Hi-End Hi-End Speaher Cable system Vol.2 ◇

………………………………………………………………………………
GOLDMUND  EIDOS REFERENCE(税別\8,500,000.)
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/eidos_ref.html
     and
TRANSPARENT PLMM+PI8+PIMM(税別\996,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

GOLDMUND LINEAL DIGITAL CABLE
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/accessories/

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
GOLDMUND  MIMESIS 24ME(税別\5,800,000.)
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/mimesis24.html
     and
TRANSPARENT PLMM+PI8+PIMM(税別\996,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

GOLDMUND LINEAL DIGITAL CABLE
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/accessories/

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
GOLDMUND TELOS 2500 (税別\12,300,000.)
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/telos2500.html
     and
TRANSPARENT PIMM+PLMM(税別\606,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

■TRANSPARENT  Reference MM  Speaker Cable 2.4m (税別\2,600,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#REFERENCE

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
Avalon Acoustics“Isis”(税別\9,100,000.)
http://www.ohbashoji.co.jp/products/avalon/isis/
………………………………………………………………………………

そうです!! 私も我慢しきれずに一足早くTRANSPARENT Reference MM を“Isis”に
つないでしまったのです!!

Reference MMに付いているフィルターユニットの形が思わず“ビーバーの尻尾”に
似ていたものですから(^^ゞ

ちょっぴり興奮しながら最初に選曲したのはこれ、マーラー交響曲第一番「巨人」
小澤征爾/ボストン交響楽団の定番から第二楽章です!!

リモコンでスタートさせて一瞬の間…

「おー!! これがダイヤモンドトゥイーターが聴かせるオーケストラか〜!?」

語りつくしたほどの弦楽器群の音がほぐれているという表現はこの時のために
あったのではと改めて私は“Isis”が奏でるマーラーに耳が釘付けになってしまい
ました!!

NEOと比較しても雄大さ、低域の重厚さと量感、それらが上回るものというのは
スピーカーのボディーサイズからの設計コンセプト、そしてプライスでも想像でき
るものですが、今日ここで変身した“Isis”は更にしなやかさと緻密さを併せ持ち、
オーケストラを描くスケールを拡大しつつ微細な表現と麗しい質感というほぼ
完璧な仕上がりを見せてくれました。

さて、次はこれ、ちあきなおみ/ちあきなおみ全曲集「黄昏のビギン」を…
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiaki/disco/ce32335.html

イントロのヴァイオリンとギター、つまりアルコによって連続音を奏でる弦楽器と
アルペジオによって弾くという奏法での弦楽器の対比。それらが“Isis”の持つ
大きな空間表現とテンションの高まりという両立性を見事に具現化して聴けました。

そしてヴォーカル…

「う〜ん、ほ〜、はあ〜!!」これ、全部私のため息です(^^ゞ

これほど妖艶な息遣い、バイブレーションのかかった肉声のヒダというべき濃密な
解像度と心地よい響き。ちあきなおみに三メートルまで接近して歌ってもらった
ような喉元と胸元から湧き上がる声の低い音階でのリアルさが私の耳元まで響く!!

もう元には戻したくない…!!

あっ、いけません、これは私が使うセリフではありませんでした。^_^;

床面から1.45メートルの高さに位置する“Isis”のダイヤモンドトゥイーターは
ヴォーカルの音像を支配して、その高さに口許を定位させるということはない。
むしろ“Isis”の首の高さというかミッドレンジドライバーとウーファーとの中間
あたりの空間にヴォーカルは浮かんでいる。

そのヴォーカルが歌うステージが拡大され、音場感という背景は大きくなって
いるのに口許の輪郭はキュートに引き締まっているという私の好みの体型に見事に
ダイエットしてくれたということでしょう。惚れ惚れしながら次の選曲を!!

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/440.html

↑そもそも“Isis”を検証するのに使ったヴォーカルはこれが最初でした。

“Basia”「 The Best Remixes 」Epic (Japan) ESCA-5164

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Basia/

http://www.basiaweb.com/

私の自宅では大分古いCDばかりだから現在のwebには紹介されていない。探してみ
たら見つかりました。

http://members.tripod.com/~Basiafan/moreimages.html#remixes1

サンプリングによるドラムの低音がくっきりとテンション高くスピーカーのセン
ターで小気味良く連打される導入部、そこでエレキベースが重なり長いイントロが
続くが、それが先ずチェックポイント。

私はこの一年余り、この曲を使って様々なスピーカーやコンポーネントの低域での
振る舞いをテストして来ました。量感と重量感よりも打音としての定点での輪郭の
縮小ということでは“Voyager”が圧倒的です。

しかし、そもそも私がこの曲に注目したのは合計4個の33cmノーメックス・ケブ
ラーコーンウーファーが叩きだす重厚でありハイテンションであり、とにかく
低域の音像を極めて鮮明に再現する“Isis”のウーファーに対してReference MMが
どんなエネルギーを与えてくれるのかという期待感からでした。

「いいね〜、ウエイトが増加したのに敏捷な動きが出来るようにトレーニングした
 というアスリートみたいです。つまり筋力が増強されて力強いのに重量感が以前
 よりも感じられる…、これって本当にケーブルがやっていることなんですか!?」

私は分析と音質から受ける感動という二方向からのエネルギーに、どう対応した
ものかと戸惑いながら、いそいそとブリーフニュースを仕上げなければと頭に
浮かんだフレーズで精一杯のインプレッションを述べてみました。

あのTELOSさんが鳴らしている“Isis”と同じコンポーネントでのことであり、
また床のスラブ板に流し込んだ10センチ以上のコンクリートに対してグサッと私も
やっているセッティングでケーブルを取り替えただけなのですから。

実は、昨年末に某社の相当高価なスピーカーケーブルを自宅試聴して頂いたが、
その時は感動しなかったと出戻りになってしまった記憶があります。しかし…

今回の刺客は相当な腕前ですから…今後の展開が楽しみです〜
さあ、早く来い来いTELOSさん〜(^^ゞ


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
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