発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
2020年6月10日 No.1604 New Original product-Y'Acoustic System Ta.Qu.To-XLR |
[1]Ta.Qu.To-XLR(XLR InterConnect cable)必然の誕生 優秀なスピーカーは再生システムにおける変化に対して敏感に反応するものです。 コンポーネントはもちろん、電源環境の変化やラックなどの機械的な変化に対しても、 そして各種ケーブルに関しても同様に反応し変化します。 Ta.Qu.To-Zeroも当然のごとく各種の変化要因を与える度に変化し、様々な実験的 試聴を行う中で多彩な音質を聴かせてくれたものでした。その変化の有様を観察し 体験してきた私はTa.Qu.To-Zeroのアイデンティティーとして確立すべきは、その 直前で影響力を発揮しているスピーカーケーブルではないかと考え思いついたのが この一言です 「吉崎さん、Ta.Qu.Toのスピーカーケーブル作ってみたら!?」 今になって思えば何とも無責任、かつ無謀な発言であったことでしょうか。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 上記のきっかけによって誕生したのがTa.Qu.To-SPLだったわけですが、 今になって思えば吉崎さんの構想においてはほんの序章だったのかもしれません。 New Original product release - Y'Acoustic System Ta.Qu.To-SPL https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1564.html オーディオシステムにおける各種ケーブルの評価とは如何にして行っているのか。 最も単純であり正確なのは全てのケーブルを同一メーカーにて統一する事でしょう。 電源ケーブル、各種デジタルケーブル、各種インターコネクトケーブル、そして スピーカーケーブルなどとオーディオ再生において必要となる全ジャンルの ケーブルをすべて手掛けているというメーカーは世界中に何社もありますが、 その中でも私がリファレンスとして採用し高く評価しているのがTransparentです。 https://www.transparentcable.com/ そして、他のケーブルメーカーと違うところ、こだわりの要素は何かというと 下記ページの下の方にある充実した試聴室を保有し、実際のハイエンドオーディオ システムにて実際に聴き、音質本位の開発と設計を行っているということ。 更に同社の社員の多くは実際のミュージシャンであり、楽音に対する高い感性を 持っているという事でしょう。 https://www.transparentcable.com/pages/why-beginnings この背景を元に私はTa.Qu.To-SPLの音質を次のように表現していました。 「私が当フロアーで聴いてきた多数のスピーカーケーブルの中で、上記で述べている Transparent MAGNUM OPUS/MOSC 8 (2.4m)税別¥8,300,000.と同社のOPUS/OSC12(3.6m) 税別¥5,250,000.の下に位置する音質としてTa.Qu.To-SPLを評価したということです!」 また次の一節も重要なことなので追記しておきます。 「もちろん、世界中には多数のケーブルメーカーがあり、各社のトップクラスの 製品を愛用されている皆様においては異論ありとおっしゃるでしょうが、 あくまでも上記のシステム構成と当フロアーにおいて私が実物を確かに聴いた ものという範囲での評価であることをお断りしておきます。 将来的には当フロアーに持ち込まれたスピーカーケーブルによって、前述の私の ランク付けが更新されることも十分にあるわけですから、あくまでも私の実体験に 基づく範疇での評価であるとご理解頂ければと思います。」 私は多くのケーブルを聴いてきましたが、世界中のすべてのケーブルを聴いたと などと大言壮語することはありません。まだまだ未知のケーブルがあるでしょう。 しかし、人よりも多くの経験則をもとに私に対する信頼感を重視するのであれば、 当フロアーで聴き評価してきたという実体験に基づく評価しか述べることはありません。 日本音響エンジニアリングHybrid-ANKHによるH.A.L.