第2章で述べている、“ゴールドムンドの十字架”と例えたブレーシング構造の骨組みである。縦方向の角材は微妙にセンターをずらしてあり、レゾナンスの拡散を狙っている。また、個々の端にはターンバックルが装備されており、ネジを締めていくことによって各方向に応力をかけているのである。