ようこそお越し下さいました。 <(_ _)> ここでは、私“島”が試聴した最新コンポーネントの中から、 話題性なども意識した試聴レポートをお届けいたします。 ソースの音楽にやや偏向がありますが、ご容赦願います。 |
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今回はGOLDMUNDを特集させていただきます。 ・・・労作です!! 今現在GOLDMUNDは価格帯別のラインナップだけではなく、用途別のモデルもあり、混在している状況です。 そこで、ラインナップをご紹介しつつ、それぞれの魅力に迫ってまいります。 まずは、主要モデルの一覧をご覧下さい。
そこで、スピーカーを除いていくつかの推奨プランを簡単にご紹介させていただきます。 |
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ラインナップが充実しすぎて、困惑しているお客様も多いと思いますが、逆に言うと好み、使用目的、ご予算に応じて様々な組み合わせが可能となっております。 最近ではGOLDMUND専用ラックなども出てきておりますので、システムで揃えるとデザイン的にも素晴らしいのではないでしょうか。 最後にスピーカーの 『LOGOS』 について説明させていただきます。 まずは価格表をご覧下さい。
音質ですが、見た目の硬質さとは違い、広がりのある音で、それでいて一音一音しっかりした音です。 サブウーハーがなくても、しっかりとした低域が出てきます。 しかし、サブウーハーをつけることで余裕も出てきますし、より一層スケール感を出すことが出来ますのでセットでのご使用をお勧めしたいところです。 さてどの組み合わせをお選びになれば良いのか難しいところがあると思いますので、簡単にご説明させていただきます。 まずは、パッシブタイプ、アクティブタイプ、DAC内蔵アクテイブタイプとがあります。 パッシブは普通のパワーアンプからスピーカーケーブルで接続いたします。 アクティブの場合は、本体にSRM2.3相当の200Wのパワーアンプが入っておりますので、プリアンプからラインケーブルでスピーカーへ入力する形となります。 DAC内蔵アクティブタイプの場合は、ALIZE 96/24 D/A モジュールとパワーアンプを内蔵しております。 これは同社のSR8、MIMESIS30ME、MIMESIS24MEなどのデジタル出力をダイレクトに接続してください。 それでは、シンプルなプランをいくつかご紹介いたします。
様々な組み合わせがございますので、別途ご相談下さいますよう申し上げます。 GOLDMUNDの場合、全て自社のブランドで統一することが出来ます。 もともと血統を重んじるブランドとして名高いメーカーでもありますので、是非ケーブルも含めて統一させてみてはいかがでしょうか。 まだお聴きになっていないお客様は、是非GOLDMUNDサウンドを体験してください。 ※ 現在スピーカーの展示はございませんので、
試聴ご希望のお客様は前もってご連絡下さい。 ご試聴頂ける日程をご連絡させていただきます。 ※ SR150MEは現在未入荷です。ご了承願います。 資料のご請求や試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
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今回は B&W の新製品 『802D』をご紹介させていただきます。
このモデルは『Nautilus802』の後継モデルですが、雰囲気は残しつつも大幅に改良されております。 それでは、改良点を細かくご紹介させていただきます。 この写真の向かって右側が今までのモデル『Nautilus802』で、左が新製品の『802D』です。 写真でもお解かり頂けると思いますが、新製品になり多少背が高くなっております。 これは台座の上に本体が乗っているという『Nautilus800』のような設計によるものと思います。 横幅は20mmほど小さくなっておりますが、これは並べてもわからない程度です。逆に奥行きは15mm増えております。 これはウーハーの写真ですが、以前はバッフル面より若干深めにセットされておりましたが802Dはエッジがバッフル面よりも出ております。(奥が802D) 細かいところですが、ウーファーを止めているボルトが2個ほど増え、一層がっちりと止めてあります。 さて802Dのウーファーですが、ドイツ“ローム社”で開発された“ロハセル”という素材が使われているとのことです。 このロハセルという素材は新幹線やスペースシャトルでも使われているそうですが、 PMI(ポリメタクリルイミド)をベースとした硬質プラスチック独立気泡(クローズドセル)発泡体です。 他の硬質発泡体に比べ、機械的強度・耐熱性・熱加工性に優れているとのことです。 そのロハセルを挟み込むように作ってありますので、ロハセルサンドイッチコーン・ウーファーと名前がつけられているようです。 このウーファーになり、ユニットの動きが軽くなり、鳴りっぷりが明らかに良くなっております。 従来モデルではドライブ力の足りないアンプですとボリュームを絞った時に、ウーファーをドライブしにくいという声が聞かれましたが、 今回のモデルにおいては格段に楽にドライブ出来るようになりました。 では、ツィーター部分に注目してください。 取り付け位置がNautilus802よりも前に来ておりますが、これは新たな設計に基づき、より完璧な位相管理を行うための設計変更だと思われます。 ツィーター部とミッドレンジ部の連結部分も手が加えられております。 これはそれぞれの干渉を抑えるためですが、以前よりもかなりぐらぐらに取り付けてあり、軽く手で動かしてみると良く解ります。 また、ツィーター部分のストロークですが、5cmほと長くなっております。 この写真では解りにくいとは思いますが、ミッド部分の仕上げもピアノブラックから少しメタリックががった仕上げになっております。 ウーハー本体の上部の仕上げも変更されており、以前は黒い布のようなものでカバーされておりましたが、今回はラバー状の素材になっております。 しかし、なんと言っても今回の一番魅力的な変更点はメタルドームツィーターからダイヤモンドツィーターに変わったことだと思います。 このダイヤモンドに変更したことで癖が少なくなり、自然な響きになっておりますので、今までの印象とはかなり変わっております。 このダイヤモンドは注目のElement Six社と共同開発したダイヤモンドツイーターですが、相当なハイクォリティです。 何故ダイヤモンドツィーターに変更されたにもかかわらず、価格があまりあがっていないのか不思議に思われるお客様もいらっしゃるでしょうが、 これはまさしくB&Wの企業力だとお考え下さい。 B&Wいわく「他のメーカーと比べて、質が劣るわけではなく、逆に性能は上」とのことです。 天然ダイヤモンドよりも純度が高いこのツィーターですが、一回にできる数が7個で、出来上がるまでに数日間かかるそうです。 詳しいスペックや『Nautilus802』との比較は以下をご覧ください。