の劇的な音質進化! https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1602.html そのためにも上記のような設備投資と音質追求を続けているものであり、私が下した 評価そのものを実演することができるという自信に基づくTa.Qu.Toシリーズの推薦で あるということを述べておきます。 H.A.L.のオリジナル商品であるから全てに勝るというような幼稚な表現はしません。 むしろ、これを読まれたケーブルメーカーの方々、あるいは海外の高級ケーブルを 輸入されている方々が自社取り扱いケーブルを当フロアーに持ち込まれての試聴と 評価を行って欲しいということは歓迎すべきことであり、公明正大な評価を私の 感性とH.A.L.レベルの音質にて行っていきたいと考えているものです。 音質に自信ありというケーブルメーカーの挑戦を楽しみにしております! さて、話を戻しますと…上記のように同一ブランドで統一して試聴することで、 そのメーカーの目指すところ理想とする音質が確認できるものと思いますが、 オーディオ専門店においても、またオーディオ雑誌の試聴室においても、更に オーディオメーカーや輸入商社の試聴室、多くのユーザーの自宅においても その様な状況でケーブルの音質評価をすることは大変困難な事だと思います。 あるスピーカーケーブルを評価するにしても、他社のインターコネクトケーブルを 使っての再生音であり、インターコネクトケーブルを試聴しているつもりでも他社の デジタルケーブルを使用しての演奏であったり、特定のコンポーネントに接続した 電源ケーブルを聴いているつもりでも他のコンポーネントに付属品の電源ケーブルが 使用されていたりと、聴いている音の由来に関しては枚挙にいとまがないものです。 どこか一か所だけに使用したケーブルの音質を評価するということは、テストに 使用する機材と環境によっても音質変化が左右されるものであり、その基準という ものは相当に作り込んだ試聴室とシステム構成でなければ難しいでしょう。 試聴するシステム構成で共存する他社ケーブルの影響を受けての過剰評価、または 他のケーブルで損なわれた情報量のために本領発揮出来ない状況と、ワンポイントの ケーブルにフォーカスを絞り込んだ場合の音質評価は厳密にいうと大変困難なのです。 当然のことながら、Ta.Qu.To-Zeroの生みの親であり、Ta.Qu.To-SPLのパフォーマンスの 確認も、ここH.A.L.において行ってきた吉崎さんの胸中にも上記のフラストレーションが あったという事なのでしょう。 確か昨年末頃だったでしょうか、ある用事のため車で移動中の際に隣りに座る 吉崎さんからポツリと出た一言。 「やっぱりインターコネクト作らないとだめかな〜、やってみようかな〜!」 既に構想が頭に中にあったのか、以前と同様に私が休みの日に当フロアーを貸し切り、 試作品の試聴と修正を行う事数回、数十時間をかけての開発が始まったのでした。 その試作第一号を聴いたのは2020年2月9日のこと。ここがスタートだったのです! [2]Ta.Qu.To-SPLの音質的実績から躊躇なく採用した導体と構造 この段階で完成したTa.Qu.To-XLRの外観画像を下記に紹介致します。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608153539.jpg 今後の解説のためTa.Qu.To-XLRの内部構造を下記に紹介しておきます。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608153602.jpg 先ず導体としてはTa.Qu.To-SPLと同じくDuelund Coherent Audioを採用しています。 https://duelundaudio.com/cable/ ただし、スピーカーケーブルの12AWGから1番手細い16AWGへ変更しています。 https://www.partsconnexion.com/DUELUND-81415.html XLRケーブルの2番から3番までの信号ケーブルですが錫メッキ銅線+銀線の構成、 1番のグランドは錫メッキ銅線のみです。 上記線材をシルク被覆する所まではスピーカーケーブルと同様で、1本1本に PFAスリーブ(テフロンスリーブ)を被せ、それを3本纏めてから特殊な EMIシールドスリーブを被せている。 線材を細くし、新たにPFAスリーブ、EMIシールドスリーブを採用するに至ったのは、 インターコネクトケーブルはスピーカーケーブルに比べて、流れる電気信号が小さく、 高周波・電磁波の影響を受けやすく、その対策として吉崎さんが聴きながらトライした 結果で音が良かったからという音質本位の選択だったという。 