発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
No.210 「実物を見ました!! LINN KLIMAX-CONTROL がもうすぐデビュー!!」 |
いや〜、音を聴くゆとりがなかったのが残念ですが、今年の1/20に配信した No.0259で国内最速の情報発信をしたLINNの期待の新製品が突然やって 来ました。製品名としては「KLIMAX-CONTROL」になりそうです。 価格的には150万円を切れるかも知れないということで決定には今しばらく かかりそうです。音を聴くにしても、実物は今日中には持って帰ってしまう ということなので、じっくりと分析するには至らず、とにかく外観の内部 そして、他社にない機能のご説明ということで臨時ニュースとしました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/020809/klim_cont.jpg まずはフロントパネルを斜めから見た場合ですが、シンプルなスイッチが あるだけでデザインはとてもあっさりしているものです。そして、スタン バイ状態の時には、このように中央のディスプレーにLINNのシンボル マークがブルーで表示され、動作状態になるとここにボリュームのカウン ターや各種のモード表示がなされるものです。しかし、カッコイイ!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/020809/klim_con-disp.jpg -*-*-*-*-*-*-*-*-*- http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/020809/klim_con-in.jpg 思い切って中身を空けて見せてもらいました。実はメインボードや電源 部、ディスプレーの基板などは、ご覧のようにすべてトップパネルに 組み込まれているのです。右側のボトムプレートは足がついているので すが、それを内部が見えるように裏返しにしています。 ここで、電源部の周辺を同様にくり抜いているのがおわかりでしょうか。 CD12の同じスイッチング電源部ですが、その配線もアルミの無垢材を くり抜いて埋め込むようにして配線し、かつトップパネルとボトムプレ ートの両者が電源部を密閉するように組み上げられているのです。 しかし…、精度が高い加工処理には本当に驚くばかりです。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- さて、画像ではわかりにくいのですが、このリアパネルにはコンピューター 通信用のRS232ターミナルが複数装備されています。これは何に使うのか ということは、こり先に開発する「エクスパンド・ユニット」によって 更に4チャンネル分のコントロール機能を追加しようというものなのです。 基本的には、この「KLIMAX-CONTROL」で通常のステレオ2チャンネルを 再生しますが、「KLIMAX-CONTROL」と同様な外観とサイズの「エクス パンド・ユニット」を追加して、この「KLIMAX-CONTROL」と同じクォリ ティーによってマルチチャンネル再生をも可能にするという事なのです。 そして、AMXなどのホームオートメーションシステム、またはマルチ ルームシステムとして複数の「KLIMAX-CONTROL」とのリンクも可能に なるということでした。合理的ですね、最初に「KLIMAX-CONTROL」を 導入しておけば、それを基点として将来の機能拡張を質を落とさずに 実現しようという配慮なのですから…。う〜ん、期待できそうですね。 |
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