今回の試聴会に参加のお客様は合計24名様となっておりますが、なんとその中で既にB&Wのスピーカーを使用されているお客様は12名もいらっしゃいました。 やはり現在B&Wをお使いのお客様は新製品がかなり気になるようです。 今回マランツさんの協力を得て、お客様へアンケートを実施しておりますが、音質については全てのお客様が「良い」か「非常に良い」の判断です。 お客様のご意見で、中域の充実度が良い、透明感の向上、各ユニットのつながりが良い、ピントのあったフォーカス、低域の切れが良くなった、 高域の癖がなくなり滑らかなどの好印象の意見の中に、デザイン、エージング不足での低域の解像度・音離れが気になったなどの意見もありました。 確かに、私も多少そのように感じるところもありましたが、入荷したのが2月17日(木曜日)の午後でしたので、わずか3日間しか経過しておりません。 しかし、あえてそのハンデを考慮しなくてもかなりの音質なのではないかと思います。 私のファーストインプレッションは、「この普通の音は何?」ということでした。これは私の中で良い意味での感想ですが、癖がなくとても自然な感じに仕上がっておりました。 最近はロックでチェックすることが多いのですが、ベース、バスドラももたつくことなく難なく再生してくれます。 以前のモデルはアンプによってもたつきを感じたのですが、802Dではほとんどそれは感じられなくなっております。 演奏中にユニットを見てみるとかなり振幅しておりました。見た目でもドライブしやすくなったのだろうなという感じがします。 また以前のモデルはヴォリュームを上げていくと耳障りなることもありましたが、ダイアモンドツィーターのせいかまったくうるさく感じません。 貧困なボキャブラリーのため的を射たコメントが出来ませんが、本当に自然で良い音です。 各ユニットがでしゃばることなく音がつながるのは、ユニットの改善もあると思いますが、改良されたネットワークもかなり貢献しているのでははないかと思います。 ストレスを感じさせない音で、これは正直素晴らしい音です。 この音で定価160万というのは、コストパフオーマンスは非常に高いのではないでしょうか。 更に詳しいインプレッションは、後日掲載予定の“802D PART2”でご紹介させていただきますので、もう少しお時間をいただければ幸いです。続報にご期待ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プリアンプ 『TRV-100』 パワーアンプ 『TRE-50』
まだ知名度が低いメーカーですがステレオ誌の評価も高く、これから期待できるメーカーです。 まずこのTRIGONの魅力はシンプルなデザインですが、パワーアンプのTRE-50にいたっては、コストパフォーマンスの高さです。 最近発売されたバイアンプモデルを足すことにより、更なるヴァージョンアップが期待できます。 拡張性の高いモデルと言っても過言ではないでしょう。 それでは、商品説明をさせていただきます。 プリアンプTRV-100に関しては、バランス入力2系統、RCA入力6系統 あわせて8系統の入力があります。 出力はバランス1系統、アンバランス1系統、REC OUT2系統になります。 その他にイコライザーやプロセッサーを使用できるように、SPLITという端子を設けてあるのも特徴的です。 次に機能面ですが、本体の設定で、左右バランス、ディスプレイ輝度調整、各入力の音量設定なども可能となっております。 デジタルヴォリューム、リレーによる入力切替等、リモコン操作にフル対応するとともに、初期性能を長期にわたって維持できるように設計されているようです。 また、フロントにヘッドフォン端子がついているのも、魅力のひとつでしょう。 仕上げは、ブラックとシルバーになりますが、共にフロントの表示板はブラックとなります。 次に、TRE-50の説明をさせていただきます。 入力端子はバランス・アンバランスどちらも使用できます。 スピーカー端子は1系統のみとなります。 背面右上には3つのボタンがついており、詳細は以下の通りです。 フロントパネルに表示される数字は、ACラインの電源電圧を表示しておりますが、気になるようでしたなら後面のスイッチでOFFにできます。 最近発売されたTRE-50BAですと、入力スルーのプリアウト端子がXLRのバランスで増設されています。 プリアンプが対応していなくても、従来のモデルに買い足すことでバイアンプが可能となります。 サイズがさほど大きくありませんので、4台あわせても、邪魔にはならないのではないでしょうか。 詳しいスペックは以下をご覧ください。
解像度を前面に押し出すタイプではなく、どちらかというとしっとりとならすタイプです。 筐体からはイメージできないほどの力感を持ち合わせており、コストパフォーマンスの高さを感じることが出来ます。 中低域に魅力がありますが、押し出し感を目立たせるのではなく、とても自然な感じでGood!です。 ソフトやCD PLAYERの個性を前面に出してくれますので、比較的システムを選ばないアンプではないでしょうか。 最近発売されたバイアンプモデルを導入することで、セパレーションも良くなり、ドライブしにくいスピーカーもかなりのレベルでドライブしてくれます。 但し1台のアンプからスルーして使用しますので、ケーブルによっては全体的なバランスが崩れる可能性もございます。出来れば反応の速いケーブルの使用をお勧めいたします。 買い替えをしなくても、買い足すことによってヴァージョンアップできるのはかなり魅力的ではないでしょうか。 まだブランドイメージが確立されておりませんが、かなりクオリティは高く、飽きのこない製品ですので、安心してご使用いただけるのではないかと思います。 まだ、お聴きになっていないお客様はそのコストパフォーマンスの高さとクオリティを実感してください。 既にパワーアンプのTRE-50をご使用のお客さまでバイアンプに興味をもたれたお客様は、ご相談いただければデモ機をご用意いたします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今回はLUXAMANのマルチチャンネルプリアンプ『CU-80』と、8チャンネルパワーアンプ『MU-80』が奏でるマルチチャンネル再生の魅力に迫ってみます。 4F H.A.L.3では11月よりLUXMANの最新モデルを使用し、今のところ全国でもあまり例がない(と、思われる?)、 《 映像を伴わないマルチチャンネル再生 》を提案中です。 最近ではソフトメーカーより600タイトル以上のSACDのマルチチャンネルディスクが発売されておりますが、良い環境でマルチを体験できるShopが無かったと言うのも実情です。 興味があっても、聴くことができなければその良し悪しすら解りません。 そこでこのH.A.L.3がメーカーの協力をいただいて、マルチチャンネル再生にチャレンジした次第です。 しかしマルチチャンネルを提案するにあたって、どうしてもセンタースピーカーやサブウーハーなどは使用したくありませんでした。 確かに、本格的なマルチとなるとITU-Rという組織が決めた標準セッティングを行ってこそ本物だと思いますが、 お客様の設置環境を考えた時に、4チャンネルのほうがイメージをつかんでいただけるのではないかと判断いたしました。 また、ピュアオーディオの中に映像を持ち込まなくてはいけないとなると、そこで二の足を踏んでしまうお客様も決して少なくはないと思います。 どちらかと言えば、かく言う私もそうでした。 映像信号を同時に扱うと“音”に良くない影響が出ると判断するお客様も多いでしょう。 