上記の二種のスリーブのロール状態の画像 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608155742.jpg EMIシールドスリーブ・PFAスリーブ共に、スピーカーケーブルで採用した 真鍮スリーブや静電防止スリーブと同じTechflex社製の製品でFlexo Shield https://www.techflex.jp/metal-shielding/flexo-shield ケブラー糸に凄く細い錫糸をコイルの様に巻き付けて線材を作り、その線材を スリーブにしているので大変シールド性が高く、軽くやわらかい製品になっおり、 宇宙産業系や通信系などに使われている。 EMIシールドスリーブの実装状態は下記 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608155802.jpg Flexo PFAテフロンチューブは硬さが有るのですが、PFAスリーブは、テフロン同等の 電気的特性に加えて柔らかさと弾力性などが特徴。 https://www.techflex.jp/advanced-engineering/techon-pfa Flexo PFAテフロンチューブの実装状態は下記 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608155828.jpg その後の構成は、スピーカーケーブルと同様に特殊ゲル巻きし、真鍮スリーブ、 静電防止スリーブで包み込み、手裏剣型制振ダンパーの構成となる。 振動吸収特殊ゲルの実装状態は下記 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608155854.jpg 次にケーブル両端に装備され企業秘密となっている特殊なパーツを収納している スタビライザー的な機能も含むカプラーにもこだわりがある。 下記の画像は何気なく見てしまうが、国内の専門メーカーに依頼してアルミから 削り出しているカプラーは内部径が異なるもの。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608165453.jpg その仕上げにはカニゼンめっきを施し耐久性と高級感を両立させている。 http://www.kanigen.co.jp/history.php これをTa.Qu.To-SPL同様にカーボンパイプに取り付け、インターコネクトケーブルに 求める電気特性と制振効果を発揮させる独自のキーパーツが作られた。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608165506.jpg これらのこだわりを徹底した吉崎さん曰く、音質的に効果の高いものを妥協なく 採用していった結果、製造コストは予想以上になってしまったとのこと。 上記の項目に関しては内部導体の選択と各種スリーブの処理法などは吉崎さんの 開発過程において徐々に進化発展し、最後の黒い外皮シース仕上げとして静電気 帯電防止スリーブで包み込むところまで行われた。ここまで私はノータッチ! https://www.techflex.jp/metal-shielding/flexo-anti-stat [3]試聴の上で採用したユニークなアイソレーション方式 Ta.Qu.Toシリーズケーブルの外観上の最も大きな特徴は何と言ってもこれ! 名付けて! S.F.I.S(Self floating isolation system)です!★特許取得済み 前記の内部構造図で「制振ダンパー」としているグレーの手裏剣のような形のもの。 この材質はTa.Qu.To-Zeroのアイソレーションでも使用したクレハエラストマーの VBRAN G-N57という5mm厚のシート素材で、適度な柔軟性と形状維持が同時に可能。 それをハンドプレス機によって一個ずつ抜型を使って打ち抜いて作っていくのです。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191019171033.jpg このS.F.I.Sを20センチ間隔で取り付けると下記のように床からフローティングし、 床からの振動から完全にアイソレーションするという独自機構なのです! