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H.A.L.担当 川又利明
    
2024年2月8日 No.1754
 H.A.L.'s first impression!!-Aurender N30SA & MSB Select DAC+Select Digital Director

Stereo Sound GRAND PRIX 2023受賞 Aurender N30SA¥4,000,000(税別)
https://www.aurender.jp/products/n30sa/

自社ではDACを持たないAurenderのデータトランスポートを鳴らすDACは何か?
残念ながらディスクトランスポートがないMSB Technologyとの最高峰ペアリング!

MSB Select DAC ¥20,500,000(税別)+ Select Digital Director¥4,950,000(税別)
http://www.axiss.co.jp/brand/msb-technology/msb-technology/

2024年1月30日、上記システムを当フロアーにセットアップしました。
https://www.dynamicaudio.jp/s/20240130175615.jpg

システム詳細リストは未作成ですが、当フロアーのリファレンスであるESOTERIC
Grandioso C1XとM1XにてHIRO Acoustic Model-CCCSを鳴らすという構成です。

ただし、音楽ファイル・データトランスポートという製品と、MSB Select DACと
Select Digital Directorとのコンビネーションにおいては、伝送方式とケーブルを
どうするのか、非常に多項目の選択肢があるので一つずつ検証し確認していかなくては
と考えています。

Select DACとSelect Digital Director間では同社のPro ISL赤外線レーザー伝送として、
今回はDigital Director入力モジュールはAES/EBUとQuad USBの二種を用意しました。

Aurender N30SAからはAESとUSBの両方の出力があるので、二種の伝送方式による
音質の違いも確認しました。また、ESOTERIC Grandioso P1XのAES出力をDigital
Directorに入力することで、ディスクトランスポートとデータトランスポートの
両方の比較試聴も出来るように配慮しました。

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今回のトライアルはチェックポイントが多項目に渡るため、現時点では全ての
項目での試聴は出来ない事が分かっていたのですが、取り急ぎ輸入元の担当者が
いて下さるうちに第一印象だけでもつかんでおきたいとの思いから、取り急ぎ
恒例の課題曲をリッピングしたのです。

■溝口肇「the origin of HAJIME MIZOGUCHI」より「1.世界の車窓から」「14.帰水空間」
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=3355&cd=MHCL000010099
http://www.archcello.com/disc.html

そして、私が最も感動したのはAurender N30SAのAirPlay機能を使って、なんと
ApplemusicをSelect DACで再生出来ること!

私のiPhoneでライブラリーに入れておいた上記のアルバムも再生出来るということで、
Aurender & MSBでの再生音、更に話題の新製品ESOTERIC Grandioso P1XSE-D1XSEでも
ディスク再生するという三通りの比較を最初にやってみたわけです。

今回は時間的に全てを語る事は出来ませんでしたが、先ずは44KHz/16bitという
標準的なスペックであっても、Aurender & MSBの音には度肝を抜かれました!
私にして、こんな溝口肇を聴いたのは初めてのことでした!

次にGrandioso P1XSE-D1XSEで同じ曲をかけたのですが、MSBとの対比でESOTERICの
目指している方向性がしっかりと認識出来ました。これも収穫です!

そして、こんなハイエンドシステムで聴いたApplemusicの本当の音質!?
ロスレスモードで聴いたのですが、良い事そうでない事の両方が確認出来ました。

前代未聞とはこのことで、世界的にも実現したのは初めてであろう、Aurender N30SAと
MSB Select DAC+Select Digital Directorの組み合わせは正にデジタル再生の最高峰と
直感した第一印象でした!

さあ、面白くなってきました!
今回は速報的なコメントしか出来ませんが、これから色々と検証していきます。
続報にご期待下さい!

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

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