その時にすべてを解決してくれたのが今回紹介させていただくLUXMANのCU-80でした。 前置きはここまでにして、その魅力をひとつずつご紹介させていただきます。 まず、CU-80の一番の魅力はデジタルプロセッシング回路を持たないピュアアナログのプリアンプであるということです。 AVアンプなどはドルビーデジタルデコーダーやD/Aコンバーターなどのデジタル回路とアナログ回路が混在しております。 これが音に悪い影響を及ぼすことは、機種による程度の差こそあれ、否定できないことだと思います。 しかし、このCU-80は音質最重視の為、余計なデジタル回路を設けずに徹底してアナログにこだわって設計されております。 今回マルチを行うにあたり、SACD、DVD-AUDIOの出力はプレーヤーよりアナログ出力ですので、デジタル回路は必要ありません。 極端な話アナログプリアンプ2台でも良かった訳ですが・・・。 それが、この1台のプリアンプで片付いてしまう訳ですから、大変便利な製品ではないでしょうか。 次にこのマルチプリアンプにはダウンミックスという大きな機能がついております。 この機能はセンターチャンネルとサブウーハーのチャンネルを他チャンネルに繰り込んでならせる機能です。 店頭ではセンタースピーカーもサブウーハーも使用しておりませんので、このダウンミックス機能を活用しております。 もちろんセンタースピーカーとサブウーハーはそれぞれ独立しておりますので、個別に設定できます。 本体のボタンで簡単に設定できるのもかなり魅力的です。その時の表示が上の写真です。 プレーヤー側でも設定はできますが、基本的にはCU-80のダウンミックス機能を使用したほうがクオリティは高いと思います。 ここで重要になるのが、各チャンネルのレベル調整ですが、リモコン(ch presetボタン)を使い容易に レベル調整が出来ます。その時は本体にパラメーターがでますので、目で確認できます。 (左右の写真を参照願います。) *ユニーサルプレーヤーの場合はプレーヤー側で各チャンネルのディレイタイムを調整し、仮想的に 全部のスピーカーが耳から等距離になるようにしておくと、ハイクオリティなサラウンドが楽しめます。 さて、CU-80の相方の8チャンネルマルチパワーアンプMU-80ですが、これもなかなかの優れものです。 今までお話したように店頭では、4チャンネル再生ですので、実際8チャンネルも必要ありません。 しかし、このMU-80はBTL接続ができますので、8チャンネルアンプを4チャンネルアンプとして使用することができます。 その時にはリアパネルのスィッチをBTLに切り替え、スピーカー端子の接続を変えます。 無駄になるチャンネルが無くなるというのはかなりポイントが高いです。 その他にもバイアンプ接続も可能ですので、バイワイヤーのスピーカーなどにご使用できます。 その際はCU-80の出力を変更してご使用いただくことになります。 その他機器の詳しい資料は以下をご覧下さい。
デモにあたり、この機能は非常に便利です。 メーカーによっては、画面を見ないと切り替えできないものもあります。 全てのユニバーサルプレーヤーがリモコンで切り替えできると便利なのですが、なかなかそうはいかないようです。 今回様々なソフトを試してみましたが、あたりはずれが多いことに気づかされました。 まず店頭ではオクタビアレコード(EXTON)のソフトを大量に入手しましたが、このレーベルの録音は非常にクオリティが高いと思います。 何故そのように判断したのかと申しますと、マルチチャンネル再生時であってもリアスピーカーを意識させないからです。 厳密に言えば、位相などで多少存在を感じる部分はありますが、ホームシアターのようなイメージとは全く異なります。 だったら意味が無いのではという意見もあるかもしれませんが、2チャンネルと聞き比べた時に初めてマルチの良さが浮き彫りにされます。 これが本当のマルチの魅力だと思います。 特にオクタビアレコードの録音で良かったのは、バボラークのホルン,アレシュ・バールターのオルガン,清水和音のピアノですが、ホール感がでてより自然な響きになります。 また、奥行きが出ることにより実在感も一層高まります。 実際オクタビアレコードの関係者に尋ねましたところ、録音の時点でリアの成分(余韻の成分)も録音して、調整を行っているとのことです。 だからこそ、違和感無く楽しめるのだと思います。 その他にも、Mercuryの録音もすばらしく、2チャンネルよりもマルチのほうが聞きごたえがありました。 イーストワークスから出ておりますCONTRAST / 富樫 雅彦,佐藤 充彦や、LINNからでているCAROL KIDのALL MY TOMORROWSなども非常にクオリティは高いと思います。 全体的に見て、クラシック。それもホール録音などはマルチで聞いたほうが面白いように感じます。 しかし、ソフトによっては違和感を感じるものもありました。 クラシックでも何枚かありましたが、JAZZやフュージョンなどは違和感のあるソフトも多く、ひどい録音になると平気で後ろから楽器の音が聞こえてきて、 今自分がどこで聞いているのか解らなくなるようなものもあったり、ピアノの余韻が横にまわって、更に後ろで消えるというソフトもありました。 2チャンネルを重視しているお客様はかなり嫌がるソフトでしょう。おそらくこういうソフトは強引に後ろの成分を作り出しているのではないかと思います。 こういうソフトではマルチでは無く2チャンネルの方がアラも出ずにかえって良いでしょう。 さてマルチに当たり様々なセッティングを行いましたが、気づいた点がございます。 2チャンネルの時とマルチチャンネルの時と、スピーカーのセッティングが若干異なるということです。 マルチで旨く再生できるようにセッティングを行うと、2チャンネルのソフトの時には平面的な音になってしまいますし、その反対だと音のつながりがあまり良くありません。 やはり一長一短あるようです。どちらかというと2チャンネル主体で、調整をしたほうが良いようです。 最終的な感想としては、マルチにはマルチの魅力があることは確かです。しかしながら、マルチだからと言って全てが良い訳ではありません。 2チャンネルで聞いたほうが良いソフトも数多くあります。これは、お客様のご判断にお任せしたいと思います。 その為には、まず店頭にてマルチの音をご確認ください。好き嫌いを判断するのはその後でもよろしいのではないでしょうか。 最後にLUXMANのこのセットは、魅力満載で、DALIと組み合わせると落ち着いたサウンドを奏でてくれます。 派手な音は一切無く、長時間聞いていても飽きのこないサウンドです。2チャンネルでもかなり完成度は高く、DALIとの相性も抜群です。 特にクラシックファンは一度お聞きになってみてはいかがでしょうか。 国内メーカーでがんばっているメーカーのひとつですので、その辺も考慮いただけると幸いです。 皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。 資料のご請求や試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