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191019110527.jpg さて、吉崎さんが持ち込んできた試作第一号にも装備されていましたが、前述の アルミカプラーとカーボンパイプは開発中で取り付けられていないものでした。 そこで私は考えました。スピーカーケーブルであれば床の上を這いまわる可能性が あるのでSelf floatingという発想はグッドアイデアなのですが、インターコネクト ケーブルの場合には、ラックの裏側で宙吊りになっていることがほとんどでしょう。 当フロアーのようにプリアンプとパワーアンプが数メートルも離れているのであれば、 スピーカーケーブル同様に床の上を引き回すことはありますが、ラックに収納された コンポーネント間の接続であれば床とのアイソレーション効果は不要ではないかと。 ここでも多数のコンポーネントをつなぐケーブルがラックの後ろ側で、まさに のたうつように折り重なっており、その多くは宙吊りで配線変更の際には ケーブルを引き抜きたい時に手裏剣ダンパーがあると逆に邪魔になってしまう。 そこで、吉崎さんには本当に面倒をかけるのだが、手裏剣ダンパーなしの試作品を 作ってもらい、果たして音質に変化があるかどうかを実験しようということに…。 そして、数日後のこと、手裏剣ダンパーなしのケーブルだけという試作品が届き、 試作第一号との比較をしたわけです。すると… 音質的特徴は後述しますが、制振ダンパーがないと音像が大きく膨らんでしまうと いうことを発見しました。もちろん、ここでいう音像サイズとは当フロアーの リファレンスシステムだからこそ発見できるものなのですが、これには驚きました! では、何らかの制振ダンパーがあった方が音質的には良いと分かりましたが、 それにしてもスピーカーケーブル同様の手裏剣型ダンパーという形と大きさが 必要なものなのだろうか? もっと扱いやすい形とサイズのダンパーではダメなのか? そんな素朴な疑問が浮かび、こんな形の制振ダンパーを作ってもらいました。 材質は同じですが下記画像の左側にあるリング状ダンパーを取り付けてみたのです。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20200608165523.jpg 制振ダンパーが一切ない状態の音質に比べて多少の変化はありますが、この後に 再度手裏剣型ダンパーで聴くと違いは明らかでした! これには参りましたね〜! Self floatingというアイデアは本来は文字通り床から浮かせるという発想だったの ですが、宙吊り状態であっても制振効果が音質にもたらす影響がこれほどあったのか! と実験してみて納得しました! [4]他のケーブルにはない最大の特徴! 音像を支配するTa.Qu.To-XLRの神業! Ta.Qu.To-XLRの詳細な音質評価は今後述べていくことにして、今回は[1]で 述べているように、Ta.Qu.Toケーブルの特徴を当フロアーのシステムと環境で検証し、 自信を持って推薦するものですが、その特徴を一言で言えばスピーカーケーブルの 時と同じように音像の支配力というポイントを上げたいのです。 もちろん何段階もの試作において聴いてきた進化があったのですが、その中には 音像という着眼点の他にも余韻感、空間表現、質感の評価など複数項目がありましたが、 総合的に見て上記の手裏剣型ダンパー採用決定の後にも更なる追求がありました。 試作第一号から数えて私が試聴した試作品は覚えている限りでは六種以上ありました。 一般の方が傍らで聴いていたら、どこが違うのか分からずに何で同じ曲を何度も 何度も繰り返しているのだろうかといぶかしむような試聴を繰り返してきました。 インターコネクトケーブルの設計ノウハウとして、こんな項目があるのか、いや! 私が感じているポイントが微細すぎるのか神経質になり過ぎなのかと、多少の躊躇も あるのですが違いが解ってしまうのだから仕方ありません。 それは各過程ごとの試作品にナンバーを付けたとして、何番目と違う、何番目の方がいい、 ということで見た目が変わらない試作ケーブルの音質的相違を吉崎さんに指摘し、 何か試作ナンバーによって違うところはないのかという質疑応答の繰り返しと、 その度に試作品を分解し修正を加えるという繰り返しがあったのです。 企業秘密ということで試作品に加えた修正ノウハウは公表できないのですが、 例えば上記で紹介したカーボンパイプの中に極めて細い数センチのケーブルが あるかどうか。 