発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
2020年9月15日 No.1618 H.A.L.'s One point impression!! - Soulnote S-3 |
H.A.L.レベル認定! このプレーヤーはただものではない! https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1614.html Super Audio CD Player S-3ver.2 https://www.kcsr.co.jp/detail_s3.html 本製品の詳細は開発者が自ら語る下記サイトにてご覧頂ければと思います。 https://www.kcsr.co.jp/soulnote.html https://online.stereosound.co.jp/_ct/17390474 この独創的とも言えるディスクプレーヤーをH.A.L.に常設展示としたのは英断か!? いや、私に言わせれば当然の成り行きという事だったかもしれません。 ただし、私が聴いているSoulnote S-3には一般的なセッティングとは少し違う要素が ありますので、先ずは下記の二枚の写真をご覧になって下さい。 この写真は普通にセットアップしての状態です。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200913165021.jpg こちらが私が聴いている状態です。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200913165007.jpg えっ、何が違うのかって? 電源スイッチ上のインジケーターの色です(笑) その答えは下記にあります! H.A.L.'s Sound Recipe/Soulnote S-3 inspection system https://www.dynamicaudio.jp/s/20200913165513.pdf お分かりでしょうか? はい、マスタークロックジェネレーターを使用しています。 ESOTERIC Grandioso G1より10MHz正弦波のマスタークロックを入力すると電源 スイッチ上のインジケーターは青となります。また、他のディスプレーは 音質重視のため全て消灯しています。 そして、もう一つの秘訣というか私の判断によって選択した設置法があります。 上記のメーカーサイトを見ると付属品としてスパイク受けボードとして木製の板が 付属しており、雑誌の試聴記事の写真など見ますと皆さん、このボードを使用して 試聴しているようなのですが、上記の写真の通私は音質的判断から木製ボードは 使用せずにスパイクを直接ラック棚板に直刺しするというセッティングをしています。 ここ数日間というもの、このSoulnote S-3を上記システムにてずっと聴き続けています。 それは分析的な聴き方ではなく多彩な選曲で私自身が音楽を楽しんでいるということなのです! つまりH.A.L.レベルであるということ! 私は今まで再生音に対するこだわりをスピーカーやコンポーネント、そして オリジナル商品であるY'Acoustic System Ta.Qu.To-SPL & XLRなどの記事において 度々述べてきましたが、その私が目指す方向性とクォリティーにおける各評価項目に おいて合格であるということです。 更に特筆すべきは他の国産ディスクプレーヤーの音質とは一味違う音質と魅力が あるということでしょう。 その個性と魅力に関しては後日、実験的な比較試聴を行う計画がありますので 続報にご期待頂ければと思います。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- さて、私は三か月前からiPhoneとAirPodsを使ってApple musicを聴き、日頃の試聴での 課題曲とは違う多様多彩な音楽を聴くようになりました。 そこで昨夜の事、今読んでいる小説にふさわしい選曲はないかと思いつつ、 偶然にも開いた下記のApple musicのミュージックビデオに目が留まりました。 A Look Inside The Studio With Melody Gardot https://music.apple.com/jp/music-video/a-look-inside-the-studio-with-melody-gardot/1440986875 これは一般公開しているプレビューなので本編はApple musicでなければ見られない のですが、次のタイトルによるビデオです。 A Look Inside The Studio With Melody Gardot メロディ・ガルドー Currency of Man (The Artist's Cut) このMELODY GARDOTはデビューアルバムから現在まで全てのCDをコレクションして いるもので、試聴のための課題曲としてはあまり使用しませんが、イベントなど では紹介している私の大好きなアーチストでもあります。 上記のミュージックビデオの画像と収録されている曲は五年前に発表された下記の アルバムから抜粋されたものでした。 MELODY GARDOT:Currency of Man https://www.universal-music.co.jp/melody-gardot/products/uccu-1488/ 昨夜はこのミュージックビデオを見て、更にApple musicのライブラリーに既に 登録してあったアルバムCurrency of Manをずっと聴き続けていたのです。 先ず、このビデオが素晴らしかった! モノクロのアメリカの下町という風情の中で 人々の表情がクローズアップされ、このアルバムのプロデューサーのインタビューや アーチストたちのスタジオでの模様もあり、MELODY GARDOTがこのアルバムにかけた メッセージ性を鮮明に伝える内容でした。まさにソウルフルの一言なのです! 五年前の発売当時に当フロアーでも聴いていたアルバムでしたが、改めてイヤホンで 聴き直し演奏の素晴らしさを再発見し、明日出社したらSoulnote S-3で聴こう! と思っていたのですが、先程アルバム全曲を通しで聴いてしまいました! いつものように音像と音場感、解像度や質感という用語で語ることは後日に回すとして、 この私がリファレンスシステムにてSoulnote S-3を聴き、何の違和感もないどころか アーチストの魂を感じるような演奏に感動してしまったのです! 今日の段階では128万円のSoulnote S-3に対してマスタークロックジェネレーター ESOTERIC Grandioso G1は190万円という非常識な組み合わせでしたが、近日中に 私はもっと現実的で妥当な組み合わせのもとに分析的な比較試聴を行います。 そこでSoulnote S-3の個性と魅力を皆様にお伝えしようと思いますが、 このプレーヤーはやはりただものではない! 現時点で皆様に自信をもって推薦致します! |
担当:川又利明 |
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