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QRDをご使用のお客様に買い替えをお勧めしている訳ではございませんので、ご安心ください。(^^;) QRDの場合はスペースやデザインなど束縛される要素もいくつかありますし、他社の同様な製品についも大なり小なりの犠牲を余儀なくされる事にかわりはありません。 そのような条件を考えた場合に、サイズもスリムな上にインテリアとしても違和感が少なく、更に音質向上も期待できる《 ASC 》のタワースリムを導入致しました。 さて、この《 ASC 》の大きな特徴は、向きによって、拡散・吸音をコントロールできると言うことです。 設置環境によってセッティングはかなり変わりますので、カットアンドトライで好みの音質に調整してみてください。 QRDと違って軽量ですので、持ち運びも簡単に出来ますから、店頭でも気軽に実験することが出来ます。 その効果をH.A.L3にてご確認頂き、QRDはちょっとというお客様にご検討いただければ幸いです。 この、『タワースリム』の仕上げ(標準色)は、クォーツ(Quartz)とミディアム・グレイ(Medium Grey)の2タイプです。 サイズはφ26×H183で、専用の脚(STAND)にセットアップされています。 その他のサイズ(脚無し)は以下のモデルからお選び願います。(仕上げは共に2タイプ) 資料のご請求や試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
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今回はピアノのブランドで有名な “ベーゼンドルファー” 社のVC7をご紹介させていただきます。 ピアノといえば“STEINWAY & SONS”があまりにも有名ですが、その STEINWAY よりも歴史は古く、1828年にウィーンで創業した老舗のピアノメーカーです。 私自身ピアノは詳しくありませんが、そういうメーカーがスピーカーを作ってきたのですから「良いに決まっている!」と、勝手に大きな期待をよせて入荷を待っておりました。 実際入荷してそのフォルムを見ると、まずは仕上げの良さに、感動を覚えました。やはりピアノ仕上げはピアノ製作会社だけあって、本物のピアノと全く同じような素晴らしい仕上げとなっております。 また、あののロゴがフロントの下と両サイドににしっかりと付いており、高級感があふれ出すその姿に目を奪われてしまうほどです。 しかし、不思議なのはフロントにはツィーターが2個しか付いていないことです。 ウーファーが背面やサイドや底というのは最近多いですが、そういうスピーカーでもフロントにスコーカーが付いている場合が多いです。 しかしベーゼンドルファーはフロントに28mmのシルクドーム型ツィーターの2個だけと独特なユニット配置が施されております。 ちなみにクロスオーバーは2.5kと明記されておりましたので、その下の帯域はサイドの130mmのコーンスピーカー(左右あわせて4個)でまかなっているということになります。 これで、定位感やエネルギー感が出るのかと不安に感じてしまいます。 さてこのクロスオーバーの資料を見ると、130Hzというもう1箇所クロスオーバーがあるように明記されております。 どういうことか簡単に説明させていただくと、共鳴板が付いている下の位置にはバスレフポートが付いており、 そこから出てくる音を共鳴板を使ってコントロールさせてピアノの独特なサウンドを実現させようということです。 この構造をプレート・ホーン・レゾネーター称し、130Hzのクロスオーバーを作り出しているテクノロジーとなっております。 これこそが、ベーゼンドルファーの大きな特徴となっております。 それ故に共鳴板を止めてあ6本のねじの調整で音が変わってくるということなのでしょう。 スピーカーターミナルは裸のケーブルが入るような金メッキされたシングルワイヤー端子ですが、その端子の根元までというロゴが入っております。 ここまでやるともう脱帽ですね。 | ||||||||||||||||||||||||||
それでは、試聴の前に簡単なスペックをご紹介させていただきます。
♪『第12番ト長調 作品37の2』。 正直申しまして、ベーゼンドルファーのピアノを生で聴いたことはありません。しかし、不思議に本物のピアノの雰囲気が漂ってくるのは何故でしょう。 この感動は以前“SONUS FABER”の『GUARNERI HOMAGE』というスピーカーでヴァイオリンの音を聴いた時以来の感動かもしれません。 もちろん、システムとして感動した商品はありますが、これほどピアノのCDがピアノっぽく聴けるスピーカーは聴いたことがありません。 今HAL2の入り口で展示しているのですがあたかもそこで演奏しているようです。ホテルのラウンジやJAZZ BARなどでの生演奏の雰囲気がそのまま伝わってきます。 さすが、ピアノを作っている会社の製品だけあって本物を感じます。 決して他のスピーカーを否定する訳ではございませんが、他のスピーカーはどちらかというとどういう風にマイクアレンジしたかや、鍵盤を叩く音が分かるといった感じの聞こえ方に対して、 ベーゼンドルファーはピアノそのものの雰囲気を作り出しているといっても過言ではないと思います。 エアーボリュームのある部屋で鳴らしてあげると、より一層雰囲気が出るのではないでしょうか。 共鳴板を使った低域もとっても自然で、コメントのしようがないぐらいのものです。 次にブレンデルのピアノでシューベルト♪ピアノ五重奏曲 「ます」よりAndantino。 やはりといえば失礼ですが、弦楽器の分離と艶があまり良くないようです。また定位感を重視した設計のスピーカーでは無いと思いますので、楽器の数が多くなると少し厳しいかな?と感じます。 ブレンデルのピアノが前面に押し出され、独奏状態に聴こえ、かなり偏った聴こえ方に感じてしまいます。 JAZZ ピアノはどうかと思い、THE BILL CUNLIFFE TRIO のLIVE AT BERNIR'Sより ♪WALTZ FOR DEBBYを聴いてみました。 言わずと知れたBILL EVANSの名曲を BILL CUNLIFFE がアレンジした1曲で、ピアノの雰囲気はやはり最高ですが、ベースもドラムも控えめな感じになり、ピアノだけ前に来て演奏しているようになります。 しかし、これはこれで、私は嫌いではありません。欲を言えば、ベースに力感が欲しいと言ったところです。というのもベースのソロの時にあまりにも地味になり過ぎているようです。 もう少し目立っても良いように感じます。 | ||||||||||||||||||||||||||
≪今回使用いたしましたディスクです≫ 以前ベーゼンドルファーのピアノをお持ちのお客様がご来店なさった時に、雰囲気が良く出ているといコメントを頂戴しておりますが、 全てのピアノがベーゼンドルファーに聞こえてしまうといった感想まで頂きました。 ピアノだけに執着した完璧な音作りですので、その反面弦楽器やボーカル系はかなり苦手です。 メインで“これ1本!”というよりも、サブシステムとしてリビングで鳴らすというような贅沢な使い方が理想的だと思います。 もちろん、ピアノしか聴かないというお客様はメインとしてお使いいただければ良いのではないでしょうか。 かなり贅沢なスピーカーであることは間違いないですし、ステータス的な考え方で所有するのも悪くないのではないでしょうか。 さらに詳しいことや試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
『Mimesis 18.4ME』 のクオリティは?