また、最終段階では試作ナンバーは違えども外観はまったく同じという完成間近と いう状態で、二種類の試作品で極めて微妙な余韻感の違いがあるのはなぜか? という疑問を伝えたところ、吉崎さんは悩んでしまいました。構成パーツと同じ、 構造も同じ、制振ダンパーを含む仕上げも同じ…、いったい何が違うのか? 散々悩んだ挙句に考えられるのはカーボンパイプに仕込まれている細く短い ドレインワイヤーに使用したハンダしかない、それも米粒ほどの微量なハンダだと 吉崎さんから連絡がありました。そこには信号は流れていないのに! 以前には都内にお住まいだった吉崎様は今では大坂の自宅に戻っているので、 ここで聴いた音をいっしょに比較してという事が出来ないので、私が感じたことは メールでのやり取りで伝えるしかなく、その度に宅急便で試作ケーブルを送り、 何回も往復させるという取り組みが続いていたものでした。 二種の試作品で違うところは極めて微量のハンダのみ、ということで私が評価し 基準としてきた試作ナンバーと同じハンダに変更してもらい、それを再度ここで 確認し同じ音質になったことに納得することで完成という事になりました! 本来ならば開発過程において私が試聴した課題曲での音質評価も本稿に加えての リリースをと考えたのですが、開発期間中に聴いた課題曲が多すぎた事と、 更に完璧を目指す長尺ものインターコネクトケーブルが加わったこともあり、 結果的にアナログ信号のシグナルパスを全てTa.Qu.To-XLRで統一するまでになりました。 つまり[1]で述べていた同一ブランドによる音質評価の基準がアナログ領域で 完成したという事から、今後課題曲によるインプレッションを別として発信して いこうと思います。 今後述べる音質評価に期待して頂ければと思いますが、そこに至る開発コストも 含めてTa.Qu.To-XLRの価格は次のように決定しました。 ■Ta.Qu.To-XLR 完全受注生産 / 納期は受注後約一か月程度 1.0m 税別¥600,000. / 1Pair 1.5m 税別¥650,000. / 1Pair 2.0m 税別¥700,000. / 1Pair 2.5m 税別¥750,000. / 1Pair 3.0m 税別¥800,000. / 1Pair 0.5m追加ごとに+¥50,000.にて特注可能 今回は冒頭[1]の中でケーブル総合メーカーとしてのTransparentの素晴らしい 試聴室の在り方を紹介し、また同社員にはミュージシャンが多いとも紹介しました。 ここH.A.L.はTransparentに負けない音響空間を目指し、Transparentの試聴システムを 上回るスピーカーとコンポーネントを、しかもシーズンにおいて多数の製品を入れ替え、 ケーブル開発者に文字通り研究の場を提供してきたということです。 そして、吉崎さんは楽器こそ演奏しませんが、長く豊富なオーディオ歴をお持ちであり、 その耳と感性は再生芸術としての演奏家、つまりオーディオミュージシャンとも言える 経歴をお持ちの方なのです! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- ここでTa.Qu.To-SPLのリリースで述べた一節を引用し次のように結んでおきたい。 「皆さんはインターコネクトケーブルに何を求めるだろうか!?」 私は今の段階になって、この言葉を撤回しなければと考え始めているのです! なぜか!? それは聴感上の周波済特性にまつわる議論に終始していた私、あるいは私たちは Ta.Qu.To-XLRの音を知らなかったからです! つまり、Ta.Qu.To-XLRの音を知らなければ相変わらず過去の論点でのみインター コネクトケーブルを評価するしかないということです。 今後私のリリースをご一読頂き、そして皆様のコンポーネントでお試し頂いたとしたら、 その時こそ「皆さんはインターコネクトケーブルに何を求めるだろうか!?」と新たに 問いかけることが出来るでしょう。 2020年夏、H.A.L.の音は変わりました! これからは皆様のコンポーネントによるオーディオシステムの音を変える時なのです! どうぞご期待下さい! ハルズサークル会員限定企画としてY'Acoustic System Ta.Qu.To-SPL & XLRの 自宅試聴モニター企画を実施中です。この機会に是非ご入会下さい! https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/circle.html |
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