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お待たせいたしました。去年の弊社マラソン試聴会での初披露から4ヶ月経過しやっと展示することが出来ました。 筐体をコンパクトにし、モノラル化したMIMESIS 18.4MEの実力を検証してみましょう。 先ずは簡単なスペックをご覧下さい。
確かに、28MEが\1,480,000に対して、18MEが\1,600,000、もう少しがんばれば18.4MEに手が届くといった価格だと思います。 デザインの面、音質の面いろいろあると思いますが、スペックでの比較をさせていただきます。下が、Mimesis28MEのスペックです。
そう考えると2筐体2電源というのは価格差以上の効果が出るような感じもします。 それと、28MEにはオリジナル電源ケーブル(\85,000)がついておりますので、本体金額の差はもう少しあると考えてもよろしいかと思います。 サイズで見ると横のサイズは18.4MEを2台並べておくと、4cm大きいようです。 何はともあれ、すぐにでも試聴に入りたいところですが、先に18.4MEのリアパネルについてご説明をさせいただきます。 向かって右側の一番上にWBT社製のSPターミナル、その左にはGOLDMUNDのスピーカーケーブル専用の端子となっております。 補足ですがGOLDMUND専用スピーカーケーブルはLINEAL SP CABLEという型番で2.5mペアで\760,000とかなり高価なケーブルとなっております。 スピーカーターミナルの下にRCAとXLRのインプットがついております。但しXLR入力は独自のバランス→アンバランス変換回路を使用しており、不完全な バランス出力を持ったプリアンプの中にはこのキャノン端子に接続すると支障をきたす機器もあるそうですので、基本的には使用しないほうがよろしかと思います。 その下にはデジタルインプットとアウトプット端子がついておりますが、デジタルモジュールが入っていないタイプでは必要ございません。 また、このデジタルモジュールに関しましても、今の段階では今後GOLDMUNDから発売される予定の MIMESIS24 との接続でのみ利用できる 端子ですので、あまり深くお考えになることはないのでしょうか。 XLR端子の下にはアッテネーターがついておりますが、ここでのレベル調整はあまりお勧めできませんので、 基本的にはmaxの位置でご使用いただき、プリもしくはDAC等でコントーロールして下さい( maxの位置で MIMESIS 28ME と同じぐらいの音量が得られるようです)。 アッテネーターによる音質ロスはないというのがGOLDMUNDの考えですのでこれもあまり深くお考えにならなくて良いのではないでしょうか。 さて、18.4MEには28MEのようなスタンバイのボタンはございません。また28MEのような液晶パネルもなくシンプルになっております。 基本的に使用しないときは、フロントの電源スイッチで電源をお切りいただければ良いですが、電源ONのときでも無信号の状態が 続けば、フロントパネルのLEDが点滅に変わりスタンバイ状態になります。こういう機能は良くサブウーハーにはついていますがアンプでこの機能は少ないのではないでしょうか。 お待たせいたしました。それでは 『MIMESIS 28ME』 VS 『MIMESIS 18.4ME』 の比較試聴を行います。 (電源ケーブル、ラインケーブル、スピーカーケーブルは全てGOLDMUND社製です。)
次にMIMESIS18.4MEにつなぎ変えてみます。今回GOLDMUND社のスピーカーケーブルを使用しておりますので、パワーアンプへの接続は専用コネクティング端子を使い接続します。 また今回の試聴の為に3日間ぐらい18.4MEの電源はつけっぱなしの状態にしておきました。 聞き比べてみると、一言で言えは、実在感が違いますね。VACALは少し前に出てくるように感じます。ただこれだけの差かなと不思議に感じて しまい、何度か聴きなおしてみたのですがあまり印象が変わりませんでした。しかし18ME見ながら大切な事を思い出しました。 本体の足回りです。スパイク状態にするのをうっかり忘れていました。 今回オーディオボード等は使わずに試聴している為に、カーペットに べた置き状態になっておりました。それじゃ良い音するわけ無いですよね。足のねじを回すことによりスパイクが出てくる設計になっていますので スパイクをむき出しにして設置しなおします。 やっぱり!! ギターは深みと共に陰影のある音になり、ピアノのタッチもしっかり出るようになりました。 置き方次第でかなり違います。 実は18.4MEにもGOLDMUND POWER CABLE(L)を使用しましたので、電源ケーブルでの差はないものとお考え下さい。 女性VOCALにしても、品があることは言うまでも無いのですが、深みが増えた分耳あたりがよくなっているようです。 交響曲を聴いても、楽器の定位などは18.4MEの方がやはり上に感じます。恐らく筐体を二つにすることにより、音の分離が良くなったためだと思います。 ヴァイオリンやチェロの音色は響きは基より、落ち着いた感じに聞き取れました。でも一番変化が出たのはティンパニーの押し出し感と空間表現でした。 低域の出がスムースになり、全体的な明瞭度が上がったせいではないでしょうか。 でもこうやって18.4MEを評価していくと、MIMESIS28MEは選ぶ価値なし?と思われるでしょうが私はそうも思いません。 オーディオは音もさることながら所有する喜びもあります。MIMESIS28MEのフロントパネルの両サイドのスィッチを同時に押すとスタンバイ状態に なるのですが、その時に液晶窓の右側からMIMESIS28という表示が登場するんですよね。これがまた心引かれたりもします。 正直クオリティだけとれば18.4MEの方が優れているとは思いますが、筐体が大きい分高級感もありますし、実際の音の切れ込みは 28MEの方が良いような感じもします。おそらくとGOLDMUNDの特徴がより顕著にでるのは28MEでしょう。 暫くの間は18.4MEも28MEも両方展示いたしますので、最終判断はお客様にお任せいたします。是非お聴きになってお選び下さい。 さらに詳しいことや試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
GOLDMUND 『Mimesis 21D』 の魅力 \990,000 | |
以前私のHOT NEWS (8月20日分)でご紹介させて頂いたダイナオリジナルの GOLDMUND 『MIMESIS 21D』を新年第1号としてお伝えいたします。 このMIMESIS 21Dは“GOLDMUND”の販売実績のある弊社と輸入代理店ステラボックス及びGOLDMUND社とのタイアップで ぎりぎりの価格 \990,000!(税別) を実現致しました。 このGOLDMUND MIMESIS 21D ですが、本来より発売されている『MIMESIS 21ME』と何が違うかと申しますと「値段!!」だけでは、ございません。 不必要なものは省き、必要なところを徹底してグレードアップさせたということです。 その違いを細かく説明させて頂きますと、まず第一にMIMESIS 21Dはアッテネーター(デジタルヴォリューム)を省いております。 通常の21MEタイプはある設定をすることでデジタルヴォリューム機能が働きパワーアンプにダイレクトに接続することが出来ますので、 プリアンプの代わりとして使用することが出来ました。 しかし、通常はプリアンプを経由して使用されるお客様の方が圧倒的に多いということもあり、思い切ってその機能を省きました。 次にMIMESIS 21Dを完全モノラルで二台使用することでDUAL/AES 176.4KHzのハイビット・ハイサンプリング再生が可能というのが、一番大きな魅力です。 これはESOTERICのP-0SやP70などCDトランスポートがDUAL出力を持っている機器のみの有効となります。 しかしご使用中のトランスポートにDUAL/AES出力がなくとも、またはD/Dコンバーターをお持ちでなくとも、MIMESIS 21Dを二台使用することで GOLDMUND初のmono仕様D/Aコンバーターとしてご使用できます。これはMIMESIS 21Dのデジタル出力をもう1台のMIMESIS 21Dに AES/EBU(上の写真)で接続することなります。 ここで、左の写真をご覧下さい。 出力端子(RCA)の上にスイッチが2種類あります。向かって左側がMONOとSTEREOの切り替えで右側のスイッチがLとRの切り替えになっています。 通常1台でご使用の際は左側のスイッチを上にしていただければ右側のスイッチは関係ございません。 2台ご使用の際は2台とも左側のスイッチはMONOにしていただき、1台はLもう1台をRという設定でお使い下さい。 そうすることでモノ仕様のDAコンバーターとしてお使い頂けます。 しかし、これらの機能を使わないにしてもアッテネーターなしで\590,000(実際の販売価格で約\360,000の差額)はおいしい話ではないでしょうか。 また、今の段階でMIMESIS 21MEよりもグレードの高い“ALIZE4” というモジュールを使用しているのも見逃せないところです。 それでは、前置きはここまでにして試聴レポートに入らせて頂きます。 今回使用したCD PLAYER(CD TRANSPORT)は、EIDOS 18ME及びESOTERIC P70です。 まずは、EIDOS 18MEに接続してみました。(EIDOS18の場合UNIVERSAL PLAYERですのでCD 及びDVDのPCM出力のみ有効) 正直な感想はGOLDMUNDサウンドに近づいたとでも言えば良いでしょうか。楽器一つ一つの輪郭がはっきりするとともに、全体的な見通しが良くなります。 女性VOCALの艶や透明感は特に際立って違いが分かります。どうしてもUNIVERSAL PLAYERですと全体的にCDの質が下がりがちですが、 このMIMESIS21Dを追加することで、CDとSACDの差がかなり僅差となりますので、今までお持ちのCDも生かすことが出来ます。このセットは是非お勧めできるセットです。 MIMESIS 27ME とMIMESIS 28MEをお使いのお客様はこの組み合わせでご検討いただければGOLDMUNDの純粋なサウンドをお楽しみいただけるのではないでしょうか。 さて、続きましてESOTERICのP70との組み合わせで試聴してみました。 まず1台で使用してみました。 D70に比べるとあら削りには感じますが、しっとりとして華やかになります。奥行きや定位はさすがEOSTERICだけあって、素晴らしいものがあります。 ここまでくると音楽性の差ですので、一概にどちらが良いとはコメントできません。 ここでP70の持っているハイサンプリング機能を生かす為MIMESIS 21Dを2台使用してみました。 やはり違うものです。ESOTERICのD70に近づいたというと誤解を招くかもしれませんが、先ほどまで物足りなかった奥行きと定位感が満たされて、 その上おちついた感じになりました。実は1台ですとエッジが立ち、きつく感じることもありましたが、 2台使用することにより、より自然なサウンドを感じとることが出来ました。 ハイサンプリングの両面が重なりあって、2台投資するだけの意味が十分にあることが実証できました。 ここで、もうひとつの機能を使用してみます。その機能というのはESOTERIC P70の出力をMIMESIS 21DのINPUT5にシングルで入力し、 1台目のデジタル出力をもう1台のMIMESIS 21Dに入力するということになります。 深く考えるお客様はデジタルケーブル1本分のロスをとお考えになると思いますが、輸入元に問い合わせたところ、測定不能な数値なので、全く問題ないとのことです。 現に聴感上違いを感じることは出来ませんでしたので、ご安心下さい。ひとつだけ言わせていただくとすれば2台ご使用の際は2本とも同じデジタルケーブルをご使用下さい。 試聴結果ですがハイサンプリングで使用した時よりも奥行きは無いものの、臨場感はこちらのほうが感じ取れます。 奥行きが減った分そう感じるかもしれませんが、1台の使用時に比べると差は大きいです。いい意味でのGOLDMUNDサウンドに近づきます。 6F HAL2では、MIMEISIS 28ME(ステレオパワーアンプ)を片CHで使用したり、LINNのLINTO(フォノイコライザー)を片CHで使用したりしております。 ご来店いただいて比較されたお客様は違いをご理解いただいているとは思いますが、筐体が二つになるというのは予測を遙かに越えたメリットが生まれます。 ダイナオリジナルのMIMESIS 21DをDACの最右翼候補として、ご検討いただきますようよろしくお願いいたします。 お客様のご自宅での試聴につきましても、極力スケジュールの調整を行います。 さらに詳しいことや試聴のご希望は、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
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←『CADENZA』の 電源部です。 | ||
今回はVIOLAの新製品 『SYMPHONY』,『CADENZA』 のレポートをさせて頂きます。 先ず最初にこのVIOLAですが、数ヶ月前にSPIRIT(プリアンプ\4,750,000)とBRAVO(パワーアンプ\4,000,000))の2機種で鮮烈デビューを飾っておりますが、 いきなり登場してこのクラスのアンプを発売してくるとは、よほどのメーカーに違いないと思われたお客様も多かったのではないでしょうか。 しかし実際はアメリカの新生メーカーとは名ばかりで、回路製作者はチェロブランドを築き上げたメンバーの一人トム・コランジェロ氏とポール・ジェイソン氏 であります。 (ちなみに、“チェロ”ブランドの創始者はマークレビンソン氏です。) 事実がわかると当時のチェロを愛してやまなかったお客様はこのVIOLAの登場が待ち遠しかったのではないでしょうか。 今のチェロに関してはパワーアンプのRhapsodyで新たな船出をしておりますが、開発者はいろいろなメーカーを渡り歩いているジム・マックーラ氏が携わっているとのことです。 何はともあれ、リファレンスモデルのSPIRIT及びBRAVOは別格としてやっとHAL2でご紹介できるモデルの発売がきまりうれしい限りです。 それでは、製品説明をさせて頂きます・・・、と言いたいところですが、実はパワーアンプのSYMPHONYに関してはまだ詳しい資料が出来ておりません。 今回輸入代理店ゼファンにお借りしたモデルも完成形ではなく、入力もフィッシャーのみです。一般市販のモデルは入力を増やすとの事ですが、 はっきりしたことはわかりません。しかし、SP出力は以前のチェロと同じくドライバーで締めるようになっております。 また今解っている事は出力が200W(8Ω)というぐらいですね。パワーアンプに関しましては詳しい資料が到着次第ご連絡させて頂きます。 | ||
それではプリアンプのCADENZAのみとなりますが詳しくご紹介させて頂きます。 詳しい資料が、輸入元のZEPHANより届いておりますので、別途UP致しました。 こちらをご覧下さい。 リアパネルを見ていただくと、昔ながらのフィッシャー端子が設けてあるのがお解かりになるかと思いますが、これはチェロの言わずと知れたチェロ用の端子だと 思っていただければ結構かと思います。それ以上はつっこまれると困りますので、ここまでにしておきます。 | ||
前置きはここまでにして試聴記に入らせて頂きます。 今回の試聴ディスクは時期が時期だけにクリスマスソングで試聴してみましょう。 1曲目は若かりし頃のスティービーワンダーの名曲♪ SOMEDAY AT CHRISTMAS。 聴いた瞬間鳥肌がたつような思いでした。音の好みは別としてこの表現力には脱帽です。 一音一音暖かくて、まろやかで、熱っぽく語りかけてきます。耳にまとわりつくような音ではなく、体全体に染み入る感じです。 スティービーワンダーの甘く時折ハスキーな声が、嫌味なく空気を伝わってくるこの表現力が本当の空気感なんでしょう。 次にA GALA CHRSITAMAS IN VIENA より、ボーナストラックに収められている ♪ 若葉の頃。 元々はビージーズの名曲の一つですが、今回はサラブライトマンのヴァージョンを聴いてみました。 VACALの音像は、大きめにはなりますが、スピーカーの後ろにスケール感のあるサウンドステージを作ってくれます。 エネルギー感は控えめですので、のけぞることも無く、逆に前のめりになることも無く自然体に聴けます。ここが難しい判断ですが 聴感情的な解像度はそんなに感じられないですし、輪郭がはっきりしているかと聞かれても即答できません。 ただ、解ったことはデジタル機器の音色を純粋に伝えるだけの柔軟さは持ちあわせているということです。 ESOTERICのハイサンプリングの魅力やクロック使用時の音の変化ははっきり聞き取ることができます。 VIOLA自身個性は強いと思いますが、他のメーカーのCDやスピーカーの魅力を壊さないと言う点では使いやすいのではないでしょうか。 最後に大野雄二トリオ&フレンズのクリスマスアルバム LUPIN THE THIRD 「JAZZ」 CHRISTMAS より♪ Candlelight For Two(作曲 大野雄二)。 このアルバムには川嶋 哲郎氏がテナーサックスとして参加しておりますが、そのサックスの音色がAvantgardeのUNOとの相乗効果で 一層深みがあり、こくのあるサウンドに仕上がっております。また目をつぶって聴くと雰囲気にのみこまれそうになるような落ち着きも感じます。 全体的なバランスも良くウッドベースもそんなに大味にならないところも良いですね。またピアノの色気も伝わってきてムーディーに聴く事が出来ます。 個人的に一押しのアンプになることは間違いなさそうです。 総評ですが、前回のメトロノームのCD PLAYERと同様好きな人は好きという音です。 音楽の表現力が多いにありますが、物足りなさを感じるお客様もいらっしゃるかと思います。ただ本当に自分の好きな音を再確認できるアンプだと思います。 嫌いなら嫌いでも良いと思いますし、こういう音楽の表現力があったのかと新しい発見をしていただくには最高ですので是非、一度お聴き下さい。 また、今後の入荷の予定ですが、プリアンプのCADENZAは入荷しておりますが、パワーアンプのSymphonyに関しましては12月中旬には輸入代理店のご協力でサンプル品を借りることが出来そうです。 さらに詳しいことは、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
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今回はフランス生まれの“METORONOME TECHNOLOGIE”(以下METORONOME)の新しいCD PLAYER 二機種を取り上げさせて頂きます。 まず、この“METORONOME”ですが、資料によると1987年に設立したメーカーですが、昨年輸入代理店エレクトリが正式な形で輸入を開始いたしました。 第一弾としてCD TRANSPORT の 『KALISTA』 (\2,800,000) 及び『T2A Signature』 (\1,600,000)、DACの 『C2A Signature』 (\2,000,000) の3機種と 今回の新機種で計5機種となっておりますが、実はちょっとした裏話がございます。 輸入代理店のエレクトリは今から4年前に海外のオーディオショーでこのメーカーに出会い、輸入を検討していたそうです。 そのときは『T2A Signature』(CD TRANSPORT) の一機種しかなかったのですが、“METORONOME社”が新製品を設計中とのこともあり エレクトリはその新機種の完成を待って、輸入することを考えていたそうです。 今となってはそれが『KALISTA』と『C2A Signature』だったのですが、その新機種が完成するまでに時間を要してしまい正式な輸入まで時間がかかってしまったとのことです。
上の写真をご覧いただいてお解かりになると思いますが、電源部が見た目の決定的な違いです。 それであれば本体は同じかというと、中身の基盤もかなり違うそうです。 何故こういうことをお話したかと申しますと、例えば 『T1i Signature』 の購入後、電源部を 『T2i Signature』 の電源に交換可能かと質問を受けました。 確かに外側だけ見れば可能なようにも思われますが、今の段階では無理なようです。 次にこのメーカーの面白いところは DDコンバーター 部分です。背面の切り替えによって44.1KHzと96KHzとの選択が可能なのですが、 聴き比べた限りでは個人的には44.1kHzの方が深みがあって好みでしたが、ソフトによっても印象も変わってきますので切り替えてご使用頂いてもよろしいかと思います。 | ||
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前置きはここまでにしてコメントに入らせて頂きます。 試聴機種としては『T2i Signature』に絞って試聴させて頂きました。 比較に関しましては、同一メーカーということと、価格の差があるということでご了承下さい。 それでは、先ず1曲目 ROY HAYNS ♪ BROWN SKIN GIRL。 やはり同一メーカーだけあって『KALISTA』と『C2A Signature』を聴いた時の印象と同じで、音が熱い!!音楽としての熱気がひしひしと伝わってきます。 またROY HAYNSのドラムが跳ねるという感覚は他のPLAYERではあまり味わったことが無く、新鮮さを覚えてしまいます。 特にハイハットの小気味いいリズムやスネアの開放感などはスカッとしており、何か笑いながら楽しく叩いてる表情まで見えるようです。 全体的にみると荒削りな音にも感じられますし、美音系ではございませんが、聴いていて楽しいと感じるというのはこれこそ個性なのではないでしょうか。 次に、野島 稔の “NOJIMA PLAYS LISZT” より♪ La Campanella。 ピアノのソロの曲ですが、音の強弱の表現力も優れている中で、フォルテッシモが特に良いですね。またそれでいて繊細さも感じ取ることが出来ます。 また陰影も良くでており、再生能力というより、再現能力の良さを感じます。 これが音楽の持っているエネルギーである!ということを改めて認識してしまいます。 非常に面白みのあるPLAYERです。良く考えてみたら、音の情報量がある、抜けが良いというのは良く使う評価の言葉ですが、 このPLAYERに関しましてはそういう良さを先行させずに、音楽性を前面に押し出しているという印象です。 しかし意識して分析的に聴いても情報量はかなりのものです。そういうところを感じさせないところもこのPLAYERの魅力のような感じもします。 実際かなり個性的な一面をもったPLAYERですので、好みの分かれるところと思いますが、一聴の価値あり!!と思います。 SACDやDVDなどの新時代のデジタル機器が市場を賑わせている中、逆行していると言ってもおかしくは有りませんが、音楽の本質に新旧は関係ありませんし、 デジタルであってもアナログであっても関係ございません。本当にお客様ご自身にあったPLAYERをお選び頂くことが何よりです。 最後に『T2i Signature』に関しまして、展示導入予定ではありますが、新製品の為入荷予定が確定しておりません。 入荷致しましたなら HOT NEWS でご連絡いたしますので、首を長くしてお待ち下さいますようお願いいたします。 さらに詳しいことは、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |
標準価格 : \1,380,000
今回はマラソン試聴会でもお客様より高い評価を頂いたCD/SACD PLAYER “LINDEMANN”の魅力に迫ってみようと思います。 LINDEMANN といっても、ほとんどの皆様は初めて耳にするメーカーだと思いますが、最近注目のドイツのメーカーです。 まずは、簡単なSpec.です。 では、輸入商社:『ACCA』の」資料をご覧下さい。
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LINDEMANN 『D-680』及び『CD-1SE』は、 同機にて搭載された同社独自のCDシグナルプロセッシング方式、 (High Definition Resampling Architecture) 通常、マスタークロック自体のジッタ数値を語って云々言われる事がありますが、各ステージのシグナルパスの距離、PCボード自体によっても各ステージに於いて大きくタイミングエラーが生じ、 ジッタを発生させる事はあまり多く語られません。 ノベルト、リンデマンはこの点に着目しました。まず、HiDRAの大きな特徴であるデュアルマスタークロックシステム。 マスタークロックオシレータは11.289MHz(256 x CDサンプリングレート/SACD再生時は不使用)と24.476MHz(256 x 96kHz)の異なった2種類を搭載し、 それぞれサーキット上、各ステージの中央に来るように配置しています。このマスタークロックのオシレータはクロックを発振するだけではなく、 ドライブメカのサーボボードのコントロールも同時に行う事で同期精度を向上させ、ジッタを極限まで排除する事を可能にしています。 従来のデジタルフィルタに変わり、HDCD再生のコンポーネントの一つであるマイクロパシフィック社PMD200を音質(音楽性)及びその本質的な性能の面から採用しています。 HDCD再生用に予めプログラムされているアルゴリスムはマイクロプロセッサーにより必要に応じて初段のアップサンプラとしてリセットされます。 11.289MHz/マスタークロックにてオシレートされたCDシグナルは、このPMD200によって20bit/88.2kHzへとリサンプリングされた後、 AD1896/サンプリングレート/ビットレートコンバータへと導かれ24bit/96kHzへとアップサンプリングされます。 このアナログデヴァイス社製 AD1896コンバートチップは幾種の異なったデジタル信号を24bit/192KHzへとアップコンバートするデヴァイスですが、 ノルベルト.リンデマン氏の経験から、“Don't Run at Full throttle” 、如何なるデヴァイスでも限界使用すると、その音質は不安定になり、 やせ細った、ただ鋭いだけの音になってしまう事に基づいて、あえて96kHzへのコンバーションに留めています。 余裕を持ってレートコンバートされた信号は24.476MHz/マスタークロック(SACDサンプリングレート)にてリクロックされた後 モノラルにて使用されたバーブラン社製PCM1783コンバータチップへ導かれ24bit/192kHzへと最終変換されます。 SACDに於いては単にリロックの為だけに24.476MHzマスタークロックを経てPCM1783へとモノラルモードにて直接信号が送られる事になります。 ところで、リンデマンは1-Bit SACDにおいてマルチビットPCM方式より明らかに有利である点は2つのみあると見ています。 ひとつは「デジタルプロセスにフィルタリングを必要としない事。」そしてもうひとつは「実行領域のクロックスピードがPCM方式に比べ総体的に遅い為、処理(コントロール)しやすい事」の2点です。 D-680のもう一つの注目すべき点は45khzを上限に設定したアナログフィルタを採用した事です(三次/ベッセルタイプ)。 ノベルト リンデマンは周波数帯域拡大の泥沼には全く興味を持ちません。 より広い周波数帯域を確保しようとする場合、その事自体よりも、いかに確実にその信号をアンプに対して伝送するかが困難になり、 総合的なクォリティーバランスを確保する事は困難である事を彼は知っているからです。 完全バランス構成からなるD680の最終アナログ回路にはAD825オペアンプを採用し、周波数帯域を上限45khzとした事で相対的なネガティブフィードバックを最小限に押さえる事を可能としました。 又、電流/電圧変換ステージのアナログフィルタには厳選されたシルバーマイカキャパシタを採用、そしてPC基板へと取り付けられる全てのチップ類は一切半田を使用しない “サーフェスマウント方式”を採用する事で、製造工程上発生する製品のバラツキを極限まで排除する事に成功しています。 アナログステージも「オーディオファイル」のクラスに相応しい完成度となっています。 以上 アッカ資料より
資料をみると、クロックに力を入れているというのがよく解りますが、それ以外にもこだわっている点がいくつかございます。まずは電源の取り方です。本体に電源をとる以外に別の電源BOXが存在します。(図2) これはDAC部分の電源部だとお考え下さい。図3を見ていただければ音声出力端子の部分にケーブルが見えると思います。 これが電源部に行くケーブルですが、このケーブルはなんとUSBケーブルを使用しております。オーディオもパソコンみたいになっていくのかと心配してしましますが、 いずれにしても電源の重要さを重んじでいるということを感じます。 それと、本体にデジタル出力ボタンがあり、必要以外はデジタル出力はOFFされていて、余計な回路を通さないようになっております。 さて、このD-680はSONYのメカを使ったSACD/CD PLAYERですが、SACDマルチ出力はございません。 それにもこだわりがあり、マルチは映像が有ってこそで、ハイエンド音楽再生では2チャンネルが一番良いという考えを持ち、 その為に余計な回路は使わないという一貫した考えも見所があるメーカーだと思います。 それでは、前置きはここまでにして試聴してみることに致します。 まず、荒井(松任谷) 由美の ♪ 海を見ていた午後 1974年に発売されたALBUM 『MISSLIM』に収録されている曲ですが、今回はYUMING BALLAD BEST Sweet,bitter,sweetに収録されている曲を使わせていただきます。 特徴は蒸留のような音?とでも表現すれば良いのでしょうか。ユーミンの素敵な詩が語りかけてくるように聞こえてくるPLAYERは今まで多くはありませんでた。 血が通っているやさしい音です。高域が伸びている、低域の厚みがあると言った分析的な音ではなく、これこそ音楽性豊かなPLAYERと言っても言い過ぎではないと思います。 解像度、力感は恐らく弱いと感じるかもしれません。また、余韻が大きい訳でもありません。これと言ってどこかに特徴があるといった感じはしませんが、極めて自然です。 この曲は楽器の数が少なく、ユーミンのVOCALを表面に出した録音ですが、ユーミン独特の裏声が心地よく感じました。 次にラフマニノフ 交響曲 第二番 ホ短調 作品27 の3曲目Adagio 指揮ジョン・ヴィクトリン・ユウ フィルハーモニア管弦楽団(EXTONレーベル)を聴いてみました。 この曲を聴くとエリックカルメン ♪ 恋にノータッチ(Never Gonna Fall In Love Again)を思い出してしまいます。 実際エリックカルメンは音楽院の頃、ラフマニノフを専攻していたようです。エリックカルメンをご存じない方は是非聴いてみて下さい。 さて、本題の音ですが、楽器が楽器らしく聞こえ、一つ一つの楽器が前面に出るのではなく、ハーモニーとしてバランス良く聞こえてきます。 音色は特についている訳ではないと思うのですが、耳あたりが良く心地良く聴かせてくれます。 あえて批判するとすれば力感がもう少し欲しいような気がします。それと立ち上がりの問題です。電源を入れてしばらくは寝起きが悪く、本領発揮するには時間がかかるところがネックになるようです。 やはり電源二つ分ですとやむを得ないのかなとも思ってしまいます。 デザインは賛否両論ということでNOコメントでますが、このLINNDEMANNの音色にはまる人と、物足りないと感じる人の両極端にわかれると思います。 落ち着いた雰囲気で楽しみたいというお考えのお客様は、是非一度お聴きになってみてはいかがでしょうか? 最後に、随時展示ということではございませんので、持込試聴対応機種とさせて頂きます。 詳しくは、島宛てのメールでお気軽にお問合せ下さい。 |